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気軽に簡単子連れ出勤!~1・2歳イヤイヤ期~③

1歳を過ぎると、どんどん自我が出てきます。
親の仕事についてくること自体を嫌がるかもしれません。

ジッとはしていられないこの時期の子連れ出勤は、大変です。
決しておススメできません。自分も会社も子どもも、みんながハッピーになれる方法を考えたいですね。

企業側の姿勢

もし、会社に必要な人材が、お子さんが保育園に入れないばかりに、復職または就職できない場合、どうしますか?

①在宅勤務や配置換えなどして、保育園に空きが出るまで待つ
②ベビーシッターを雇って自宅で保育する
③ベビーシッターを雇って部屋を用意し、会社で保育する
※シッター費用は助成金が利用できる可能性あり!

①は現実的ではありません。いつになるかわかりませんし、育児休暇は最長2年まで。つまり、これ以上は雇用保険からの給付がなくなります。会社で給料を支払いますか?

②は、1対1の2人きりで自宅にいるのは、親としては心配ではないでしょうか?保育園や幼稚園のように、お友達はいませんし、行事予定があるわけではありません。在宅勤務が可能で、部屋が別に用意できるのであればベストです。

③は、2016年度から始まった「企業主導型保育園」事業のように、自社で保育施設を運営するのは、中小零細企業にとってはハードルが高いでしょう。助成金を申請するためには、まとまった資金(設立費と開設後直後の運営費として数千万円)が必要です。

おススメは、自社で保育士や看護師資格を持つベビーシッターを雇うことです。その場合は、やはり部屋が必要となります。ただし、自社内で、自社の子どもを預かるだけなので、自治体への許可申請は不要です。

この方法は、当団体で実際に行っていた事業の一つです。
介護関係の会社様からご依頼をいただき、お預かり事業を行いました。

公的な預り先が決まるまでの約2年間、介護福祉士または調理補助としてパートタイムで働くママのお子さんをお預かりしました。
部屋は、元々休憩室として使っていた、高齢者施設の1室を利用することができました。現在もお仕事は継続中だそうです。

幼稚園に入れる3~4歳までは、工夫をしながらなんとか乗り切りたいですね。






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