【重賞回顧と素質馬ピックアップ】 マーメイドS（G3）+ユニコーンS（GⅢ）+平場狙い馬〜上半期GPへ向けて最高の調整ができた日曜日〜

【重賞回顧と素質馬ピックアップ】
マーメイドS（G3）+ユニコーンS（GⅢ）+平場狙い馬〜上半期GPへ向けて最高の調整ができた日曜日〜

先週末も皆様お疲れ様でした。

まずは先週の結果から。
6/18（土）
函館11R◎カバーガール…6番人気10着
阪神11R◎シャーレイポピー…5番人気7着
東京11R◎アルドーレ…1番人気6着
▶︎配信3レース全敗🙅🏻‍♂️🙅🏻‍♂️🙅🏻‍♂️
この日は阪神開幕週・東京Dコース替わり・平日の雨の影響…馬場の傾向がほぼ出ない【凪】の状態で苦戦。馬場が読めないので狙い方がやや粗くなったことが敗因。反省の一日でした。

6/19(日)
函館11R◎シュアーヴアリア…2番人気2着🎯
1着…マウンテンムスメ（△）
3着…コスモアンジュ（○）
▶︎3連複3-5-14 4,530円

【重賞】東京11RユニコーンS（GⅢ）
◎コンバスチョン…4番人気9着
1着…ペイシャエス（穴推奨）
2着…セキフウ（○）
3着…バトルクライ（穴推奨）

【重賞】マーメイドS（GⅢ）
◎ウインマイティー…10番人気1着🎯
2着マリアエレーナ（△）
3着ソフトフルート（▲）
▶︎3連複　7-12-3 17,190円

昨日の反省と馬場を踏まえて日曜日は3戦2勝
函館メインは土曜日と同じ1200mでリベンジ達成。
大波乱のマーメイドSは見事10番人気ウインマイティーを本命推奨で的中という昨日の全敗を補って余りある快勝。これで堂々と宝塚記念。上半期の総決算GPへ挑める日曜日になりました。

敗戦となったレースにおいても
対抗○クラヴァシュドール…8番人気2着
対抗○セキフウ…9番人気2着
穴推奨ペイシャエス…8番人気1着
穴推奨バトルクライ…7番人気3着
と【穴馬】の精度はそれなりにハマっていたので、馬券の買い方で『穴推奨〜ワイド』をしっかり買うべきだったなぁという馬券の反省はありました。

色々なことを考え反省して、翌週活かしていく。
成長とはそういうものです。

それでは恒例のレース回顧をやっていきましょう。
レース回顧がなぜ必要か。
良く勝負事には『強い奴が勝つ』『勝った奴が強い』とか勝ちに関する考え方がありますよね。
競馬においては『力を出しきれた奴が勝つ』や『力を出し切った上で恩恵を手にした奴が勝つ』というのがしっくりくるのかもしれません。要は今日は今日。明日は明日。という事です。前走負けたエフフォーリアをもう二度と買わない。とはなりません。それこそ今日は今日。明日は明日。ではないでしょうか。それをどこまでの馬にその考えを適用し、その理由を探せるかというのが勝ちには必要不可欠だと思いませんか。それの重要な基礎がレース回顧です。

必要なところはメモして、JRA-VANにもMY注目馬とかでコメント入れれますからそういうのを活用していくのはアリだと思いますよ。実際にメモして次走出走の際に狙って当てて報告くれる猛者もたくさんいますからね。最終的に馬券を当てる為には、コツコツ努力する事。

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⚪️＝マーメイドS（GⅢ）

当日乗り替わりで酒井学⇨藤懸貴志のハギノリュクス。シャムロックヒルの再現とばかりにハナを奪い特に抵抗する馬もおらずスンナリ隊列は決まりペースは通常ペースで淡々と流れた。阪神内回り×開幕週が大きくレースに影響し差しの届かない完全なる立ち回り戦となった。差し組には出番なし。その中で最高の立ち回りを見せたのがウインマイティー。初重賞制覇、3歳以来の復活の勝利となった。

1着＝◎ウインマイティー（上の舞台狙える）

完全復活の好内容。好位から最高の立ち回りを見せ抜け出す、和田竜二騎手も最高の騎乗で想定通りの運び方をしてくれた。東京や外回りなどの差しが届く決め手比べ・追い比べは合わないので、内回りの立ち回り活きる舞台ならまだまだ上を目指せる。内枠ベストで距離は2000〜2400m。成長次第ではエリザベス女王杯でも侮れない。内枠で好立ち回り＆強気に早めに抜け出し粘る競馬が好走パターン。

2着＝△マリアエレーナ（立ち回り向き）

坂井瑠星騎手が外枠ながら上手くインの好位で運びしぶとく伸ばす好騎乗。馬自身も立ち回り戦は合っていて、持ち味を最大限活かす舞台に持ち込んだ鞍上の技術が光った。基本的に牝馬限定ならいつでも上位。大物食いするタイプではないが相手なりに走れるので今後もしぶとさ活かせる舞台なら買いたい。

3着＝▲ソフトフルート（上の舞台狙える）

前走の積極策は活かせなかったが、川田騎手でも14番手追走となる様なテンでやはりギアを上げられないタイプだが、上手く内枠を活かしてイン追走。ラストはしぶとく伸び続けた。スパッと切れるタイプではなくジワジワ伸び続けるので上がり掛かる舞台向き。中京、阪神外回り◎ スタミナあるので開幕週分届かなかったイメージ。エリザベス女王杯は合う。

4着＝リアアメリア

やや掛かり気味が功を奏し、インビタで走れたことがしぶとく粘る事につながった。久々におっ！と思える走りだったが、特に進境があったかと言われるとそうではない。イン先行有利の立ち回り戦で結果的にそれができたという内容。

5着＝ステイブルアスク（力の要る馬場◎）

内枠を生かして立ち回り末脚生かすもあと一息及ばず。芝ダ共にオープンクラスで戦えることがわかったのは収穫で、開幕週でなければもう少しやれたはず。タフな馬場や開催後半の差しが届く馬場なら牝馬重賞ならやれる。

6着＝ゴルトベルク

内枠を生かして好立ち回り。千八だとやや短い様なズブさが出てきたので、今後も二千以上で期待。
まだまだ牝馬重賞でやれる力はあるので忘れた頃に一発あり。

7着＝ルビーカサブランカ○

終始外目追走で差し組には出番がなかった。仕方ない敗戦。能力はあるが色々と恵まれていないのも事実なので特に悲観することない。ベストは2200〜2400mで1800mは距離不足。差しが届く中長距離でしっかり中盤緩むレースで見直し可。武豊騎手戻りで巻き返しに期待。

10着＝スルーセブンシーズ★

最内枠をまるで活かせず大外回し流れに乗れず。
秋山騎手曰く、狭いところに入れたくなかったという事だが、入れないとどうしようもない馬場だったのでノーカン。内枠を無駄にした。

12着＝クラヴェル

近走牙を抜かれた感あり。横山典⇨北村友一騎手では系統的に似ているのでもう少し追わせるタイプの騎手で。どこかでまた復調するはずなので長い目で向き合いたい。川田騎手、幸騎手あたりでショック療法的な措置が必要かも、

16着＝ホウオウエミーズ

大外枠でノーカン。どうしようもなかった。
松山騎手らしく位置取りでのこだわりは見えたが、力及ばず。能力はあるのでまた丸田恭介騎手戻りで。

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⚪️＝ユニコーンS（GⅢ）

昨年よりは素質ある馬も参戦したが、一昨年よりかは手薄だった。人気勢に不発と表裏一体のハセドンや千四巧者のリメイクなど、東京マイル適性のある馬が少なく、差しの届く馬場でもなかった。

勝ち馬を含め色々と噛み合った1戦で先々どこに繋がるかまるで見えてこない印象。
あまり価値のない1戦だったかもしれない。
なのでレース回顧も正直あまり書くことが無いというか…今回限り感のある内容だったので。
ただ勝ち馬はそれなりに素質ありで、JDDに出てきたら面白い。

1着＝ペイシャエス（距離延長◎）

恐らくベストは1800以上。JDDあたりが距離は合いそう。前走はハセドンが差せる流れで逃げ馬には厳しくその中でもそれなりに粘っていたことを考えると能力の片鱗はあった。そしてしっかりそれを修正し、無理に行かず控える競馬でラスト脚を伸ばした菅原明騎手の戦略もハマった。2022年成長株の若手騎手は勝ち星だけでなく頭を使える競馬ができるのは良い傾向。マイルは短いので1800m以上でさらに上を目指せる。内枠・馬群◎

2着＝セキフウ（○）

考察にもあったが、弱そうで弱くない、強そうで強くない。総合的になんやかんや侮れない。つまりは相手なりに走れるという事。そしてしぶとく伸びれるのでM・デムーロ騎手とも合う。M・デムーロ騎手は2018.2019.2020.2022とこのレースで馬券に絡む様に、ダート短距離での腕っ節は強く、こういう根性ある馬と良く合う。伸びしろはどうか。

3着＝バトルクライ（穴推奨）

ラスト馬群を突いてきた戸崎騎手の位置取りもハマった。戸崎騎手が上手く弱点をリカバリーしている印象で長く良い脚を使えるので東京◎。馬群も問題ない。

4着＝ヴァルツァーシャル（★）

ゴール100mあたりまではいつも届くはずの脚を見せるが、必ずゴール前の勝負を決する一伸びで脚色が同じになる。あと一工夫有れば上位勢との力関係は簡単に変わる。まずは三浦皇成騎手を変えてみる所から始めてみれば。

5着＝タイセイディバイン

あわやの伸びを見せたがあとわずか及ばず。ダートでも全く問題ない。外枠発走がかなり良く働いたので、内枠や砂をモロに被る位置での競馬の時は注意が必要。もう一度見て見たい気もするが。

6着＝リメイク

千四までは完璧だった。距離短縮で。

9着＝コンバスチョン（◎）

追走で脚使い伸びず。速い流れで苦労した印象。
ハッキリとした敗因がイマイチ分からず。素質最上位だと思っていたが…少し長い目で見て行きたい。

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⚪️＝その他素質馬・次走買い時馬

新馬評価
S…クラシック狙える・怪物級‼︎
A…重賞通用・将来に期待
B…水準以上・成長次第で重賞狙える
C…可もなく不可もなく
D…水準以下・条件ハマった恩恵勝ち
E…馬場・展開・相手関係超どハマり再現望めず

6/18（土）

東京5R 新馬戦・ウンブライル（B）
スティルヴィオの全弟という良血でスタートこそ悪かったがスピードの違いで大外から先頭に立つと楽々伸びて圧勝。早くから活躍できそうで完成度も高め。木村哲厩舎&スティルヴィオの血族となると古馬になってからの成長力は怪しいが、3歳時にはそれなりに走りそう。マイルの方が走りやすそうなので上手くいけばNHKマイル路線が有力。スピードが勝ってる印象で急坂より平坦の方が良い気がする。
まずまず楽しみな一頭。クラシック路線ではない。

東京9R 三浦特別・イグザルト（連勝伸ばせる）
千四でも真面目に走れるので千二で培ったロケットスタートからスッと控えて好位立ち回り。追われてジワジワ伸びる。距離はマイルまでは持つ。
ただD.レーン騎手で連勝。今回もラストはひたすらに追われてようやく伸びてる印象で騎手選びそう。
川田騎手、幸騎手、若手だと菅原騎手あたりが合いそう。ふわっと乗れる騎手だと少し疑う。内枠○

東京11R スレイプニル
サクラアリュール（2000m以上◎）
ゲンパチルシファー（2000m以上◎）
この二頭は近走距離不足でじれったい競馬をしてきた。特にゲンパチルシファーに関しては能力的には重賞でも通用していい器。だが中央に2000m以上の重賞がないので。

阪神5R新馬・ファントムシーフ（D）
外枠ながら上手く先団につけて和田騎手が上手く導いた。馬場を考えても特に可もなく不可もなくの内容。ハービンジャー産駒らしく少頭数の外枠でスムーズに運べたのが良かった。距離は1800〜が良さそう。

阪神9R皆生特別・テイエムスパーダ（昇級壁無し）
本来これくらいはやれる素質あり。千四は長いので千二限定。2走前は消極的な運び方でラスト行き場がなくなりながらも良く伸びていた様に、国分恭介騎手も手の内に入れつつある。千二ならもう少し上でもやれる。ベストは平坦。少し気は早いが、来年のCBCや北九州記念が合いそう。

阪神10R 垂水S・イズジョーノキセキ（重賞通用）
元々エリザベス女王杯5着とG1でも通用していた馬。前走は先行して溜めが効かず失速、今回は馬群の中でキッチリ溜まり、追い出し遅れるくらいの瞬間もありそれが良かった。脚が溜まれば末脚は重賞級。
騎手選ぶのでふわっと乗れる騎手向き。

ノースザワールド（勝ち上がり順番待ち）
もういつでもこのクラスは勝ち上がれる力あり。
2走前はマイルで距離不足。ベストは2000m。2000mあれば重賞でもまずまずやれる素質あり。

阪神11R米子S・ウインカーネリアン（重賞通用）
マイペースに運べるレース向きで急坂◎
東京コースタイプではないので阪神・中山なら重賞通用。京成杯AHに出てくれば有力の一角。

函館5R新馬・ゴキゲンサン（D）
好位追走、イン組ピタリと止まる差しやすい展開。
初戦から走れる血統なので上積み鍵。

函館6R新馬・オマツリオトコ（C）
相手も弱かったが桁違いの反応でグングン伸びる。
距離はやや忙しく千二あった方が走りやすい。
芝で走れるかはどうか微妙。上がり掛かる洋芝なら…。この一族に芝馬はいないので。

函館9R 立待岬特別・ハギノモーリス（昇級通用）
元々能力は高いので近走距離、乗り方含めて噛み合い出してきた印象。順当勝ち。もう少し上へ行ける。池添謙一騎手◎まだまだ伸びしろあるので成長にも期待できる。

函館10R奥尻特別・フィデル（連勝可能・重賞間近）
元々ジャスティンロック、キラーアビリティらと差のない競馬ができていた様に能力あるが、不器用なので成長待ち中。使うごとに良くなってきており、まだまだ良くなる可能性大。1800mだと少し短いので2000m以上ならすぐに重賞へ返り咲ける。

6/19(日)

東京5R新馬・マイネルケレリウス（D）
上手く馬群に入れて終い伸ばした。能力はどうか微妙だが手先が軽くレースセンスは高そう。距離は伸びた方が持ち味活きそうな印象。

東京6R新馬・モルチャン（C）
ヘニーヒューズ産駒らしく淀みない流れと馬群で上手く脚を溜められた流れが向いた。ラスト詰まる場面もあったが地力で伸びてきた好内容。東京千四合う。マイルだとどうか。ダート◎

東京10R多摩川S・ウィンシャーロット（オープン特別なら通用）
流石にここでは力が違う。現級勝ち上がりは順当。重賞でどうかは微妙だがオープン特別なら通用する。並ばれてからもしぶといので上のクラスでも侮れない。重賞なら条件選ぶ。

阪神5R新馬・ナイトキャッスル（D）
好スタートからスッと下げて上手く流れに乗せた。
前もいい感じに止まってくれたが、本馬もしっかり伸びていた。千二は少し忙しい印象で千四の方が走りやすそう。あまり器用なタイプではないので広いコース向き。

阪神10RオークランドS・メイショウフンジン
（安定、パワー◎良馬場長丁場向き）
並ばれてから差し返す根性。大型馬らしくパワーあり、阪神◎東京微妙。自分のリズムなら侮れない面があるので今後も流れ次第で。上のクラスでもそこそこやれていい。

函館5R新馬・スプレモフレイバー（C）
すんなり逃げて押し切り勝利。ダイワメジャー産駒で距離の融通は効きそうだが、テンがしっかりしているので千二の流れ合う。今回は色々と恵まれた面があったので次走見てみたい。次走函館2歳S予定。

函館11R UHB杯・シュアーヴアリア（現級上位）
まもなく現級勝ち上がり。勝ち上がるまではいつでも堅軸で問題ない。内枠◎混戦◎今回はやや不利あり。次走千二なら特注軸馬✨コース問わない。

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⬛️発行者:ファンファーレ・パパ

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