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とある音楽雑誌に送った葉書より ~ブルーノート名古屋の思い出 其の二~


 そういえば出来てから初めて入るブルーノート名古屋での、過去を振り返ってみればソロを観るのは初めての、野呂一生氏の、INSPRITS LIVEに行ってきました。10年振りに聴く氏のギターに妙にドキドキしながら開演を待っていましたが、始まりの一曲目が『INNER TIMES』の一曲目とか、INSPRITSの若人等(笑)を観るのは初めてとかもあって、全部が新鮮に感じ変なキンチョー感は無くなっとりました。扇谷さんのソロは一曲目から熱いし。選曲は矢張り新作中心でしたが『FACE TO THE LIGHT』や『TOP SECRET』、アンコールはCDで結構聴いていた『NESSA』と『VIRTUAL LIFE』を演奏しました。クラブという畏まーた雰囲気でもノリは同じ、曲数は少なくとも一曲一曲の密度-ソロパートは濃く、野呂氏のMC曰く「全力投球」通りに、熱いライブでありました。…こうなると次はフルでがっつり観たいどす。そして何時かカシオペアの音と再会できるといいですけどねー(涙)


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今までと比べあっさり短いレポートなのはタイトル通り←今回そのまんま、音楽雑誌ADLIBに葉書で出したものだからで、当初からこの長さ。このライブはファンクラブからの告知ハガキの写真にも載ってますが、2008年10月、INSPRITSのライブDVD発売記念ツアーで観ました。当時はファンクラブは退会してましたがたまにそーいう人向けにハガキが送られていた頃でして、退会以降何年も行ってなかったライブと共にレポートを書くのも久し振りで、90年代がしがし書いていた感覚をまずは葉書に収まる文字数から書いて“取り戻す”状態でしたっけ。レポートは巻末の『LETTERS』にて掲載されました、コメントでラスト文について宥められましたが(笑)  アップ版は送る手前のもので何故かふざけた調子で書いていた分にラフで書いたのにカットした一部を復活させた文章です。尚、掲載分はちゃんとした言葉にしましたっ。ペンネームはこの当時から“ゆゆ”、昔の名の一部から適当に作ったのをこの時とその前にも一度載ったのもあり変えられなくなり今日に至ってやす。
このライブは2006年のカシオペア休止以降、ソロ活動で名古屋界隈に来たら行くぞと決めてからはじめての野呂さんのライブでした。だから、あの年数。初ブルーノート、ドレスコードあるかなとどっかの式に出るような服(笑)で行き、スタッフさんの丁寧な応対にあわあわしていたような。写真はガラケーを持ってなかった時で無し。1stか2ndか忘れてしまってますが1本分観るのがいっぱいいっぱいで、パンフレットも買わなかったあの頃。パンフは最近やっと手に入れました。あぁ三名様、わしより以下略。扇谷さんは最近坂本真綾さんや大石昌良氏と関わりがあると分かり、アニメ好きを今もやっててよかったわ、に。ただこの公演後、INSPRITSは名古屋が無かったり来ても私のタイミングが悪いやらでライブは観られず、トホホ。今後は果たして。
しかし。ADLIBは2010年春に発行が止まり、ブルーノート名古屋も無期延期からの八月廃業に…。音楽業界更にさみしくなるわ、名古屋のライブ事情が一段と厳しくなりそうな今ですが、いつかを信じてゆきたいです。自分は其の一でも書きましたがささやかながら伝えてゆければ、とまだネタはあるんで引き続き此方にアップしてゆきます。こーいう場所にこーんな人が来て楽しかったことを。音楽は、生の音は良いぞ、をね。出来ることは限定されますけど、今あるものたちをなんとかどーにかずっとなるべく、守りたいのぅ。そして何よりギブミー生音~。