【世壊】マナドゥムワンキルの全て
0.初めに
お久しぶりです。神ひです。
しばらく遊戯王から離れていたのですが、久しぶりに好みのテーマが来たのでcsに持っていったところかなりの反響があり、気になるという方が多かったのでnoteを執筆することにしました。
直近のcsでは
4/29 蓮杯3人チーム 優勝
4/30 オグイベントcs3人チーム 3位
と、それなりの結果を残せている構築になります。
今回紹介するデッキはマナドゥムというテーマで、
展開力がかなりあるデッキです。
新弾で登場したテーマでは無いのですが、今回大幅強化となるいくつかのカードが新弾で出たので考え始めました。
まずは採用カードの効果や役割について簡単に解説していきたいと思います。
1.構築について
(1)主要カード効果解説
このデッキの初動枠になります。HEROで言うところのエアーマン、幻影で言うところのティアースケイルのような役割です。
このデッキでは効果、種族、属性、ステータスなど、全てがこのカードでないとダメな採用必須のカードです。
マナドゥムには破壊する側と破壊される側のカードが存在するのですが、そのどちらにも触れる優秀なカードです。
①の効果がフリーチェーンで同名カードも対象に出来る為、二枚重ね引いた時には無限泡影やノアールなどの対象を取る妨害カードへの貫通札としても使うことが出来たり、マナドゥムというテーマが盤面を破壊し展開を伸ばしていくテーマなので展開を伸ばすことにつながったりと、初動以外にも役割があるカードなので3枚必須だと思います。
上記の破壊する側される側のカードのうち、破壊される側のカードで1番強いのがミークになります。恐竜の卵のような役割なのですが、ギミック内にサーチ方法が豊富なので触りやすいカードです。
また、強みとしてデッキから直接の特殊召喚で盤面のカードを伸ばしてくれるので現在流行りのドロール&ロックバードの受けが良いことが上げられます。展開の核となるカードで素引することが誘発受けにも繋がるし、3枚使う展開も存在するので採用は3枚確定のカードです。
新弾で登場した、新規のカードになります。
上記のマナドゥム・ミークの傘増しの役割で②の効果で特殊召喚できるモンスターはこの構築ではミークのみなのでほぼ同じ役割と考えてもらって大丈夫です。
①の特殊召喚効果はマナドゥムチューナーの共通効果なのですが名称ターン1がついているため素引した時にネームがバラけていることで手数が増えることに繋がったりする場合があります。
このデッキの核であり、上記の破壊する側とされる側のカードのうち、破壊する側のカードとして最も誘発への受けがいいカードです。
今期のストーリーの主人公的カードで、デッキから触る方法がたくさん存在するので比較的触りやすいカードです。
なぜ、誘発への受けがいいのかについては展開についてのところで解説したいと思いますが、素引が強いモンスターなので採用は3枚確定のカードだと思います。
テーマの初動フィールド魔法で、上記の展開札全てに触ることができる万能サーチカードです。
マナドゥムチューナーは、破壊された時にデッキから特殊召喚を持っているのですが、基本的に1枚が1枚になっているだけなのでカードが増えている訳では無いので、このカードの③の効果で墓地のチューナーを破壊された時に吊り上げながらでデッキからチューナーを特殊召喚した時に初めて、盤面のチューナーを増やすことが出来ます。
ただ、②の効果に関してはマナドゥムチューナーの特殊召喚条件である1500/2100というステータスが変動してしまうというバグを持っていてデザインをミスったのではないかと思ってしまいます。
このカードも破壊する側のカードです。上記の万能サーチカードに触りながら②の墓地効果でサーチしたモンスターをそのまま吐き出せるので初動としても後手の手数としても優秀なカードです。
このカードがあることによって、マナドゥム・リウムハートが破壊する側にもされる側にも触れる万能初動になっている為ギミックを回す上では欠かせないカードです。
採用枚数は基本的に3枚だと思います。
スケアクローギミックのカード達です。
ヴィサス=スタフロストから展開を伸ばす上で必須の展開札になります。
ヴィサスからライトハート→ライフォビア→ライヒハート→ノヴァととても綺麗に盤面が伸びていくギミックなので後にこのデッキ以外でも使われそうなギミックなので覚えておいて損は無いと思います。
ワンキルギミックのカード達です。
簡単に言うと、リナルドで墓地の念動増幅装置を回収して、リプロドクスによってサイキック族に変化したデビルフランケンに装備して無限にデビルフランケンの効果を使うことによって先行ワンキルを成立させるのがこのデッキの勝ち方になります。
どのようにして揃えるのかは展開ルートのところで解説します。
ヒーローギミックは、貫通札兼唯一の準1枚初動です。
召喚権から動いて行くデッキのなので、召喚権を使わずに展開していけるカードがかなり重要になるので採用しています。
プリズマーは素引した場合も組み合わせ初動の1枚としては使えるので、1枚のみの採用にしています。
メインデッキのギミックカードに関しては以上になります。
エクストラデッキは、ほとんどがワンキルパーツなので展開のところで解説しますが、主要なカードのみ効果について解説したいと思います。
このデッキ最大の特徴であり、強みに当たるカードです。
チェーンを組まず、条件を満たす度に何度でも特殊召喚することが出来て盤面のレベルをはね上げることが出来る為、シンクロ召喚、クロシープなどのギミックととても相性が良いので非常に盤面を伸ばしやすいです。
①の除去効果で自分のマナドゥムチューナーを破壊して盤面を伸ばしたり、後手の際は相手カードを除去してライフを取りに行ったりと様々な役割があります。
新弾で登場し、僕がこのデッキを考え始めるきっかけになったカードです。
このデッキではディスパテルを特殊召喚する中継点としての使い方しかありませんが、現在環境でも相手ターンにカラミティを特殊召喚してロックしたり、勇者シンクロンではトリシューラてハンデスしたりと使用用途が多岐にわたる汎用カードです。
こちらも新弾で登場したカードで、直接的なマナドゥム強化を意図して作られたカードだと思います。
遊戯王の中でもかなり珍しくチューナーのみでシンクロ召喚できるカードで、マナドゥムチューナーとヴィサス=スタフロスト等でシンクロ召喚することが出来ます。
非常に強力なカードですが、このデッキのエクストラデッキにおいて唯一の自由枠というか採用理由について明言できないカードです。
ただ、相手の誘発や妨害を超える過程で足りないカードを持って来れるという意味で誘発を貫通する際に使用することがあるので採用しています。
主要カードに関しては以上です。
(2)何故ワンキルなのか?
続いては何故マナドゥムを組むにあたって先行ワンキルを選んだのかについて説明したいと思います。
まず大前提ですが、マナドゥムというデッキは非常に展開力に優れたデッキなので実現しようと思った先行制圧盤面はだいたい作れます。
特に上記のヴィシャス=アストラウドの存在により、盤面のレベルを伸ばしやすいのでシンクロ召喚とは特に相性が良くとりあえずデカいシンクロモンスターを並べて、相手ターンカラミティ+3妨害+カウンター罠とかは余裕で作れてしまいます。
なので僕も最は先行制圧の展開をずっと考えていたのですが、問題になったのは手札誘発への受けでした。
例えば展開系デッキの天敵と言えばの、増殖するGへの受けが絶望的でどれだけ硬い盤面を作っても現代デッキのポテンシャルならGを突っ張って盤面を作っても捲られてしまう危険性があります。先行ワンキルであれは、そこに関しては解決していると考えました。
続いての問題がドロール&ロックバードです。
やはりサーチカード多用する関係上このカードへの受けがある程度用意出来ないとい色々なデッキの下位互換になってしまうと思い、先行制圧をするタイプの場合初動でドロールを食らってしまうと絶対に盤面が伸びず、受けが最悪だったので貫通できる展開を考えようと思って今の形になりました。
展開のところで解説しますが、このデッキはドロールを結構貫通します。
メインにゴミを採用してでもドロールへの受けを少しでも用意することがドロールの採用率が過去最高レベルの今期においては何よりも大事だと思っています。
最後の問題点がまくり札が強すぎるという点です。
もちろん最大展開が通った場合はだいたい勝つのですが少しでも妥協した盤面を作った場合倶利伽羅天童や、一滴、結界派、ラー玉などリソースが潤沢にあるデッキでは無いので1度作った盤面を返されるようなまくり札を食らった場合リカバリーがかなり厳しいので、先行ワンキルという強引にまくり札をケアしに行く構築を選んでいます。
2.展開について
(1)基礎編
続いて展開方法を様々な手札のパターンで解説したいと思います。
ただ各手札からの展開を覚えるというよりは、先行ワンキルが成立する条件を覚えて、誘発をケアしながらその状況を作る という意識で回すといいと思います。
その条件というのが、
クロシープ+イゾルデ
墓地にヴィサス=スタフロストと1500/2100のカード
という盤面です。ここにどの誘発を超えながら向かうかを考えながら展開をするというイメージです。
まず、この状況からのワンキルルートを紹介します。
イゾルデから念動増幅装置に触り、スプライトスプリンドとクロシープによってデビルフランケンを蘇生して、リプロドクスによってサイキック族に書き換えられたデビルフランケンの効果を無限に使って先行ワンキルを成立させるのですが、この動きには見ての通りドロール&ロックバードが関係ないので受けがかなり良くなっているということです。
ナイチンゲール500バーン
ボムフェネクス2100バーン
クリスタルベル4000バーン
2回目ボムフェネクス1800バーン
合計8400のバーンダメージで先行ワンキルが成立します。
これを踏まえた上で色々な組み合わせからの展開方法を紹介します。
リウムハート+ヴィサス=スタフロスト
最も基本的な組み合わせの展開で5回目でバロネスを着地させ、ニビルやケアしながら先程の先行ワンキルルートに繋げます。
リウムハート+摘心の場合もカラリウムからヴィサスを持ってきて、そのまま摘心の墓地効果で特殊召喚することで全く同じ展開になるため割愛します。
アライブ+リウムハート
先程マナドゥムのギミックでバロネスを出しに行ったの対してこちらの展開は、アライブ1枚でバロネスを作ってからマナドゥムの展開でクロシープ+イゾルデを成立させるといったイメージです。
ドロール&ロックバードを食らった時
ドロールを食らった場合もこんな感じで基本のワンキル盤面を作ることが出来ればワンキルが成立します。
ドロール+ニビルなどの持ち方はケアできませんが、その持ち方をケアできるデッキの方が少ないと思うので割り切っています。
もちろんこの動画の展開の場合、カラリウムは持っていたカード全てをサーチできるので、3種類のうち足りないカードを持って来てください。
マナドゥムチューナー+ヴィサス=スタフロスト
これでわかる通りヴィサス一体から、
ヴィサス+1500/2100+モンスター1体になるので、
極論ヴィサス+モンスター1体の盤面になればどんなカードでも先行ワンキルになります。
例) アラメシア+ヴィサス、アライブ+モンスター
アムリターラ+モンスター1体…..etc
ここまでが基本展開でここからは少し捻った展開を紹介していきます。
(2)実践編
デビルフランケンを素引してしまった場合
ヴィサスや摘心、アライブなどデビフラをを召喚して展開できるパターンの場合は全く難しい事はなくて、むしろいちばん簡単なて展開の部類です。
難しいのが稀に来る、デビフラを素引している上で召喚権をを使う初動しかもっていない場合でその時は今の構築では先行ワンキルが成立しないのですが一応特定のカードを1枚採用するだけで成立するようになるのでその展開と採用するカードも紹介したいと思います。
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