【生徒更新】ラーメン屋で思ったこと
やる気不振
やる気が出ない。そう思っては、部屋の隅でモチベーションを探した。
他の受験生にやる気の繋げ方を聞いて、分かった気になっては意気消沈をくりかえした。
とあるラーメン屋へあるく
ある日、いつもより大人数で近くのラーメン屋にくりだした。
雲は暗く重い。今にも降り出しそうな鉛色の空。
半袖で風を浴びる私に、寒くないのかと茶化しがはいる。
しばらく歩くと看板がみえた。
人が多いので、幾らかの数で分かれて食べる。
私の向かいは、同級生の少女と一人の後輩であった。
後輩と話して
味噌ラーメンの海、チャーシューを飲み込むと、私は二人と話した。
同級生の少女と話すことはしょっちゅうだったが、後輩とは話したことがあまりなかったので、少し緊張した。
なにを思ったか私は後輩に、どうしたら勉強のやる気がでるのかとふった。
志望校に向かって頑張る事。
後輩は、そう聞かせてくれた。
話を聞いて思ったこと
後輩の志望校への熱量を受けて私は、こうはなれないと思った。
私がこれほどまでに大学受験を受け入れることはないだろう。
それでも、私が勉強に打ち込むための起爆力は十分に満たされた。
それは、きっと後輩の存在を近くに感じられたからだろう。
後輩が憧れてくれるような先輩になりたい。
外的要因だからといってモチベーションにすることをためらっていた。
それでも、ここまで強く心を揺り動かすモチベーションは生涯通しても中々ない気がする。
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