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タッキー&キンプリメンバー退所に撃沈したアラフォーによる心の整理

タイトル通り、本来であれば一番元気なはずの週明け月曜日、気持ちが沈み込みすぎて殆ど稼働できなかったアラフォーx会社員x二児の母による気持ちの整理です。

先週の中頃、タッキーこと滝沢秀明さんのジャニーズ事務所副社長兼ジャニーズアイランド社長退任と事務所退所が発表されました。そして、追い討ちをかけるように、先週金曜日の夜23時、キンプリの平野さん、岸さん、神宮寺さんのグループ脱退と事務所退所が発表されました。

タッキーの退所でややダメージを受けていた私、もっとタッキーがプロデュースするグループをみたかった、でも裏方として駆け抜けた3年間、やりきった思いだったりこの経験をフィールドを広げた新たな挑戦に活かしていく、とか彼の相当な決断があったのだろう、などと2ー3日間うじうじと自分を納得させ、仕事も含めた日常生活をこなし、迎えた週末の金曜日。久しぶりの出社の後、怒涛のワンオペ育児をこなし、満を辞してTVerでクロサギの平野くんの美しさと圧倒的なスターが放出するエネルギーを浴びながらこの1週間の疲れを癒そう、とクロサギを鑑賞しつつ、CMの合間にTwitterを覗いた瞬間、平野さん・岸さん・神宮寺さんのグループ脱退と事務所退所の衝撃的ニュースが目に飛び込みました。鑑賞中だったクロサギ第3話の内容は、その後頭に入ってこず、Twitterの皆さんのつぶやきや、他のネットニュースでどうやら事実らしいことを確認し、そのままベッドに倒れ込んだ、そんな金曜日の夜でした。その後迎えた土日。自分でも理由はよくわからないまま土曜の朝は起きた瞬間からイライラし、夫の些細な一言で激情したり、いつもは楽しい子供達との会話もうつろな状態で、相槌も適当になり、内心「一人にしてくれ」などとやさぐれた気持ちで過ごした土曜の午前。その後、夫が子供達を習い事に外に連れ出し、家に一人になった瞬間、ベッドに倒れ込み、キンプリメンバー脱退に関する一通りのコメントや記事に目を通し、衝動的にキンプリの「ichiban」「trace trace」「ツキヨミ」「彩り」のPVを鑑賞。そこで、ようやく自分がタッキーの退所に引き続いてのキンプリメンバーの脱退・退所に相当のショックを受け、悲しんでいる、彼らの存在が自分にとってとても大きかったのだという事実に気がつきました。そして日曜。肉親、親友、夫に自分がファンだったタッキーとキンプリに関する先週の一連の騒動がいかにショックだったか、他者に言語化することで、少し自分なりに気持ちを整理し、落ち着けた日曜、でもまだ完全には立ち直っていない、月曜、火曜。こんなところがこの1週間の私のメンタル状況です。

正直、タッキーの退所だけであれば、ここまでショックは大きくなかったでしょう。なぜなら、私自身が現役のアイドルとして彼を応援している、という立ち位置から変化している、という点がまず大きいし、ジャニーズから彼の手で素晴らしいグループを育てて歴史を作って欲しかった、という残念さはあるものの、彼自身の活躍を考えた場合、好きにリソースが使えずに思い通りの時間が使えない状態でいるよりも、彼ほどのカリスマ性・経験・情熱・人望があるのであれば、今後何の分野で挑戦するのであれ、一から事務所を立ち上げるなりして自分の裁量が効く体制を立て直した方が、やりやすいだろうし、彼のビジョンを実現しやすくなるだろう面もあるのだろうな、と何となく勝手に納得をしていたから。

でもキンプリ3人のメンバー脱退は全然違った。まず私は現役で彼らのファンであるし(推しは髙橋海人さん、そして推しというより美しさとして平野紫耀さんを鑑賞)、最近の海外志向を体現したような楽曲やTravis Japanの世界デビューをみて、「次は満を辞してキンプリの海外進出かな」などと期待したり、推しの髙橋さんをはじめとしたメンバーのドラマ主演、メンバー単独の雑誌表紙、などこの数ヶ月間の彼らの露出の増加をみるにつけ、国民的スター、日本初の世界スターへの道を着々と歩んでいるのだな、とグループとしての今後の活躍を勝手に想像し、期待していたから。だから、全員まとめて脱退ではなく、残留組と脱退組に分裂してしまう、というグループとしての活動をみられなくなってしまう、という点が何よりも悲しく、辛いと感じました。そして、推しの髙橋さんの悲しそうな表情や残された二人の今後の活動への心配、脱退組の今後の活動予定が不明瞭なところ、などなども不安と悲しさを増長させたのでした。
SNS上の色んなコメントや記事をみて、事務所の陰謀論、平野さんの浅いお辞儀が何かを暗示している、メンバー間の溝、など多種多様な説に、いちいち納得して疲弊し、あろうことかメンバーを批判する気持ちが少し芽生えたり、ファンの方がの悲しみのつぶやきに同調したりしつつ、その不安定な気持ちを2日間誰にも話せず(いい歳して、こんなことで他の人に相談して、時間を奪うのは申し訳ない、大丈夫大丈夫、という気持ち)過ごしていたのですが、日曜に他人にこの悲しみを打ち明けつつ彼らの決断を自分なりに願望も兼ねて整理することで、やっぱり彼らなりのファンに夢を魅せる、それも新しい時代にあった夢を、というところに繋がる決断だったんじゃないかと思えてきました。

私の解釈は以下です。
・世界進出はしたかった。メンバー間でも多少方向性の違いや時間軸の違いはあったと思われる。でもベースラインで、世界進出をしたい、というところはグループでは一致していたと考える。

・事務所は、世界進出に積極的ではなかった。事務所としてノウハウがないし、会社としての売り上げを考えたら、日本市場でこのまま着実に売り上げを稼いでほしい、バラエティ、ドラマ、ダンス・歌といったオールラウンダーとして国民的アイドルとして日本市場で長く活躍し、売り上げとしても貢献しつづけてほしい。

・メンバーが望む世界進出とは、グローバル基準で評価される世界で知れ渡るような望む結果(グラミー賞とかタイトル受賞)を獲得する、という意味。そのためには、肉体的にパフォーマンスのピークである今後5年間を、目的と異なること(例えばバラエティへの露出による日本のお茶の間席巻)に費やす時間は少ない。挑戦させてくれなかった、と言って誰も恨みたくないけど、自分たちの希望も叶えたい。事務所も、何年後とか、段階的な選択肢も示したのだろうけど、恐らく彼らの考える時間軸や到達度と目線が異なっていた。だから、脱退するメンバーたちは、事務所を離れる決断をした。ただ、メンバーが離れ離れになる、というのは最後の最後まで苦渋の選択だったのかと。

・(これはだいぶ私の楽観的な見方だが)もしかしたら、永瀬さんと髙橋さんがグループに残ったのは、単純に方向性の違い、や誰かを一人だけにしない、だけでなく、来るべきときに世界でメンバー揃ってデビューするときに、このキンプリの名前を残すため、という目的もあるのでは。今は事務所には納得してもらえないけど、脱退組の3人が先発して結果を残し、グループに残る二人と合流して、メンバーそろって世界デビューする、そんな世界線があるのではないか、いやそんな世界線の希望をファンに魅せてくれているのではないか。

・脱退組は本気で世界を目指している。それに対して、もっとお茶の間でメンバーそろって国民的スターになっていってほしかった、という私がかつて抱いていた希望は、日本という縮小する市場にしがみつき、過去の快適さを手放せない、その維持を若者に求める、そんな老害だったのでは。そんな私の老害に対して、彼らは冷静に自分たちの今の世界の中での実力とのギャップを把握して、目的を達成しようとしている、その事実に気がついたとき、悲しい面があるとはいえ、私は彼らの決断がとても勇敢でやはり素晴らしい彼らが下した決断なだけはある、とまた元気付けられました。

・とはいえ、インスタのリール動画に彼らの動画が出てくるたびに悲しさや不安はぬぐえないけど、素晴らしい彼らならきっと新しい世界線で私たちに希望をみせてくれるでしょうし、自分もそんな彼らの背中を少しは見習い、小さな挑戦くらいはしていこう、と少しずつ気持ちを修復しつつ、日常を生きていきたいと思います。
そして、数年後には、彼らの望む通りの世界線が現れている状況に好転していることを、一ファンとしては切に願ってます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Good Luck for everyone!



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