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医療的ケアが必要な子どもの親の働き方

子どもの学校、療育、病院など、付き添いが必要なため、子どもに費やす時間が多く、1日のうち、仕事に割けられる時間が限られています。入院となると、24時間付き添いが必要なので、出勤はできません。
家族や周りのサポートにより、その時間が多少あったとしても、フルタイム勤務や正社員としての働き方はなかなか難しいと思います。

3歳未満の子育て中のママ状態が、ずっと続くイメージです。

また、いざという時にはすぐに駆け付けられるよう、子どものいる所から遠く離れるような場所でのお仕事も不安でしょう。限られた時間の中で、移動時間はもったいないい時間となるので、移動時間をかけなくて良い場所でお仕事ができるのが理想です。

就労する際の「時間と場所」は、医ケアっ子ママだけはなく他の障がいっ子ママの共通の課題だと思います。

ひいては、未就園児(3歳くらいまで)のママたちの共通の課題です。

ということは、ずーーーっと書き続けていますが、「時間と場所にしばられない働き方」が実現すれば、ママたちが働けるようになるっていうことなのでえす。

もっと、広く見ると、家族の介護や病気やケガ、ご自身の障害や病気などが理由で「働きたくても働けない」人たち、みんなが働けるようになるということです。

働く目的:なぜ、働くのか?何のために?誰のために?
働く目標:働くことを通してどうしたいのか?どうなりたいのか?

これを自分の中で明確にしておくことが必要にはなります。十人十色。人それぞれ違って当然ですし、何が良い悪いという判断することはありません。そして、毎日変わってOKです。

働き方は生き方です。
何のために生きるのか?どんな人生を送りたいのか?
働くことはそこに直結するのです。

医ケアっ子ママの働き方の選択肢が広がるということは、全ての人にとっての試金石になるのです。

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