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2011年11月27日『故郷・その2 "ヒトデ"』

【中井祐樹Diary on Facebook 2011-2013】
かつてFacebookにて投稿していたコラムをまとめた旧「ノート」機能の廃止により、こちらに復刻リンク致します。
のちの拙著『希望の格闘技』(2014年刊行)の原型ともなりました。

【10年前の11月27日のコラム】

 再び、

 故郷・「はまます」の珍味。ヒトデを食すと言ったら驚かれるだろうか?岩浜での海水浴の折り。砂浜ではない。

 まず、きれいに星の形をしたヒトデを捕まえる。☆のマークよりも足(?)の長いオレンジ色か紫色っぽいものをチョイス。

 裏側を上にして、火であぶる。頃合いをみて、足(?)の一本一本を左右に剥くと緑がかった身(?)が出てくる。これがまた、旨いのだよ! 

 僕はヒトデを食べる技術を同級生で漁師さんの息子、ヒロシ君から聞いた。

 ウニっぽい味わい。これも皆さんに食べてもらいたいけどなぁ。

 「浜益 ヒトデ 食べる」あたりで検索すればもっと詳しいことがわかると思う。

 これも他地区では熊本くらいのようだ。俺ら村民、どんだけオリジナリティあんだよ。ねぇ! 

 これは前回ウォールの「ルッツ」よりも更にマイナーかな。地元でも知らん人は居るかもしれない。

 最後に注釈。旧浜益村はゲテモノ食いの地ってわけじゃ、ないよ。
ウニやらホタテやら海産物のメッカにして山菜も豊富。自然を満喫しに、いつか皆様、遊びに行って下され! 

 今は実家ではなくなってしまったけど、心から消え去ることはない。浜益よ、永遠なれ

初出:2011年11月27日のウォール


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