見出し画像

おフランスかぶれへの道①

「趣味は海外旅行」と物申しているものの、コロナが始まってから約4年も海外旅行をしていない。もはや趣味とはいえない域にまで陥りかねないため、今回勢いでフランス・パリへ行くことを決意した。

なぜフランス?
物心ついたときからフランスへの憧れが止まらず、Made in Franceとつくものはガラクタでもアンティーク()と称して集めていた。20代で初めてパリへ旅行したが、仕事の都合上2日半しか滞在できなかった。今思うと大変許しがたいことに、ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿、エッフェル塔などのフランスを象徴する場所はほとんど訪れていない。パリを満喫するどころかパリ症候群にもなれないまま帰国することとなった。

今回は絶対にフランスを楽しみ尽くすという強い気持ちとリベンジ精神をもって旅行したく、日本にいるうちにフランスへの思いを高めるための漫画や映画、ドラマなどをnoteにまとめてみた。


📚漫画・書籍📖

🌟ベルサイユのばら

あらすじ:
フランス・ブルボン朝後期、ルイ15世末期からフランス革命でのアントワネット処刑までを描いている。前半はオスカルとアントワネットの2人を中心に描き、中盤以降はオスカルを主人公として、フランス革命に至る悲劇を描いた。

Wikipedia

言わずと知れた名作漫画。学生時代、ストーリーや魅力的なキャラクター、絵柄の美しさに引き込まれ、何十回も読み込んだ。大人になった今読み返してもやはり面白く、読み終わる頃にはロスを防ぐためアニメにも走った。
ベルばらのおかげでフランス革命前後の世界史だけは詳しくなれたので、フランス史を学ぶのにもおすすめ。

若き日のマリーアントワネット@ベルサイユ宮殿
推しキャラ ジャンヌ の
強気な発言

🌟フランスはとにっき

あらすじ:
30歳を目前に、無職で独身。ヒマな時間をもてあましていた藤田里奈(作者)はワーキングホリデーで海外に1年住む事を決意! 海外に行って戻ってきたら就職するから、最後の記念に趣味の漫画を描き上げて、出張編集部に持ち込みをしてみようと思いコミックリュウ編集部へ。そこで出会った編集者の目に止まり、漫画の連載が決まった! え、私1年ほどフランスに行くつもりなんですけど!?

Amazon

パリでのリアルな実生活やフランス人とのやり取りを描いた実録漫画。全ページフルカラーで読み応えがとてもある。
作者(はと)の視点が面白いフランス体験記で、続編シリーズもいつの間にか全部揃えていた。🕊

若き日のマリーアントワネットに扮した作者


🌟フランス人は生きる喜びを知っている

YouTubeで人気の仏政府公認パリガイド、「Ryoko Paris Guide」が書いたエッセイ。在仏23年、フランス人の夫と10歳の娘と暮らす著者が、「人生を貪欲に楽しむ」フランス人の生き方や、庶民の日常と、海外在住のリアルを伝える。

Amazon

フランス流人生の楽しみ方、フランス人のものの考え方、哲学、恋愛観、バカンスの楽しみ方などが描かれている。

目次の一部を抜粋。
ジェラシーな感情しか湧かないフランスのライフスタイル

Je ne veux pas travailler(働きたくねぇ)が歌になるぐらいのマインドで日本も働き方改革を実行してほしい。日本人からするとフランス人はまさに「生きる喜びを知っている」だなと思う。


🎞️ドラマ&映画🍿

⭐️エミリーパリへ行く

あらすじ:
シカゴでマーケティングの仕事に励んでいたエミリー・クーパーは、思いがけずパリで念願の職を手に入れ、仕事に恋に友情に全力投球の夢の海外生活を開始する。

Netflix

おパリの風景を楽しむことができるのはもちろん、ストーリーや人間模様も面白く、シーズン化されている。

おフランスと言えばベレー帽

Sex & The City が好きな人は楽しめるはず。そして恐らくサマンサが好きな人はシルヴィーを好きになる。

主人公エミリーの(鬼)上司・シルヴィー

⭐️パリ20区、僕たちのクラス

あらすじ:
パリ20区にある中学校の教室。始業ベルが鳴ってもおしゃべりは止まらず、注意をすれば揚げ足をとる“問題あり”の生徒たちに囲まれて、国語教師フランソワの新学期は始まった。移民が多く、母国語も出身国も異なる24人の生徒たちに、フランソワは正しく美しいフランス語を教えようとしていた。しかし、スラングに慣れた生徒たちは反抗的な態度で教科書の朗読さえ拒否する始末。言葉の力を教えたいフランソワは、生徒たちとの何気ない対話の一つ一つが授業と考え、どの生徒にも真正面から向き合うあまり、彼らの未成熟さに苛立ち、悩み、葛藤する・・・。

Amazonより

パリのリアルな中学校の風景を描いた作品。日本の小中学校では到底起こらないようなことが勃発する。もはや学級崩壊で気が滅入るような場面もあるため、おフランスのキラキラなイメージは確実になくなる。

この映画自体はフィクションだが、見終わる頃にはあの生徒はその後どうなるのか?これからどうやって幸せを掴むのか?と案じてしまうほど、リアルで心に残る映画だった。


思いのほか長くなったため、気が向いたときに第二弾を出したい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?