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重賞回顧】東京新聞杯+きさらぎ賞+次走狙い馬(平場)

【重賞回顧】東京新聞杯+きさらぎ賞+次走狙い馬(平場)


先週末も皆様お疲れ様でした。

東西W重賞キッチリ決まってよかったですね✨
まぁ堅かったのですが、そこは巡り合わせという事で、当てていけばどこかで高配当と巡り合うというものです。引き続き来週も淡々とやっていきましょう。レース回顧もそうですし、馬場を振り返る時間を増やしたので昨年より精度が上がってる気がします。


それでは恒例のレース回顧をやっていきましょう。

必要なところはメモして、JRA-VANにもMY注目馬とかでコメント入れれますからそういうのを活用していくのはアリだと思いますよ。

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⚪️=発走15:45〜東京11R東京新聞杯(G3)芝1600m

※馬名下の短評は有料記事・全頭個別考察コメント

馬場状態:内外フラットで差しも届くし先行も残れる


1着・◎イルーシヴパンサー

【考察】ピリピリしているのでクラスが上がっていくことで持ち味が活きるようになってきた。
前走は完勝につぐ完勝。3歳時から素質は高かったが気性的、血統的にもまだまだ完成されずだったが、ここにきて良く成長してきているのがわかる。
クラシックには間に合わなかったが古馬になりここから重賞を獲っていくにふさわしい器。
ようやく重賞へ返り咲き。東京マイル、馬群で運んで外へ持ち出しやすい11番枠、手の合う田辺騎手。
ここは初重賞で初タイトルは充分ある。

【回顧・次走狙い方】
⇨少しずつ少しずつ確実に成長してきた、そしてそれの礎を築いた横山典騎手がここにきて生きてきている。枠、距離短縮、メンバー強化など全てがプラスに。ピリピリしているのでクラスが上がる方が走りやすい。非凡な決め手の高さあり、このメンバー相手に完勝も完勝。今後が非常に楽しみである。安田記念でも有力だが当日の馬場と枠次第。引き続き田辺、横山典、大野騎手辺りがベター。安田記念タイプでマイルCSタイプでは無いので安田記念は是非取りたい所。


2着・△ファインルージュ

【考察】桜花賞3着・オークス11着・秋華賞2着は優秀ですよね。本質はここのマイルがベスト。
これまでそれなりに走ってきたが、マイル以上は距離が基本的にはこなせるが長い。今回久々のベスト距離替わり。C・ルメール(継続)となれば現在1番人気も致した方ない気はするが、個人的にはそもそもそれがミスリードな気がする。クラシックやトライアルで好走し続け、古馬初戦で1番人気。当然といえば当然だが、そもそも『強いのか?』という所に行き着く。昨年の3歳牝馬世代(現4歳)はそもそもレベルが近年でもかなり低い。現にクラシックは3頭に割れ3頭のチャンピオンが誕生、そしてそれぞれ全てが古馬戦で何もできず大敗。流石に彼女らはG1の舞台でこちらはGⅢとなれば彼女らより通用余地はありそうだが、なかなか骨っぽい相手も揃うここでいきなり飛びつく訳には行くまい。

【回顧・次走狙い方】
⇨昨年の低レベル3歳牝馬世代の中なら伸びしろも含めてこの馬が1番かもしれない。マイルはベスト、ヴィクトリアマイルなら最有力。


3着・ ○カラテ

【考察】トゥザグローリー産駒らしいパワフルで追われてグングン伸びる末脚、そして長くいい脚を使える超大型馬でやはり持ち味生かすには東京がベスト。前走中山コースで前残りの展開で地力だけで差し切った見応えのある内容。昨年よりもキッチリ力をつけてきていて今のデキなら菅原明騎手も完全に手の内に入れているし重賞2勝目は目前では。
だが唯一懸念される所としては開幕したての馬場は合わないということ。上がりかかる馬場、荒れ馬場でこそ持ち味活きるタイプで時計勝負となると不安は残る。

【回顧・次走狙い方】
⇨開幕したての馬場と枠でやや後手を踏んだがやれる事はやった。安田記念では外枠、タフ化した馬場となれば恐らく最有力。軽い決め手生きる馬場△

4着・カレンシュトラウス

【考察】前走ノーカンとしても2走前を見る限りは重賞でも通用していい能力。東京替わりも歓迎で改めて期待したい!と言いたいところだが恐らく本質は中距離型。(のはず)1800mの方が競馬がしやすいはずで、休み明け・テン乗り・大外枠も合わせて今回は厳しいのでは…。

【回顧・次走狙い方】
⇨4着狙った4着見たいなタイプでこれ以上は恐らく難しい。相手なりに走るので人気より走るが、人気背負うと負けるタイプ。やや仕掛けの速い津村明秀騎手とのコンビで4着に入ったイメージ。今後も相手なりなので騎手次第で。人気背負ってまで買う馬ではない。


5着・ドナアトラエンテ

【考察】開幕したての軽い馬場、東京替わり、馬群で溜められる8番枠は大きくプラスに働くが、その反面恐らくデムーロ騎手はマイナス、もう少しゆったり乗れる騎手向き、マイルより中距離向き、あとは総合的に成長があまり見られず総合力で重賞だとパンチに欠ける印象。能力自体はあるし、近走上手く引き出せていないのも事実だが、決めきれない弱さも目立つ。だが東京替わりは大幅プラスになりスローの決め手勝負向きの馬でここで走っても驚かない。イメージ的に大敗か好走の二極化にいるイメージでどちらに転んでも納得できるので非常に取捨が難しい。

【回顧・次走狙い方】
⇨条件は最高だったが、やはりデムーロ騎手向きではない。もう少しゆったり運べる騎手向き。繊細に運ぶ方があっていて、やはりC・ルメール騎手を筆頭に、福永祐一、武豊、松山弘平騎手あたりがベター。そして1800mくらいの方が走りやすいはず。
距離延長・騎手替わり・東京の軽い決め手生きる馬場の3つが噛み合う瞬間が狙い目。


その他で気になる馬

7着・ワールドバローズ

【回顧・次走狙い方】
⇨やれる事はやった。悲観する内容ではなくもう少し上がり掛かる馬場向き。安田記念ではなくマイルCSに向けて順調に使われていければダークホースになる。重賞で通用する力あり。少し気は早いがタフ化した関屋記念なんかなら有力。


10着・ヴェロックス

【回顧・次走狙い方】
⇨三浦皇成騎手の行き当たりばったりかここにきての先策は不発に。マイルで溜めれば伸びてくる力はあるのでM・デムーロ、和田竜二、幸英明、川田将雅騎手あたりが乗ってきたらもう少しやれるはず。
人気ももはや無いが、地力はあり。


12着・ホウオウアマゾン

【回顧・次走狙い方】
⇨東京マイルの外枠の時点で詰んだ。ベストは上がり掛かる急坂戦の内枠1400m。もし阪急杯に出てきて内枠獲得したなら鉄板軸で狙いたい。


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⚪️=発走15:35〜中京11Rきさらぎ賞(G3)芝2000m
※馬名下の短評は有料記事・全頭個別考察コメント


1着・○マテンロウレオ

【考察】持ち味の馬群を苦にせず立ち回り抜け出す長所を活かせなかったなりに前走は見応えのある内容だった。少頭数になるのもプラスで直線が長い中京替わりも歓迎。ハーツクライ×ブライアンズタイムの血筋らしくパワーあり追われての良さ際立つ。上がり掛かる直線長い急坂戦は大歓迎と言ったところ。タフ化しつつある今の馬場状態もプラスでゆったり乗れる横山典騎手ととにかく手が合う。頭が高く急坂苦にしない走りと合わせて伸びしろのある走り。使われつつ良くなるタイプで、うまくいけばクラシックでも通用する。ダービーくらいからが完成されてきそうなイメージ。内枠獲得で最高の形。コース・馬場・少頭数・相手関係・経験の積み重ねどれをとっても好転する。

【回顧・次走狙い方】
⇨少しだけメイショウゲキリンのスローで伸びあぐねないか不安で本命⇨対抗に落としたのは杞憂で終わりました。上手く溜めて差し切り勝ち。考察でクラシックで通用する。と言ったがそこは評価見直し。結構完璧な条件でこれくらいのパフォーマンスだと正直クラシックでとなると力不足。ここからの伸びしろ次第だが…。過剰評価していた気も。低レベルメンバーの揃うトライアルレベル。万が一可能性があるならダービーか…

2着・★ダンテスヴュー

【考察】前走は外枠・やや出負け・距離短縮と条件的には微妙ではあったが、最後までジワジワ脚を使えていた様に安定型の相手なりタイプ。大物感やクラシック通用とはとてもそのレベルには無いし、そこまでの伸びしろもないだろうが、安定して走れる事に強みがある。この一族はそういうものなのでトライアル重賞ならいつでも安定して走れる。一族的にもこの舞台は相性もいいし、距離延長も歓迎、追走楽になるここは相手関係から見ても好走をする可能性は高い。距離延長・相手関係・枠・血統的に見ても勝ち切るかはともかく相手の上位評価としては充分条件を満たしている

【回顧・次走狙い方】
⇨正直あまり強くないので、トータル的に低レベルメンバーでマテンロウレオと接戦を演じただけ。
こちらもクラシックでどうこうという感じでは無い。低レベルメンバーの揃うトライアルレベル。

 

3着・▲メイショウゲキリン

【考察】キズナ産駒らしい馬格とキレないがバテにくい持ち味があり、少頭数の外枠に入れたのは運が回ってきたか。スロー濃厚のメンバーでこの時期は控える競馬も覚えさせる時期でむやみやたらと逃げて勝つという事はしてこない中で、外枠に入った本馬は逃げしか道が残されていないのでここが逃げる可能性が非常に高い。荒れ馬場苦にしないパワー溢れるタイプでそれぞれがノーマークの単騎逃げで一発ないか。

【回顧・次走狙い方】
⇨ノーマーク単騎逃げの中京重賞で逃げ残るパターンがたまたまこの低レベルメンバーにハマっただけ。今回限りの3着。クラシックでは流石に…


4着・アスクワイルドモア

【考察】前走の敗因は全て大外枠によるものだろう。またトライアルや前哨戦に強いキズナ産駒らしく本番ではダメだった…という具合か。これまでも馬群で上手く追走し抜け出す競馬をしてきただけに立ち回り活かせない前走はひとまずノーカン。
これまでも少頭数や最内枠など恵まれてきたのもあったので、ここでも枠次第では巻き返しは可能。
相手なりにしぶとく伸びてくるので今後も大舞台では微妙だが条件合えばそれなりにやれるのでは。
ただこれまで右回り平坦小回りコースでの経験値しかないのは甚だ疑問だが…またこれまでも他馬が経験値のない中使われつつキャリアを積んできた経験の差でこなしてきた点もあった。

【回顧・次走狙い方】
⇨上手くジワジワ差してきたが前二頭の決め手比べに参加は出来ず。かなりズブいので距離はもっと欲しい。武豊騎手よりM・デムーロ騎手あたりが合いそうなタイプ。こちらも微妙だがもしクラシックであるとするなら菊花賞タイプ。


5着・ストロングウィル

【考察】立ち回り安定型でレースセンス高くまだ奥がある走り。着差以上に完勝の内容で走りを見てもまだ伸びる。コーナー4つの立ち回り問われる舞台は歓迎で、自分から抜け出せる機動力も高い。
新馬戦では内を上手く通った馬にまんまとやられた内容で強気すぎた点もあるが、前走の様な好位抜け出しが合っている。松山騎手とも手が合うのでここでも通用する素質あり。

【回顧・次走狙い方】
⇨中京の馬場が明らかに合わず。かなり手先軽いタイプで東京替わりで見直したい。今後はどうだが現段階ではなんとも…もう少し見て判断したいが恐らく微妙。


その他で気になる馬 なし

全体的に低レベルメンバーで特殊な馬場で争っただけで、ここが先々クラシックを席巻するメンバーとなるにはかなり厳しい。

⚪️=平場レースの次走狙い馬

2/5(土)中京9R 天竜川特別
発走時刻14:25〜 ・芝2000m

Revenge Horse◎⑤リフレーミング…★★
前走は好立ち回りからラスト追われてグイグイ伸びて勝ち馬で、セントライト記念4着カレンルシェルブルに迫る末脚を披露も、ラストでインに入れられていたら着順は変わっていたと言える僅かの差。
勝ち馬よりもスムーズさに欠けた内容で追われてグイグイ伸びるタイプに川田騎手は間違いなく合う。
惜しい競馬が続くが、鞍上強化されれば簡単に勝ち上がれるはずだ。僅差でくすぶっているがここでリベンジ。

【回顧・次走狙い方】
スローの決め手比べで反応。川田騎手ありきの内容感もあるが、川田将雅継続なら昇級してもそれなりに通用。いきなり勝ち負けはどうかだが。


2/6(日)中京10R 瀬戸S
発走時刻 15:00〜・ダート1900m

Revenge Horse◎⑦ペルセウスシチー
距離延長で追走が楽になり、川田騎手乗り替わりで伸びが違ってくるここなら堅実に走れる。
ハヤブサナンデクンを捉える形で運べるのもプラスになるはずでリベンジを果たしたい。

【回顧・次走狙い方】
今回ではっきりと確信。2000m以上ないと距離が足りない。2000m以上ならまだ上でやれるが、そもそも2000m以上の重賞だと地方交流か…。
川田騎手以外だとかなり危ないので次走2000m以上で川田将雅騎手継続なら鉄板。

本日はここまで。

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次のBLACK Saturdayは2/12(土)クイーンC(G3)当日‼︎‼︎そう‼︎今週土曜日!!楽しみにしててくれ〜‼︎


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◼️発行者 ファンファーレ向井パパ
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帯獲った人にはねだります。それはねだらせてください。