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【NYつぶやき】阪急うめだニューヨークスタイルマーケットに行ってきた!の巻

こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。

あら!ニューヨーク催事!

本日は繊維未来塾という勉強会に参加するため大阪・梅田へ。その前にフォローしているブランドさんのPOP UPを拝見しようと阪急うめだ本店へ行ったところ『ニューヨークスタイルマーケット2024』が開催されていました!時間がなく、さっと会場を足早に一周することしかできなかったのですが忘備録noteです。

会場、ひと少なめ


金曜午後14時、催事会場にはお客様が多くはなく、、FOODコーナーの他には『フィッシュエディ』というテーブルウェア専門店さんに人が集まっていたくらいでした。えー!?ニューヨーク催事って弱いの!?同時開催の『世界のかわいいもの展』の方が集客していたような(じっくり見比べていないので断言できませんが)。35度を超える残暑で客足も落ちているのでしょうか。バレンタイン・フランスフェア・イギリスフェアなどメガトン級催事に比べて、百貨店マダムたちへの訴求力が弱いのは否めませんでした。(上記3企画はバケモノ級の集客と売上)

フィッシュエディ人気!

ここだけたくさんの人

フィッシュエディは、ニューヨーク市で人気のテーブルウェアとホームデコの専門店です。1986年にオープンし、ユニークなデザインとヴィンテージスタイルの食器、カトラリー、グラスウェアで知られています。この店は、レストランや一般家庭向けに個性的で実用的なアイテムを提供しており、特にニューヨークをテーマにしたデザインが多くの人々に愛されています。幅広い品揃えと手頃な価格が特徴で、観光客にも地元住民にも人気のショップです。

ジピチャンまとめ

ダイナー風のお皿、かわいいけれど、皆さんどんなテーブルコーディネートで使うんだろうか?

ファーバッグMOTCHIRI


イベント会場、正面にエリアを構えていたのがファー素材のミニバッグMOTCHIRI。ファーといえば、日本・和歌山が産地ですね。ニューヨーク渡航前に産地見学に行ってきました(MOTCHIRIのファーがどこの産地で作られたものかは知りません)。これがアートピースとしても評価されてるのかあ、、。

A-0は、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するクリエイティブスタジオで、ファッション、アート、デザイン、テクノロジーの分野で新たな創造性を追求しています。アートとファッションの境界を越え、実験的なプロジェクトや独自の視点を取り入れた作品で知られています。

そのA-0が生み出したブランドMOTCHIRIは、ブルックリンの多文化なエネルギーと、ニューヨークの自由なスピリットを融合させたユニークなコレクションを展開しています。MOTCHIRIのデザインは、ファッションアイテムとしての機能性だけでなく、アートピースとしての美しさや物語性を大切にしています。

『フラッフィーミニバッグ』は、ふわふわした感触と丸みのあるフォルムが特徴的なアイテムであり、かわいさと使い心地を追求したデザインです。ニューヨークのアートシーンからインスピレーションを受け、日常にちょっとしたアートのエッセンスを加えることができるこのバッグは、阪急うめだ本店「ニューヨークスタイルマーケット2024」にて初めて日本で登場。

めざましmediaより引用

アップサイクルのzero waste daniel

デザイナーさんご本人が、会場にミシンもセットされていました。パッと見ただけで、廃棄される素材を縫製して仕上げた作品だなということがわかります。少しググると2019年の阪急うめだNY催事にも出展されていました。

ゼロ・ウェイスト・ダニエル(Zero Waste Daniel)は、ニューヨークを拠点とするサステナブルファッションブランドです。このブランドは、デザイナーのダニエル・シルバースタインによって設立されました。ゼロ・ウェイスト・ダニエルは、その名の通り、衣料産業で出る廃棄物を削減することを目的としており、廃材や余った生地を活用した衣服を提供しています。すべてのアイテムはハンドメイドで生成され、環境に配慮したエシカルなファッションを提案しています。ユニークでカラフルなデザインが特徴で、持続可能なライフスタイルをサポートするブランドとして注目されています。

ジピチャンまとめ

私が見た時にはブースにお客様がなく、手持ち無沙汰そうに見えて、、「せっかくニューヨークから来てくれているのにがっかりしないだろうか」とこちらもソワソワ。会場の奥の方のブランドさんも、お客さんの通りが少なく、POP UPの闇が見えました。

日本未上陸って、もはや難しすぎ!


FOODはトムキャットベーカリーやファットウィッチニューヨーク、ハーニー&サンズなど。食べ物ならもっと行列してるかと思いきやそうでもない。どこぞのデパートに行けば買えるものだと、もはや人を呼ぶのは厳しいってことですね。沖縄祭事のFOODコーナーの方がすごい人だった。普段、本州・大阪では食べられないモノだから、、。

大好きなニューヨークの催事、もっと活気があって欲しかったのですが、ちょっとそんな雰囲気ではなかったです。う〜〜〜ん、どうして?あと引っかかったのは、日本の百貨店催事用の味気ない什器にディスプレイされているから魅力が半減しているんじゃないか説。あの町で、あの空気で、あの垢抜けた、もしくはコテコテの風景の中で購買体験するからドキドキして魅力が増して見えるのだよね。

イベントはどこまで行っても水物。こわい。催事立ち上がりの水曜日、週末、いっぱいの来場がありますようにと思わずにいられないのでした。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケット、PARANOMADの取組について、◯◯が知りたい!など気軽にコメントください。



PARANOMAD
原田美帆

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