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ラクガキングダム 見てきた

小さいころからクレヨンしんちゃんが大好きで、月曜19時はそりゃもうお楽しみの時間。
こういうアニメを見なくなるのが大人になるってことなんだろうなーなんて幼いころは漠然と心に抱いていたけど、結局そんなこともないままアラサーまで来ちゃったよHAHA
クレヨンしんちゃんは僕のバイブルです。一生好き。

さて、劇場版クレヨンしんちゃん。コロナの影響で約半年遅れの上映。大変大変待ちわびていた今年度の作品を公開初日に意気揚々と見てきましたので、備忘録感想綴りです。

とりあえず一言で言うならば。

愛はとにかく感じ取った!!丁寧にクレヨンしんちゃんの世界を大切に描いてくれてありがとう!!!でももうちょっとうまくまとめられたと思う!!!!!75点!ってところでしょうか。

🖋ストーリーとか

 ラクガキをエネルギーにして浮かんでいる王国、ラクガキングダム。しかし昨今の子供はスマホやらテレビゲームやらに夢中で落書きなんてしやしない。このままではエネルギーが足りずに城が落ちてしまう。それを危惧した防衛大臣は、国王の反対を振り切ってウキウキカキカキ大作戦(ぜひ3回早口で言ってみて欲しい)を実行する。
有体に言うなら、子供攫って無理やりラクガキさせようぜ、って作戦。国王はあくまで「ラクガキとは楽しくするもの」って言うスタンスだけど、防衛大臣にしてみたら「なにを悠長な!国の一大事に
!」という気持ち。まぁ、わからんでもない。
そのまま他の幹部たちも納得させ、強引にこの作戦を決行する。これはまずい、と感じた国のお姫様は、王国に伝わる「ミラクルクレヨン」を国の危機を救う勇者を救うのです、と宮廷画家に託し……みたいな話です。

🖋主観もろもろ

 土台の材料はとても良かったと思う。あらすじもタイトルもワクワクが止まらない。だからこそ、あれだけの材料があったならもうちょっとすごいもの作れたんじゃないかなーーー!っていう欲求が出てしまったなぁ……。面白かったんだよ!間違いなく及第点はあげられる!でももうちょっと……どうにかできたような…(ごにょごにょ)

🖋どうにかポイント

事前のレビューで、脚本家の方が「春日部防衛隊でも家族でもなくしんちゃん個人のストーリーが書きたかった」と仰られてて、お、ええやん。と思ったんですよ。
前作のハネムーンもどちらかというと主人公はみさえになってしまっていたし、その前のカンフーは春日部防衛隊がメインの話。ここらでしんちゃん単独のお話、と聞いて大層期待はしていたんだけど、んーーー、ちょっと登場人物を詰め込みすぎてしまった感は否めないなぁ、とか。

今回のゲストキャラのユウマ君、登場するならもっと早くても良かったことないか…とか。ブリーフ君もニセななこも、もちろんぶりぶりざえもんも良いキャラをしていただけに、後半全キャラが終結してしまうと、ごちゃついてしまったなーという残念感がある。お姫様もとてもとても可愛かったからもっと出しゃばっても良かったよ~!しんちゃん単体のストーリーにする、って息巻いてくれていたのなら、春日部防衛隊もひろしもみさえも登場させないくらいの心意気を見せて欲しいな~と思ってしまった。
登場しただけで結局活躍しなかった敵キャラも勿体ないよ~!と。あいつら絶対動いたら面白そうな見た目してたのに…肩透かし感が残りました。

🖋でも、もちろん面白かったよ

全体的にキャラデザが最高にかわいい…!冒頭お姫様がミラクルクレヨンを持ち出すまでのお城の内部の演出とかとてもわくわくしたよ…。
あと今作いつも以上に音楽拘ってなかった??壮大というか、良いなぁ、と思う箇所が多かった気持ちです。
ポスターイラストも、過去作1ずば抜けてるってくらい素晴らしい。奥行きと危機感と淡さと、とにかくバランスが最高に最高。ホントに、だから…もうちょっと何とか…(まだ言う)
 
塩沢さんが亡くなってから、登場しても喋ることのなかったぶりぶりざえもん。満を持して、劇場版に登場!しつこさもあったけど、相変わらずの小悪党感というか、小ズルさというか、「あ~これだ~ぶりぶりざえもんだ~」という懐かしい気持ちにさせて頂けました。ナンバー2なんかごめんだね!って吐き捨てるそんな君が好きなんだよー。
お助け料1億万円ローンも可が、キャッシュレスも可になってて時代を感じてキャッキャしちゃった。ペイペイでもいいかしら?いいかしら??キャッキャ。

最後のラクガキングダムを支えて持ち上げるシーンはブタのヒヅメのオマージュなのかな。あの時は、しんちゃん以外誰も知ることなく、ひっそりと炎に吸い込まれていったぶりぶりざえもんが、今回はみんなの声援を受けて、その名前通り、「救いのヒーロー」としてみんなを助けた、って思うと中々に感慨深い。

残り少ないクレヨンをユウマ君のママを救うためにあっさりと使うお姫さま。誰に知られることなく自分の信念を貫いて雨に流されていったぶりぶりざえもん。ニセななこちゃんにびわを渡すしんちゃんとか、あからさまな感動シーンよりも些細な演出が丁寧でじんと来ました。こういうところきちんと描いてくれるの嬉しさしかない。

後半、盛り上がりのカタルシスが、わりとわかりやすく(いや子供向けだからわかりやすいほうがいいんだけど)カツンとクライマックスに持って行ってくれたのもよかったな~。中盤、強制拘束ラクガキシーンの描写がやたら多くてだれ気味の印象だったからそれを断ち切る意味でも、ワクワクした。
よかったなー!

不満ももちろんあったけど、今年も劇場でしんちゃんに会えたことがなによりの喜びでした!来年のテーマはちゃめちゃ楽しそうでしたね!!!うーーー来年も絶対行くぞ!