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◆→2023.2/18.19重賞回顧+次走注目馬発掘フェブラリーS・ダイヤモンドS・小倉大賞典・京都牝馬Sの4重賞(無料)〜次に繋げるレース回顧〜


皆さんこんばんわ。

福永祐一騎手の国内ラストは泣けました…
泣けたなんてもんじゃないですよね。騎手分析している立場からしてフラットな気持ちでいたけど、本当に僕は福永祐一騎手が好きだったんだと思い知りましたww悲しい…でも福永祐一騎手はデビューから天才ともてはやされたタイプではなく紛れもなく考えて勉強して努力して今の地位まで上がってきたジョッキーで感覚的な天才系よりも、名伯楽になっていくんだろうなという確信に近い期待があります。期待しましょう。福永祐一ジョッキーありがとうございました。リメイクの勇姿!しかと目に焼き付けるよ!!

馬券に関しては土曜日に13番人気ヒュミドールの激走!!日曜日には11番人気ゼットリアンの激走と大穴組が頑張ってくれたおかげで良い週末を過ごせました。重賞はダイヤモンドSのみとなりましたが重賞以外で稼いだ週末。でもやはりビシッと重賞を仕留めたいですね!✨今週こそは。

本日も先週のおさらいをしっかり行い、来週以降に『馬券』に繋げて行けるようにしていきたいと思います。予習としてレース2〜3日前、早い形で週初めにはすでに調べたり、狙い方を決めたりとしている方は多くいらっしゃるかもしれません。ですが案外軽視されてしまうのがこの『復習』という作業。終わった事をちまちま振り返るのは大変な事かもしれませんが、今の馬場状態の把握を初め、正しい馬の能力把握、次走への狙い方を決められる重要な作業です。

それでは重賞回顧&次走期待馬へ参りましょう‼︎

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◆◆==フェブラリーS(G1)
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レース概要
ジュンライトボルト、カフェファラオ、ソダシ、ギルデッドミラー…バトルクライやバスラットレオン…有力馬がサウジアラビア&故障という事で国内に残された有力馬はもはやレモンポップだけ…という事でメンバー全体としても手薄な構成。勝ったのは横綱相撲、正攻法で楽々圧勝のレモンポップ。その強さだけが際立った1戦となった。

1着=レモンポップ
坂井瑠星騎手乗り替わりも好位から楽々抜け出し突き放して楽勝・完勝・圧勝。1600mまでなら今回不在の上位勢とも差のないレベル。東京ベスト。1800mやコース替わりであっさり負けるかもしれないが、現状は類稀なる天才的なレースセンスがあるので大崩れはしないタイプ。いずれにせよマイルまでなら国内最強のカフェファラオと遜色ない。

2着=レッドルゼル
今年はようやく外からの差しも決まる馬場状態とメンバーレベル低下の2つが向いて力を出し切った。マイルは長いので距離短縮ならその巻き返す。日本に適条件があまりないのが痛いところ。

3着=メイショウハリオ
大きく出遅れるも、馬場も味方して外から伸びてきた。出遅れた分、ふかして行ったのが良かったのかも。最低限の地力は見せた。右回りの2000mがベスト。

4着=ドライスタウト
現状やれることはやった。今年の馬場も向かなかったがそれ以上にこの差が上位勢との現段階の差と言った敗戦。重賞実績もなくその期待先行で押し出され人気にされたむしろ被害者。G1で4着なら上出来。まだまだこれからの馬。

5着=アドマイヤルプス
現状の力を出し切った。ベスト舞台で本来の力を出せた。近走微妙だったがそろそろ立ち直るかも。

6着=スピーディーキック
やれることはやった。前が詰まらなければ3着近くまではあった。南関最強の力は見せた。

7着=ヘリオス
自分の形には持ち込めたが距離が長かった。

8着=ソリストサンダー
脚はあったが不利も響いた。休み明けを大事に乗ったことが仇になった。能力に陰りはない。

9着=シャールズスパイト
ダートも微妙だったが日本は合わない。

10着=ケンシンコウ
マイルだとそれなりの位置を取れてしまうからこその敗退。千四だと割り切れるが。ベストはやはり千八。

11着=セキフウ
力負け。前走出なかった分、今回出過ぎた。

12着=オーヴェルニュ
福永祐一騎手曰く『輸送がダメな馬』それもあると思うが、東京マイルの決め手比べは合わない。立ち回り戦向き。

13着=ケイアイターコイズ
距離長くノーカン

14着=テイエムサウスダン
昨年の出来にはなかったが、岩田騎手ありきの馬だった事が一番の原因。

15着=ショウナンナデシコ
差しが効く東京の馬場と東京マイルは合わなかった。

16着=ジャスパープリンス
力負け

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◆◆==小倉大賞典(GⅢ)
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レース概要
外有利の馬場だが各馬内を空けすぎた為、外差し組はロス大の競馬。荒れすぎて騎手の意識が統一されると起こる現象。

1着=ヒンドゥタイムズ
小倉記念の激走の再来。小倉中距離が余程合うのと、外国人ジョッキーが得意なハービンジャー産駒。
荒れ馬場苦にせず枠も良かった。

2着=カテドラル
最内枠がむしろ良い方向に向いた。団野騎手も小倉滞在で馬場をよく読めていた。差しが効く&流れ向くレースならこういう競馬はできる。流れ向かない中で地力でどうとかはない。好走パターンは差しが届く馬場。

3着=バジオウ
菱田騎手が華麗に導いた。馬場、進路取りが見事だった。

4着=ロングラン
追い込んだが隊列が向かなかった。もう少し普通の展開ならローカルG3は勝てる。

5着=ホウオウエミーズ
ラストは猛然と追い込んだがロングラン同様大外差しが決まる隊列ではなかった。インアウトの差し向き。内枠◎

レッドランメルト…パワーはあるが荒れ馬場が得意ではなかった。急坂の良馬場がいい。枠も微妙だった。

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◆◆==ダイヤモンドS(GⅢ)
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レース概要
例年に比べてハイレベルなメンバー構成。レースのセオリー通り差しが届く決着。

1着=ミクソロジー
4連勝で重賞制覇。スタミナ豊富で決め手もあるのは優れている証拠。シルブロンをマークした騎手の好騎乗も光ったが、G1馬になるべき長距離馬の特性を持っている。天皇賞春でも楽しみな逸材。

2着=ヒュミドール
田辺騎手が最高の騎乗。繊細にゆったり溜めて最短距離で走った。スタミナ豊富で長丁場で良さが出た。天皇賞春でどうこうではないし、枠、騎手もはハマった。

3着=シルブロン
内容は良かったし先に繋がっていくレースだった。今回はミクソロジーにまんまとマークされたが素晴らしい内容。展開のアヤで先に繋がる。

4着=ベスピアナイト
大外枠も良かったし長くいい脚使い伸びた。

5着=レクセランス
しぶとく耐えた。やれることはやった。

スタッドリー…距離延長で全く抑えきれずに暴走。流石に長すぎた。能力は重賞級なのでどこかで一発ある。

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◆◆==京都牝馬S(GⅢ)
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レース概要
まだまだ馬場も良く内枠有利。すんなり隊列決まり先行有利。

1着=ララクリスティーヌ
中井騎手の借金を返し終わった。今年はワンランク上でもやれそうな地力強化。菅原騎手で絶賛大成長。枠も良かったのでもう一度みたい。

2着=ウインシャーロット
すんなり逃げて粘りこむ。新馬戦1200m以外全14戦馬券内、11戦連続連対中のハイスペック。とにかくレースセンス高く1400〜1600mならどこでもやれる。

3着=ロータスランド
最後方の位置どりも大外枠をリカバリーするための戦略。岩田騎手ならではの最高の騎乗。この形が板につけば今年は面白い。

4.5着…内枠にいたことで雪崩れ込んだ。

ミスニューヨーク…外差しが決まる馬場ではなかっただけ。またすぐに巻き返す時はくる。

サブライムアンセム…出遅れたのは仕方ないがそこからインを活用しない騎乗。父が同レースでやったことを考えて欲しい。

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◆◆=次走期待馬と馬場
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東京
芝→フラット
ダ→差し有利

阪神
芝→ややイン有利〜フラット
ダ→フラット〜やや外有利

小倉
芝→外有利
ダート→フラット

◆2/18(土)次走期待馬◆

東京1Rリバートゥルー(昇級通用)
東京1400×吉田豊騎手ベスト。吉田豊騎手はパンサラッサで逃げのイメージあるが、アポロビビやブルーメンブラット、サンカルロなど追い込み力でここまで来た騎手。まだ上狙える。

東京2Rパイリヴレ(重賞級!)
良血馬らしいセンスある勝ちっぷり。使いつつ良くなる一族で全くの未完成でこれだけのパフォーマンスは上出来のデビュー戦。世代重賞にぜひ出てきてほしい。

阪神2Rリュウ(外枠×1200m即通用)
揉まれなかったことが最大の要因。外から先行して楽々押し切り。脚抜きのいい馬場も良いはずで、内枠で評価下げ、外枠で期待。

阪神9Rロードデルレイ(昇級通用)
外から楽に差し切り勝ち。頭ひとつ能力違った内容で相手強化しても問題ない。ただ中内田厩舎の3歳馬は完成度こそ高いが成長力ない上に人気になりやすいという特徴があるので買う時期を間違えない方がいい。

阪神11Rミスニューヨーク
外差し馬場の時には確実な末脚。馬場が合わなかっただけで能力低下ではない。次走以降でマイル&外差し馬場になればいつでも牝馬重賞は勝てる。M・デムーロ◎

小倉11Rメイショウゲンセン(昇級通用)
元々現級上位の力があり、近走の不発で人気を落としていただけ穴人気の好走というより順当に近い。平坦1200mベストで藤岡康太騎手(1.2.0.1)と好相性。レースセンス高く昇級しても問題ない。むしろ休み明け2戦目の次走の方が有力。

◆2/19(日)次走期待馬◆

東京5Rジオッコピアノ(上積みある)
530キロ近い超大型馬で初戦向きではない中で完勝。砂被りへの課題残るがバシュロ騎手も反応が悪い。と言う様に次走以降の上積みがありそう。砂・揉まれる枠の場合は一旦見も外枠なら次走も楽しみ。

東京6Rノッキングポイント(来年か…?)
元々期待先行人気先行型ではあったが、特に成長する様子もなく、血統的にも来年かもしれない。マイルG1路線では少しキツイか。

東京8Rニシノスーベニア(現級安定)
使われながらジワジワと成長。戸崎騎手乗り替わりで安定路線。マイルより千四の流れ向く。ダートでも勝ち星ある超大型馬。ダート馬が走りやすい芝の時は特注になる。現級は安定。

東京9Rペリエール(世代トップクラス)
最高の騎乗に馬も応えた。休み明け成長感じる好立ち回りで完勝も休み明け分のビハインドもあり、次走はもうワンランク上の走りができる。このままいけばユニコーンSは最有力。

ゼットリアン
11番人気を覆す激走も東京ダート向きの馬で、好メンバー相手に地力示す好内容。1400mだと短く取りこぼす。マイルがギリギリの印象で〜1800mくらいがベストかも。

東京10Rスパイダーゴールド(昇級通用)
重賞戦線に入って来れる素材。オープンクラス通用、重賞も新潟大賞典当たりなら好勝負なる。

東京11Rヘリオス…距離短縮で見直し

東京12Rテイエムアトム(昇級通用)
延長ローテも良かったがレースセンス高く好位からひと脚使える安定型。距離の融通も効くので1200〜1800mまでは持つ。平坦1700mとかも面白いかもしれない。

阪神5Rパールロード(昇級通用)
新馬戦がロードデルレイの2着で今回の圧勝はむしろ順当。半姉アートハウスの中内田厩舎で人気しやすく、川田騎手に戻ればさらに人気してくるので妙味はなさそう。ただ使いつつのタイプで、ここで岩田望来騎手スイッチなら上積みはありそう。距離は2000mまでは問題ない。引き続き前半の早い時期は崩れないだろう。

阪神6Rスカイロケット(昇級通用・延長◎)
クラス上がると追走面で苦労してきそうなのでマイル辺りがゆったり運べそう。パワーあり急坂合う。根性あるし馬群かにしないので内枠向き。

阪神9Rジャスパーグレイト(昇級通用)
古馬になり成長感じる好内容。詰めが甘いので気を抜かせない岩田騎手乗り替わりも引き金になった。引き続き岩田騎手とのコンビなら上でも通用する。もう少し上に行けそう。

タガノエスコート(順番待ち)
現級ならいつでも連複軸で買える安定勢力

シゲルバクハツ・メイショウゲキリン
→巻き返し可能。距離不足の一戦。二頭とも現級いつでも抜ける力あり2000m以上なら好走堅い。

阪神10Rセルバーグ(昇級通用)
逃げた4戦は全馬券内。折り合い課題残るが自分のリズムならしぶとい。もう少し戦略を固められればローカル重賞くらいならやれそう。

阪神11Rケイアイドリー(重賞級)
類稀なるレースセンスと追っての良さを兼ね備え、馬群、砂被り苦にしない大型馬。ダート馬になる為に生まれてきた様な素質。斤量負け、馬場負けしない。次走の黒船賞も勝ち負けになる。

阪神12Rスーサンアッシャー(昇級通用)
横山典さんが教えてきた馬はこうなるよ。と言う良いお手本。完全に手の内に入れているので引き続き横山典さんとなら昇級即通用。乗り替わりで疑う。

小倉11Rレッドランメルト…普通の馬場で見直し。

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⬛️発行者:ファンファーレ・パパ→うまパパ

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