占いの意味

自分は基本的に「占い」というものを信じてはいないのですが、所々で活用させていただいています。
どういうこと?というのを少し説明しますね。

物理法則崇拝者(笑)なので、オカルトチックなものの多くの存在を認めていないわけです。
たとえば「引き寄せの法則」みたいなものは認めていません。
「気の力でうんたらかんたら」もおおむね認めていません。

まず、占いを信じないというのはどういうことかと言いますと、自然現象が祈祷や呪術でどうにかなると思っていないわけです。
同様に占いによって未来を予知できるとも思っていません。
占いや祈祷、魔法などスピリチュアルな事柄は自然現象、物理法則の前では無力と考えています。
スピリチュアルなことが有効なのは、あくまでも人間の心、精神活動に対してのみと考えています。

太陽が〇〇座宮にはいったのでうんたらかんたら
ハートのクイーンが出たのでうんたらかんたら
これらのことが起こったとしても、その日から重力加速度が2倍になったり光速度が半分になったりすることはありません。
酵素反応が止まったりすることもありません。

占いを信じていないのに活用するとはどういうことかというと、「精神活動には有効」と考えているからです。

精神活動には有効、というのをもう少し詳しく。

人間というものはパターン化が大好きです。
「因果関係」「必然」とかが好きで「偶然」「たまたま」というものはあまり好まれません。
「常識」とか「固定概念」に捕らわれがちです。
コイントスで表が10回連続したら次は絶対裏だ、とか思ってしまいます。

次の一手をどうするか、これからどうしていったらよいのか、これらの選択は生きていくうえで何度も直面する問題です。
それらの多くは従来パターンの延長、もしくは過去の経験則で対処することでしょう。
しかし、従来の経験そのものが「たまたま」「偶然」の連続であった可能性は否定できません。
経験則が当てはまらないという事はよくあることです。

従来の解決パターンが当てはまらなかったとき、解決策の一つとしてランダム選択という方法がありますが、人間は「ランダムに選ぶ」という事が非常に苦手です。苦手というより不可能ですらあります。
何かしら理由を付けて選んでしまいがちです。
こういったときに、本当にランダムに選ぶ方法として「占い」が出てきます。
何かしらの理由を付けて過去の経験から何かを選ぶよりも、まっさらなランダムで何か選ぶ方が解決に近づく可能性は高くなります。

過去の経験からではなくランダムから選ぶという方法の一つとして「占い」を活用するわけです。
トランプなら52枚、タロットカードなら78枚ありますので、1枚引くだけでもそれぞれ52通り、78通りのランダマイズ化されるわけです。
星占い(ホロスコープ)でもその時の太陽や月の位置によって答えが違ってきますので144通りのランダマイズ化ができます。
自分の意志に関係なく、カードや星の位置にゆだねて対応策を立てる。
これが自分が「占い」を活用する理由です(何かしらの理由を付けちゃってますね(笑))

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