刑事系第1問(答案構成)


刑事系は答案構成だけ、作っておいたので一応貼っておきます。
文量は6枚半か7枚丁度ぐらいですかね。


○刑法

設1

・甲
・強盗罪
→暴行脅迫 一般人基準 反抗抑圧
→丙 反抗抑圧され得ない
→暴行脅迫なし
→強盗罪不成立
・窃盗 成立
 窃取行為
 他人の占有する→Cに占有がある。
  本件バッグにいれさせた時点で自己の占有化に移転いたと言える。
 不法領得の意思
  時計を換価して金銭的価値として用いる。経済的用法。

・背任 身分なき共犯
事務処理者
委託信任関係に基づく
任務違背行為
損害

・丙
業務上横領罪
 業務とは、社会生活上の一定の地位に基づく〜 業務性有する。
 しかし、丙に時計などの占有はあったのか。→店の占有はあくまでも店長。
→副店長であっても、丙は占有補助者にすぎず「占有」者とはいえない。
 よって業務上横領罪不成立。
・窃盗罪
 共同正犯、相互利用補充関係に基づく、①共同意思、②共同実行、③正犯者意思

・乙
窃盗罪の共同正犯
主観は強盗罪であった
客観は窃盗罪
窃盗罪の限度で甲との間で共同正犯
丙とは共同正犯にならない。


設2
・主張
原因において自由な行為
責任阻却
そのとき気絶してた
共謀からの離脱
 共犯は相互利用補充関係。物理的心理的因果性に基づく。本件では離脱したと言える。
207同時傷害適用される

・反論
原因において自由な行為といえない
 そして、本件では他に責任阻却事由も他にない。
離脱しきれてない→物理的心理的きれてない→本件の状況の下では離脱に足る行為していない。
207適用されない

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