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待っていてね

私の記録なので(愛猫の火葬の骨写真)、もしかしたら不快な方もいるかもしれないので閲覧注意して下さい。

書かないと前に進めそうも無いので、書くことにしたけれど、どこからにしよう。とにかく、愛猫のロッタが死んでしまった。2月18日。それより少し前からご飯が食べられなくなり、あっという間だった。ご飯も気まぐれに、メーカーなどによっても食べないことがあったから、心配になっていろいろなメーカーのたくさんの種類のキャットフードを買い揃え、どれなら気に入ってくれるかなぁ.......もう21年も一緒にいるけれど、時々好みが変わるニャンコ達。毎日寒いし、好みも変わったのかなぁ......など考えていた。

 彼女(愛猫ロッタ)は長野の松本のとある高校の女子寮で生まれた。貰い手が見つからなければ保健所行き、ということで、飼い主を探していて、私がその中の彼女を引き取った。引き取りに行った時、女子寮の女の子たちは皆んな泣いていた。だから、大切に育てます!と挨拶をしてきたのを今でもよく覚えている。彼女はとても幸せな生い立ちである。その後我が家に来た雄猫ノエルは瀕死で、親に捨てられてしまったのか一匹で、石のようになっていたところを私と母が見つけてロッタの弟として育った。

ちなみにノエルは18年生きて、昨年に亡くなった。やっぱりコロナ禍で、すごく寂しくていたけれど、ロッタがいてくれたから一緒に悲しんでなんとか辛い日々を過ごした。

ロッタ割とわがままで、気が強くて、私にそっくりとよく言われた。


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何気に撮った自撮り写真が一緒に写った最後の写真になっちゃった。


この写真が1月12日。この時、元気だったから本当に突然、ご飯が食べられなくなり、あっけなかったな。

目が見えなくなったり、聞こえなくなったり、高齢のニャンコによくあるという症状が出たりして、ゆっくりいなくなるのかと思っていた。でも、いつかこの日が来ることは出会った時からわかっていたし、病院ではなく家で看取ると決めていた。それが出来てよかったな、と落ち着いた今はそう思える。

初めて私一人で飼ったシャケちゃんは最後を病院で迎えさせてしまったので、今もすごくすごく後悔しているから。

それに、いくらでも悲しもうと元気になる気力も無くて、落ち込むだけ落ち込んで

先に逝ってしまうなんて、私を置いてきぼりにして...
長い間、20年も一緒にいてくれて本当にありがとう。
誰よりも、一緒にいる時間が長くて、これから先も、こんなに長い時間を一緒に過ごす人も猫も現れないと思う。

でも、また会えるような気がする。
本当にありがとう。

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家に来たばかりの頃


丁寧に写真を送ってくれる、ペット葬儀屋さん


ロッタより一年前に亡くなったノエル。みんな春に逝ってしまう。

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