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凝りない私。

数年前、確かサッカーのW⚽️杯だった頃のこと。その頃は分からなかった「知的障害」の性質がバリバリ出で誰にも相談せず、自己完結の考えでいわゆる「投資詐欺」のカモとなり、貴重な大金を痛すぎるほどの勉強料として払う羽目になったのです。

口座に残るお金をかき集めて、家計簿を仲間達に見せて、知恵を絞り出してもらって何とかギリギリ切り抜けた。苦い経験で警察にもいったが、結局全国規模で被害者がいるにも関わらず、決定的証拠が無いということで、事件化はされませんでした。限りなくグレーの事案として。

相手をしてくれた女性警察官に、
「上手い話はないよ、疑って当然」と言い聞かせられました。

そして、つい昨日のこと。

SNSの書き込みでエンジェル投資家と名乗る某氏が、「大口支援を無料で返済なしにします」という書き込みで、ダイレクトメール✉️を数日前にしたところ、年齢と理由を質問され、素直に答えました。その「素直さ」が怖いと歳の離れた従姉にもキツく言われたことがあったなぁ。

来年成人式を迎える一人娘の支度金の一部を何とか、私も用意してあげたいが、生活困窮者で貯金も出来ていない状況で、到底難しく元夫もかなりの借金癖がある(定職にはついているが)ので、余計にしてやりたいからと、つい愛情表現をお金で表す実母のようなことで申し込んでしまったのでした。

「買い物依存症者」はお金の亡者です。コントロール不能で、かなりの重症者の私は、ついそんな
「いかにもアヤシイこと」に盲目になり、失敗を重ねてきているのです。

今回は大手銀行のカードを某郵便局留でレターパックで送るという、それも暗証番号まで記入したメモ付きで。

大手銀行のカードは、一応持っているものの、休眠口座で何かあっても残高だけはないからと、いそいそと発送準備をしていたのですが、ふと我に返っていくら何でも、面識も全くなく本当に信用性のある人なのかもわからない第三者(最初に連絡した人でない名前が出てきました)に、おいそれと渡していいのかと不審に思い始めたのです。

こんな時は「頼れる友人」に意見を聞こうとしたが、なかなか電話が繋がらず、その前にその件に関係した人達3人の名前を「エゴサーチ」してみました。

以前友人から教えてもらった方法で、何気なくやってみたら、やはり局留の宛名の人物が「注意喚起」のSNS上にバッチリヒットしたのです!

そして折り返し電話してくれた友人にも話すと、「送らないで、今後は一切無視!」と助言頂きました。

実姉に相談すると、何度もやらかしているので、頭ごなしに怒鳴られるだけということも学習していたが、やはり一番効いたのは女性警察官にいわれていた「美味しい話はアヤシイ」という忠告が、ふと頭の中に浮かんだこと。

やっと学習したかという思いと、それでもお金に執着して凝りない私の性質に、呆れます。

事前に未遂で終わったもののやはりSNS上の上手い話はアヤシイこと限り無いと、改めて自覚しました。

ちょっと「夢みただけ」と、担当者と名乗る人物にも断りを入れたら、その後は無言。

うっかり送りでもしていたら、口座は詐欺グループに悪用されるか、ほかの詐欺にあった犯罪のお金を振り込まれて、それに加担した「犯罪者」にもなりうると、注意喚起SNS上には書かれていました。

はぁ、しかし私も凝りないなぁ。注意力散漫でしたが、それでもやはり痛すぎる勉強料を払ったことはありました。


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