HF3章見ました(ネタバレあり)

はーーー、大満足でした。最高をありがとう、という気持ち……
FateシリーズはFGOから入った俄かも俄かな私なので、桜ルート今回が完全初見の感想なのですが、まー…素晴らしかった…。

SNルート、UBWルートを経た前提のHFで士郎に「死にたくない」と言わせる重みよ…!切嗣とは違う道を歩んで、100人を捨てて1人を選んだ士郎だからこそ言えた本音。

セイバーオルタの最期の一言。目覚めのように零れた「シロウ?」に一切の躊躇いが無くて、士郎の覚悟を無理やりにも思い知らされたというか、なんというか。
あれだけ他ルートで甘ちゃんだった士郎の覚悟を決めた強さ、それとは対照的に覚悟を決めていたはずの凛ちゃんが結局刃を突き立てられないのが、こう…こう…あまりにも…残酷で美しい…。

回想のトランプシーンがまた秀逸…圧倒的な力の差を目に見える形で見せてくれたのに加え、配られたカード、生まれ持った時点で得た力が違うんだな、っていうのを示唆していて、良きだな、と思うなどしました。「あ、駄目だわこれ」で過去から未来へ繋ぐのあまりにもエモくて大好きすぎて苦しい…

映像美、アクションが素晴らしいのは言わずもがな…ライダー、セイバーオルタ戦あと百回見たい。ランサー、アサシン戦やバーサーカー、セイバーオルタ戦と違って力、速さのぶつかり合いというより、流動さ、動きを魅せてくれる戦闘シーン、女性ならではの美しさ、優美さがあって惹き込まれた。宝具展開シーンで鳥肌が止まらなかったね…脳内スタオベ待ったなし…。「信頼されてますので」って煽るの最高に最高だった。

原作ゲームのストーリーがもちろん秀逸だからこそなんだと思うけど、この満足感は本当に素晴らしい。

またね、梶浦さんの曲よ。一章の時から「え、これ以上桜ちゃんの心情描いてる曲はないやろ」って思ってるのにその高いハードルを容易くとびこえてくるのホント怖い。すき

今回の「春はゆく」も花の唄、I beg youを経てこそ輝く素晴らしい一曲だったね…。見つけて、探してと懇願した花の唄、離さない、傍にいて、という狂気にも似た願望のI beg you お互いの意志で傍にいる、愛してると見つめ合えた春はゆく。桜ちゃんの多面性を全方向から歌い上げた最高のテーマ曲だったね…毎回ED来るたび崩れ落ちそうになってました。ずるいしかない。

ああーーあっという間に終わってしまった…毎年楽しみで仕方なかったよ!始まりから終わりまでを見ることが出来て大変大変満足でした。多幸感に酔います。