自分中心の人生について考えた一カ月間

自分ってどう知る?~POSIWILL CAREERと出会うまで~

 私は現在、パートして働いており、ここ最近、そろそろ一人暮らしがしたいと思うようになり、金銭的にも今のままでは一人暮らしが難しいことから、転職を考えるようになりました。
 いざ転職しようと動き始めるも、自己分析をしようとするがそのやり方も分からず、もうどうしたらいいかわからないその時、ネットやSNSで自己分析のやり方や転職サービスを探していると、POSIWILL CAREERの無料セミナーの案内を見つけました。それが、「キャリア設計のための自己分析セミナー」というセミナーでした。

 とりあえず受けてみると、自分のモチベーションの源泉(これがあるとやり続けられること)に、強制されないことという、今まで感じてこなかった自分の特徴があることに気づきました。この経験からもっと自分を知れるようになるんじゃないかと思い、無料のカウンセリングを受けることに。
 カウンセリングで、過去に仕事をすぐに辞めてしまったことやそれ以前の出来事から自分が心のそこで求めていた「安心感」の存在に気づきました。その事実を知った以上に、カウンセリング中もカウンセラーの方がつたない私の話をずっと聞いてくださり、親身になってくれたこともうれしくとにかく安心できる空間でした。この体験を通して、自分の心の土台がぶれていたことがわかり、心の土台を築く「キャリアデザインプラン」を受講することにしたのです。

POSIWILL CAREERでの体験

 私が利用した「キャリアデザインプラン」は全5回の面談と、その間に課されるワーク、トレーナーの方とのチャットでのやりとりを通して約1ヶ月間受講するものでした。
 トレーニングでは、今まで歩んできた人生や、仕事での経験を通して、自分の思考の癖(その人特有の出来事に対しての認識の仕方)、自分の強み、モチベーションの源泉を認識していきました。
 中でも印象的な体験がトレーナーの方との面談でした。仕事での自分のなりの強みを話している際、対話形式でどんどん詳しく聞かれたことに対して答えていく中で、私はこれまで普通に仕事をこなしていただけの感覚でいたのですが、(不安なことを残したまま家に帰りたくない、お客様との会話は、会話を楽しむより聞かれたことにしっかり答えることに重きを置くetc)実はその中で完璧主義的思考があることが分かったのです。
 自分では何となくやり残した仕事がある状態で家に帰るのは嫌だなと感じていましたが、その考え方がどこか完璧を求める姿勢の表れかもしれないと言っていただいた時、いままで考えたことのない発見ではありましたが、不思議となるほどなと納得できたのです。
 この納得感は、この発見が無理矢理こじつけたものではなく、対話の中で自然と導き出した答えであったことから感じられたものでした。
 また驚いた体験として、将来の展望を考えるワークを通して自分がありたい姿を考えたのですが、これまで将来について考えるとき、将来こうありたいと別のことを考えたとしても、どうしても思考の中に自分はこういう特徴のある人間だから無理だろうと諦めてしまっていました。
 しかしこのとき、4つのLという観点から(労働、愛、学習、余暇)数年後自分がこうありたい!と思う姿をなるべく具体的に思い浮かべることに重きを置きました。
 すると、自分の願望についてトレーナーの方と対話する中で、ただの願望ではなく、実現できそうと確信できるところまで道筋が見えてきたのです。これは、本当に驚きました。

POSIWILL CAREERを卒業して

 私にとってPOSIWILL CAREERの体験で何が一番良かったのか、それはトレーナーの方と深く自分について対話ができたことだと思います。
 過去の出来事について自分がどう思い、なぜそう思ったのかトレーナーの方とお話する中で、中にはネガティブな感情も思い出す場面もありつらいと感じるはずなのに、全体を通してとても楽しくワークに取り組めました。
 それは、対話を通してネガティブな感情も言葉で伝えることで、そのことが心の中で一人で抱え込むものではなく、客観的に見ることによって、改めてその出来事や感情を、自分の特徴の一部として認識できるように変わったからだとです。自分の特徴の発見の連続で、体感として自分の未知の領域に冒険しているような感じでした。それはもう、楽しかったです!

 また、何となくとしでしか感じていなかった気持ちをトレーナーの方に伝えると、トレーナーの方から具体的にこの感情はこういう特徴に当てはまるんじゃないかと、無理矢理ではなく納得した形でまとめてくださるので、強みや特徴もしっかり言語化してくださり、本当にありがたかったです。
 結果、POSIWILL CAREERでの一カ月は私にとって今まで経験できなかった自分の考えや思ったことをありのまま吐き出せた貴重な時間であったと思います。卒業した今でも成果を見て振り返り、また分かったことに対して自問自答することで、自分の特徴の発見に役立てています。
 ここで見つけた自分の特徴が生かせる環境探しに、今後は行動していこうと思います。

 という、ただの将来に不安を感じていた人間の転職に向けて決意するまでの道のりを書いた文章でした。
 長々と失礼しました。


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