【パラナビコラム】トップをとることがゴールになる人、その先を見ている人

こんばんは!今日は私から久しぶりにコラムをお届けしたいと思います。
突然ですが私自身、自分に目標を課すということはとても大事にしているし、いいことだと思っています。
・3か月で3Kg痩せたい
・部署で売上一位になりたい
・30歳までに結婚したい
色々な目標があって、それに向かって努力をする人は素敵だなと思うし、私自身も奮起させられます。
でも、その目標って本当に相応なのかどうか、時々疑問に思うことがあります。
「3か月で3Kg痩せたい」という目標の裏側には「痩せてきれいになりたい」という本当の目的があります。目的を達成するための目標だから、それは相応だと思います。(何キロ痩せれば納得する“キレイ”な状態になれるのかは、できれば算段しておけるといいと思うものの)
だけど「部署で売上一位になりたい」「30歳までに結婚したい」は時には危うさがあるとも感じています。
前者の方は例えば「営業としての実績を積み、独立したとき人脈がある状態にしておく」というようなことが目的で、一位になることがその過程でしかないと捉えているのなら話は別です。
よくありがちなのは「結婚がゴール」になること。別に結婚をすることに崇高な目的がなくてもいいと思います。「とにかく結婚がしたいんです」というのを、相手の方と目線合わせができているのなら問題ないとも思います。
ただし、目的と目標はすり替えてはいけない。すり替わってしまったとき、自分一人で悩み、自滅することもあります。(私も経験があります)結婚のことで例えると、相手の未来や人生にも大きなインパクトを残すことになる。それはおそらく自分にとっても周囲にとってもHAPPYではないですよね。
何かを成し遂げたくて、何かを形にしたくてその道を歩く。その“何か”が目的であることを絶対に忘れてはいけない。
それに、その何かに向けてひたむきに頑張っている人ほど、人は魅了され付いていきたくなるのだと思います。
先日岡部さんが熱く語った「半沢直樹」にしても、本日、事実上就任が確定した菅さんにしても。(2位に大差をつけての勝利でしたが、岸田さんをメディアで見るたびに「首相になることがゴール」のように見えてしまって、この方が本当に首相になったらどうなるんだろう…経済学専門の岸さんもあの人ははダメだ!と、ある講演会で言っていたこともあり(笑))
目的は中央銀行の頭取になることでもない。首相になることでもない。その先の未来を素晴らしいものにしたい、その意志とこれまでの過程や実績があるから支持される。(菅さんについてはそうであってほしいという願いも込めて!様々な公約を掲げていますが、任期中に一つひとつ現実のものになるといいですね。消費増税には私は賛成ではありませんが。)
大人になると目的や夢を語ることが恥ずかしくなることもあるかもしれません。でも、ここには「それ、いいね!」という人しか集まっていません。だから是非、お互いの夢や目的について語り、小さな一歩でいいから目標を辿り、前に進んで行っていただけたらいいなとそう願っています。
これからもそんな場所に、みなさんと創り上げていけたら嬉しいです。

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