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社長ブログ

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パラリア社長の考え方をまとめています。
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2019年4月の記事一覧

「できない」と「やらない」は大きく異なる

人は何でもできるわけではありません。できることとできないことがあり、できないことをできるようにするために努力します。 パラリアをはじめ、大学受験を支援する学び場も、入試問題ができない高校生が、解けるようになるために努力する場だと思います。 その過程で大きな問題が2点あります。それは①勉強に向かえないこと、②勉強しているのに成績が上がらないこと、です。 これら2点が、受験生が悩む2つの大きな問題です。 これらのどちらか、または両方で悩む場合がほとんどです。逆にこれら二つ

パラリアでスケジュールを立てるとこうなります

「あなただけのスケジュールを作成します」・「完全オーダーメイドの個別指導」等、オーダーメイドを謳う学習塾は無数に存在します。 実際には、この「オーダーメイド」の意味が場所によってバラバラです。 パラリアもオーダーメイド型、つまり決まったスケジュールを中高生に提供するのではなく、一人一人に合わせてカリキュラムを作成するタイプの学び場です。 そこで、パラリアではどのように学習スケジュールを組むのか、具体的にお伝えします、他の学び場と比較する際の参考になればと思います。 本

基本中の基本。「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」

パラリアに来て2か月前後の生徒が良く言うのは「このスケジュール、自分でもできますか?」という言葉です。 パラリアに来て2か月前後ですと、この発言をしないわけにはいきません。ここがパラリアのミソといっても過言ではありません。 他の塾と明確に違う点の一つですが、隠さずに書いてしまおうと思います。 何をもって「勉強した」と考えているのかを知るパラリアに来て最初の1か月~2か月は、その中高生がどんなスケジュールの立て方をして、さらにそのスケジュールに対してどのような姿勢で取り組

雨の日の動きで、その人のスタンスがわかる

私は雨の日は気合いが入るタイプです。 集団の中の自分を考えると、自分と同じ立場の人が多ければ多いほど、そしてその人たちのモチベーションが高ければ高いほど、逆にやる気を失います。 理由は私自身ハッキリとはしませんが、今振り返って思うこととすれば、小・中・高とずっと、生徒数が非常に多い学校に行っていたからかもしれません。 それだけ人が多いと、自分が一番できることはなかなかありません。自分独自の何かを自覚するのも難しいです。 当時から、「自分独自の何かを持たなければ」と無意

「人からでないと学べないもの」がわかる3つのストーリー

私がパラリア創業前までに先輩方から学んだことのうち、今でも強烈に自分を動かしている3つの例えを書きたいと思います。 出典など細かいことは気にしません。「私自身が非常に腹落ちした」・「今のパラリアにいきている」その二点が選定理由です。 自分の限界は自分では自覚できない一つ目の例え話は、サーカス団のゾウです。私が学部2年の春に、30代の個人事業主の方から伺ったお話です。 サーカス団のゾウは、とても小さな鎖につながれて管理されている。結んである杭も小さく、ゾウなら簡単に引きち

行動が相手に伝えている情報は少なくないです

「学校のプリントの整理ができません」・「時間の管理ができなくて、家ではいつも子供に口を出してしまいます」等、お子様が自己管理できないお話を良くうかがいます。 これは大抵の場合、ご家庭をはじめとする周囲の大人の対応に改善の余地があることが多いです。 サポートしようと介入すればするほど、できない人になっていく 「自己管理ができないとされる」子供がいるご家庭では、学校のプリントの管理や学校からの連絡事項、明日提出の宿題の情報まで、親御さんがすべて知っていることが多いです。 実

パラリアのスタッフが強烈に怒る、唯一譲れないものがあります

パラリアのスタッフが強烈に怒る、唯一譲れないものがあります。 パラリアでは「筋を通すこと」を最重要視しています。 受験生である前に必要なことです。受験生に限らず、誰にでも必要なことだと強く信じています。 私自身さまざまな学習塾・予備校の現場で末端の作業をやってみて、学習塾・予備校という環境において、実際には筋が通っていない状況が非常に多いと感じています。 先生の了解を得るのが目的の、架空の学習スケジュール 学習塾のサービスとしては、授業を提供するというのが一般的です

パラリアのデメリットをお伝えします。

ポジティブな方と比べて、ネガティブな方は「デメリットがデメリットではない」と判断できる方が有力であると感じることも多々あると思います。 良いことばかりお伝えするのもフェアではありませんので、パラリアのデメリットについて書いてみようと思います。 学力面と生活面の二つの視点から一つずつ挙げますと、 学力面のデメリットは、「計画を立てる」という時間を確保する必要が出てくる点 生活面のデメリットは、高校を始めとする周囲の友達との会話が楽しくなくなる可能性がある点 以上の二点

パラリアが勝ち方にこだわる本当の理由

「勉強は頑張っているけど、どうも成績が上がらない」、「学校のテストはいいけど、外部模試の成績が良くない」 こういった問題は、「最終的にどんな力を身に付けるべきか」が理解できていないことによって起こります。 私自身高3の時は休むという概念がなく、四六時中勉強しかしていませんでした。それにもかかわらず、どんなに勉強しても偏差値は50のままでした。 現役時代の私も同じ勘違いをしていましたが、「最終的にどんな力を身に付けるべきか」がわかっていないと、現在の努力が正しいものなのか