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パラリアの三次会【土曜日更新】

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パラリアCEO浅見、東大前校の木元・オギタが「二次会」のノリで、ときに真面目にときにだらりと語り合う、「パラリアの二次会」で出てきたわかりづらい用語を解説したり、気になったところ…
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第9夜 先生について、そしてポスト・シンギュラリティの教育論? の解説

今回は、第9夜の解説をしていきます。 【要約】前半は、先生はなぜ専門職なのかという問いと、先生はなぜ「でもしか先生(先生にでもなるか、先生にしかなれない、というような、あまり肯定的でない職業としての先生)」と言われるのかという問いの二つが中心になる。 「なぜ専門職なのか」という問いについては、教師はいろいろな子供がいる中で、社会に適応できるように教育しなければならないが、そういった教育能力は生きているだけでは身につかない。そこで、大学で教育を専門的に学んでいないといけない

第7夜 パラリアの3次会

あらすじ録音当時の時事ネタ(参院選)にひっかけて、東京大学教授の安冨歩氏(当時れいわ新撰組候補)の主張を検討するところから今夜の2次会は始まります。 (木元が理解するかぎりでの)安冨歩氏の主張木元は、安冨氏の主張を以下のように要約します。安冨氏は、いわゆる「教育ママ」の家庭に育ちました。彼によれば「教育ママ」の「教育ママ」たるゆえんは、子供の根源的な自己肯定感を否定することにあります。つまり、ある基準(たとえば、一定の偏差値)を設定し、「それに達しなければだめなのだ!」