[相談32]復縁を期待していた元彼がすぐ別の女と婚約。悔しくて「私も結婚しなくちゃ」と焦ってつらい

久々の由緒ただしきセフレ案件。セフレから「彼女」の座を手に入れたのに、フラれて1年も立たず元彼が婚約……という悪夢です。元彼未練・復縁願望・セカンド体質・妖怪男・キラキラ粉飾と盛りだくさん!

本相談のテーマ

・セフレ
・復縁&未練
・キラキラ粉飾
・別れた相手が即婚約
・恋心の搾取地主
・都合のいい関係

このnoteは相談者以外も読めます。上記テーマに悩んでいる人、あるいは分析に興味がある人は、購入してお読みください。

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本お焚き上げの筆圧:☆☆☆☆(高い)

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お焚き上げ内容

相談者の年齢と職業/職種
・相談者:ジビエさん。メーカー営業職の25歳。元彼が忘れられないと悩んでいたところに婚約のお知らせ。現在彼氏なし。
・相手:元彼。元サークル同期で、金融営業職の25歳。元セフレだったが、彼女になって2年ほど付き合った。

◎関係初期~セフレ突入

・元彼は大学時代からのサークル仲間。距離が近づいたのは社会人になってから。
・きっかけは久々のサークル飲み。当時はお互いに恋人がいたが、お互い相手に不満を持っていた。飲み会を抜けて、お互いの恋人への不満などを話している時に盛り上がり、キスして別れた
・キスの意味を確認したくてその日中に連絡をしたところ「会いたい」と言われたため、ジビエさんの家に呼ぶ
・その時に「酔った勢いとかじゃなく、本当にかわいいと思ったからキスした」と言われる。うれしくてそのままベッドイン
・その日をきっかけに、お互いそれぞれの恋人と別れた。ジビエさんは彼に対して「付き合いたい」と言うものの、「重たい関係はいやだ」という謎の返答をうける
・「一緒にいられるなら今の関係のままでいい」と思い、セフレ関係に突入

◎セフレ期間中期

・セフレ関係が半年ほど経ったときに「付き合えない、結婚したいと思えない。この関係もやめよう」と言われて関係解消
・しかし、数週間後に「寂しい、やっぱり一緒にいたい」と言われ、未練タラタラだったため元鞘(セフレ)に戻る
その後も付き合うことはないまま温泉旅行やクリスマスデートを重ねるが、この間にも「別れよう」→「寂しい」が繰り返される
・「大学を卒業したら終わる関係だし、恋愛ごっこだと思って適当に楽しもう」と思っていたところ、彼の方から交際を申し込まれる
適当に楽しむとは言いつつ、「好きだ」という気持ちは持っていたので、快諾

◎交際期間~破局

・交際開始後、即お互いに地方勤務になったため遠距離恋愛になる
交際期間にも一度「別れよう」→「やっぱり好き」イベントがあるものの、基本的には順調な交際
・しかし、年末に「別れよう」といわれる。理由は「君の気持ちなどが丸わかりで、合わせるのに疲れた」
・また別れる詐欺かと思ったが、本気なことが伝わってきて破局。

◎未練~元彼の婚約

復縁は無理だとわかりつつも、ヨリを戻したくて、無理やりにきっかけを見つけて連絡をとっては冷たくあしらわれて落ち込む日が続く
・「相手に新しい彼女ができて結婚を考えている」という話を聞いてショックを受けるも、「あれだけ何回も別れても自分に戻ってきたのだから、今回も戻ってくるのでは?」と期待する
「別れて正解だった」と考えようと努力するものの、気持ちがついていかず本当につらい
・気持ちの整理がつかずにいたら、彼が新しい彼女と婚約したと知らされる。ショックと不愉快な気持ちがもりもりわきあがる
常に「彼を見返したい、勝ちたい」といった気持ちがわいてしまい、自分が縛られているのが非常にいやだ
彼が自分と別れて1年以内に別の女性と婚約したこともあり、「結婚しなければ幸せではない」という価値観が強くなっていて、危機感を覚える
・今のままだと必要以上に結婚を焦りすぎて、幸せとは真逆の方向へ進んでいきそうで怖い

今望んでいること
・何かにつけ、元彼に思考が縛られている状況から脱したい
・日に日に増す「結婚=幸せ」価値観にストップをかけたい

感想&ざっくり総括

元カレ、妖怪男じゃない?
そんな彼なら捨てちゃえば?
妖怪退散!悪霊退散!次の恋へひっぴはっぴホリデー☆

本人も思っているであろうことをあえてもう一度、澄んだ瞳で問いかけてみるプレイです。

さっさと断ち切って前に進みたいのに邪魔をする未練と執着、そして見返したいという気持ち、元彼のほうが幸せそうで負けた気がして悔しい気持ち。結婚を手に入れるであろう元彼と、現状何もない自分を比べてみじめになる気持ち。だから「勝つ」ためにも結婚したい……でもそんな気持ちで結婚を求めてもいけないよね……というさまざまな気持ちがまぜこぜになって、どどめ色の乙女心。

あるあるあるあるあるよね~~~とブラウザの前で全自動高速赤ベコのように首振り運動をしてしまいました。こーゆー時って、どうしたらいいんでしょうね?何が一番いいんでしょうね?やはり最後は筋トレ?メディテーション?野菜?と雑にまとめたくなります。

恋愛ってキラキラしているものだと語られがちですが、失望、落胆、絶望、憎しみ、恨み、後悔といった負の感情の源泉にもなること、ジビエさんはよーーーーーく身にしみてると思います。「恋愛ってキラキラお花畑で幸せなものなんでしょ?★」と言ってるゆるふわ子を見かけようものなら「何を言ってるのかな?^^ ちょっとこっち来てもらっていいかな^^」と笑顔で詰め寄りたくなるぐらい、ジビエさんは恋愛の現実を叩きつけられているでしょうが、なぜか「結婚」には同じ夢を見てます。自分が知らないことや経験していないことは最高だと思ってそこへ逃げようとする、現実逃避夢見がち青い鳥症候群に罹患していると思われます。

ところでジビエさんはその彼のことのどこが好きだったのでしょうか?グレーな関係の描写はものすごく細かいのですが「彼の何がそこまで好きだったのか」「どうして彼がよかったのか」という点がまるでわかりませんでした。これはもはや恋ではなく、「はっきりしない男に振り回された」という敗北感=執着心が生まれているのでは?

プライドが高く負けず嫌いの人ほど、過去の恋愛が恨みつらみパワーに転化しがち。自分を大事にする気持ちは重要だけど、マイナスパワーにとらわれると自分の身に不幸を招きます。スター・ウォーズでもさんざん言われてることです。

ヘドロ感情を燃やしつくすには、解体による内省しかありません!焼き芋を炭化させる業火で今回も行ってみよう!

美談粉飾は禁止!妖怪絵巻を刮目して見よ。

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