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【重賞回顧】愛知杯・京成杯・日経新春杯

【重賞回顧】愛知杯・京成杯・日経新春杯


先週末も皆様お疲れ様でした。

ファンファーレのレース回顧は【レースを振り返る】解説の様なものではなく、次走狙うタイミングや狙えない条件の把握、各馬の評価の修正を行う事を目的にしているので非常に単純明快です。

【この馬は◯◯の条件に出てきたら狙いたい】
というメモをしておく。

逆もまた然りである。

【馬名・今回展開がハマっただけ次走注意。】
などメモをしておく。

これは1年もそのメモが溜まれば自分だけの
【㊙️情報】になる。これは競馬新聞には載らない情報の為、オッズには反映されていない。
それが【穴を狙う】という事。

今週もキッチリ回顧して次週に繋げていこう。

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⚪️=愛知杯(G3)中京芝2000m
※馬名下の短評は有料記事・全頭個別考察コメント

レースは昨年とはやや異なりゆったりと流れて決め手比べになった。ややイン有利。スローで流れたので後ろすぎると厳しかったがそれなりに決め手比べになったので『中団からのスローの決め手比べ』というのが正解。

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1着・◎ルビーカサブランカ

【考察】前走回顧⇨追って脚使い、着差以上に能力秘める好内容。今年の中距離重賞戦線で一線で活躍できる。このまま行けばエリザベス女王杯で勝ち負けできる器。今の充実ぶり、前走内容から見てもこのメンバー相手でもすぐに通用して勝ち負けできる逸材。中長距離型で豊富なスタミナと、非凡な決め手秘める。先々楽しみになる一頭。牝馬限定ならG1にも手が届くくらいの能力の高さあり。武豊◎距離短縮は微妙。恐らくベストは2200〜2400mあたり。これまで1800mで走っていたのは能力の高さゆえ。本来最低2000m必要で距離合えば前走くらいのパフォーマンスは順当。先々の期待も込めて。勝ち負けできる能力あり。ゆくゆくはG1タイトルにも手が届く能力あり。もう一度言うが、順調なら今年のエリザベス女王杯で勝ち負けできる。

【回顧・次走狙い方】
⇨ハンデ恩恵・枠の恩恵があったとはいえキッチリ粒揃いの好メンバーに勝ち切った事は非常に大きい。類稀なるレースセンス、そして晩成型の血が本格化を迎えようとしている。今後の狙い方としては2000m以上なら伸びても全く問題ない。逆に1800mを使ってきたら取りこぼしがあるので注意する。持久力が持ち味なので時計勝負もあまり良く無い。やはり狙うはエリザベス女王杯と言ったところ。


2着・マリアエレーナ

【考察】前走から走るならここ『愛知杯』かなと思っていたので。追って味ある中距離型。タフな馬場も苦にしないパワーあり急坂戦もこなせる。今回も53キロと恵まれた斤量なので恥ずかしいことにはならないだろう。好位追走から速い上がりをタフな馬場で使えるというのは非常に大きな武器。ここまで中京コースでも崩れず走れている様に舞台はベストだ。派手に伸びてくるので人気になりやすいタイプでもある。ソフトフルートとは新潟牝馬Sで勝負づけを済んだとはいえその斤量差は3キロ。今回同斤量となるのはやはり痛いが内枠獲得なら。脚を小出しにできるので内枠馬群で持ち味活かしたい。上積みも鍵。


【回顧・次走狙い方】
⇨中京コースはこれで(2.2.1.2)敗戦の2戦も開花前のシンザン記念でピクシーナイトの7着とエルフィンSで勝ち馬に0.1秒差の4着。これ以上ない得意舞台と内枠&坂井瑠星騎手という恩恵が揃いも揃った。
以降コース替わり、外枠替わりであっさり大敗もあり得るのであまり深追いしない方が身のため。


3着・デゼル

【考察】持久力があるタイプではないので、ベストは東京1800もしくは上がりの掛かる1600m。
2000mなら武豊騎手などゆったりと乗れる騎手向きで川田騎手だと2000mはやや長いのでは?
前走は展開向いたが持久力の無さが露呈した結果。
持久力問われる舞台は微妙だが地力的な所で抑えても…という所。

【回顧・次走狙い方】
⇨スローで流れて、決め手問われる展開がハマった。引き続き東京がベストで、持久戦になりそうなレースでは軽視して問題ない。人気を背負うタイプなのでそう言った意味でも実力と人気はいつもそぐわないので妙味もない。


4着・ソフトフルート

【考察】超持久力戦の前走は馬群から伸びてやれる事はやった。持久戦ならいつでも重賞を獲れる器。
持久力活かせる長い直線は非常に良く合う。中京コース3戦3勝の適正はやはり伊達ではない。昨年は積極策も多かったがやはり溜める競馬が合っていて、岩田騎手とは(1.1.2.1)うち1はG1の舞台で2着に0.1秒差、3着にクビ差の4着と考えればここまでほぼパーフェクト。展開一つになるが極端な立ち回り戦にならなければ勝ち負けだろう。53キロなんて一年ぶりの軽斤量。ここの差は大きい。
前有利の先行隊列になると出番はないかもしれない。自在性はあるので岩田騎手が上手く運べればある程度の展開にも耐えうる。理想は5枠の中枠。次に4.6枠あたりが欲しい。馬群で溜めて詰まりにくい枠。


【回顧・次走狙い方】
⇨後方から大外回してしぶとく伸びてきた。スローの決め手比べと考えればよくやった内容。持久戦になれば重賞を勝てる力はあるので今後は①荒れ馬場②2000m以上 ③持久戦 の際には信頼して問題ない。騎手もよく合ってるのでこのままで良い。


5着・アイコンテーラー

【考察】新潟4戦4勝の好適性を見せてここまで勝ち上がり。未勝利→1勝→2勝→3勝と全ての条件戦を新潟でこなす。急坂戦全敗。軽いレース向きでタフな急坂戦は合わない。メンバー揃ったここでいきなりは流石に現実的ではないか。
ここで負けてその後上手くいけば新潟大賞典でダークホースになる程度か。重賞でいきなりやれるほどの能力・スケール感は感じられず。

【回顧・次走狙い方】
⇨スローの展開で逃げ粘り5着という特にかもなく不可もなくの内容。斤量恩恵もあったし、急坂戦はまるでダメなので今後『ローカル平坦』に出てきて内枠なら即買い‼︎の案件ではあるのでそれまで待つように。


その他で気になる馬

アンドヴァラナウト…11着
引き続き、類稀なるレースセンスの持ち主でうまく運んだが伸びなかったここは特にノーカンでいい。
得意の右回りで再度見てみたい。特に悲観する事はない。古馬初戦で斤量、馬体重増、馬場など色々噛み合わなかったんだろう。こういう特例を気にする事はない。特例を受け入れないと理論は破綻する。

ホウオウエミーズ…15着
脚はあったが前が詰まり伸びきれず。外枠も良くなかった。内枠馬群内の立ち回り型。上手くいければ重賞にも乗ってこれる力はあるので引き続き小回り・内枠で立ち回り問われる舞台で見直したい。次走自己条件に戻り小回り・内枠なら必ず買ってくれ。

カセドラルベル…7着
幸英明とは良く合う印象。今後は①少頭数②大外枠などとにかく揉まれないことが条件で荒れ馬場などパワー要る舞台になればなおさら良し。

マジックキャッスル…9着
ここ2戦の大敗でそろそろ人気が落ちてきそうだが、全く問題ない、悲観する事はない。
C・ルメール騎手は無理やり馬群をこじ開ける事はしないので脚を余したのはしょうがない。馬群をこじ開けて勝ってきた系には少し合わないのかもしれない。次走乗り替わりや外枠なら主役級で買えるので人気が落ちた次走は狙い目。力負けではない。


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⚪️=日経新春杯(G2) 芝2200m
※馬名下の短評は有料記事・全頭個別考察コメント

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1着・ヨーホーレイク

【考察】上がり掛かる舞台は歓迎。東京だとやや軽いので中京コースはベストと言える舞台だ。前走の致命的な不利が無ければまだまだ着順は上がっていた、恐らく3着くらいはあったと言える内容で改めて得意舞台急坂戦で見直したい。2000mだとやや短いので2200m有れば好勝負に持ち込めるはず。3歳時ではまだまだ体も甘く完成されていない印象だったので伸びしろも含めて期待持てる。
調教目いっぱい追って元に戻してきているので間に合えば。当日絞れていれば。
・溜めて伸ばしやすい中枠獲得、舞台合うここは期待が持てる。当日の馬体重次第。


【回顧・次走狙い方】
⇨今更言い訳がましいが、ギリギリまで本命◎をつけていたがどうしてもクラヴェルを欲してしまった。ダービーの際も前が詰まらなければ3着はあった内容なのでこれくらいやれても全くおかしくない。恐らくダービーで詰まらなければ今回と全く同じステラヴェローチェとの差で3着に入っていた可能性が高い。しっかりと成長していて、このまま上手く使っていければ秋の大舞台でも活躍が見込める。ベストは恐らくジャパンカップが有力と思える。

2着・ステラヴェローチェ

【考察】自分から動ける強みがあるので、スローならまくれるし、流れればスムーズに脚を使える。
神戸新聞杯で圧勝した舞台。冷静に考えても負けてはいけないだろう。恐らくオッズも1.5〜2.1倍くらいで収まりそうな程人気をするだろうし。
勝って当然の流れにM・デムーロ騎手は弱いです。これはメンタル的な事ではなく(ややメンタル)人気を背負っているという責任をしっかり感じてるので、強気の勝ちに行く競馬をして負ける事が多いのだ。まぁそもそもこの馬は吉田隼人騎手の様にゆったり運んで終いを鋭く伸ばす騎手やもう少し戦略的に乗れる騎手の方が良い。負けてはいけないと誰もが思ってる。でもベストは小回りコースのはずで有馬記念の反動も懸念。57キロを背負い、有馬記念よりデキは劣る中でそれでも盤石かは微妙な所。


【回顧・次走狙い方】
⇨M・デムーロ騎手であるうちはこういう競馬が増えてしまう可能性が高い。吉田隼人騎手の方がこの馬にとってのプラスを与えられていた。勝ち馬にマークされてしまい仕方ない2着ではあるので引き続き古馬路線でも主役。マークされると弱いので今後も1番人気になる様だと取りこぼしをしてしまうかもしれない。
末脚は堅実で古馬でも上位。大阪杯あたりで3〜4番人気を背負えれば面白そうだが。

3着・ヤシャマル

【考察】キズナ産駒らしく上がり掛かる急坂戦や荒れ馬場歓迎タイプ。中京コースは実績ないが前走のノーカンレースなので気にすることはない。急坂でもじわっと脚は使えていて、上がり最速の脚を見せ勝ち馬に0.6秒差まで詰めてまとめてきたのは地力のある証拠。久々の内枠獲得と舞台合うタフな2000m戦なら見直せる。元々どこかで重賞を勝ててもおかしくないくらいの力はあるので。問題は騎手。この馬は騎手に恵まれない。力を引き出せる騎手になかなか出会わないのが不運な所。舞台は合うはずなので騎手が戦略的を持って乗れば好走できる。


【回顧・次走狙い方】
⇨騎手の不安がありながらも距離延長で追走楽になり、上がりかかる急坂戦も向いた。引き続きタフな展開や距離ならこれくらいやれるので騎手が最後までバテずに追い切れる騎手なら非常に買いやすい。
2000m以上でパワー問われるレース向き。


4着・エフェクトオン

【考察】前走得意の福島でやれることはやったが力負けの前走。そもそも3走前に田辺騎手にうまく乗られすぎている印象。3走前を超える再現は当分できない。騎手が替わり、改めて夏のサマー2000シリーズあたりで見直して行きたい。


【回顧・次走狙い方】
⇨末脚は堅実なので差しの上手い騎手なら今後も警戒しておきたい。今回は上位が強かったので仕方ない敗戦。改めて相手関係が戻れば追える騎手なら今後も伸びてくる。田辺裕信に戻った1戦目は絶対見逃すな!!


5着・アフリカンゴールド

【考察】結果は出ていないが、2000mは本馬にとってベストで2400mだと掛かり通す事になる。そしてパワータイプで中京の2000mというのはベストコースでもある。元々はG2で1番人気になるなど重賞戦線でも活躍してきた馬で持ってるポテンシャルは高いのでこういう条件が合う時には警戒すべき穴候補になる。騎手次第では通用余地あり⇨中日新聞杯のコメント。我ながら…とおもいましたね。馬券は外してますけど。ここにきて国分恭介騎手が乗り方を掴んだ様で溜める競馬は合わないという事に。恐らく今回も積極的に行くことは明白、再現性は精査していきたい。前走の様な展開に恵まれ無ければ差し馬の餌食となるのがオチだが、展開に恵まれれば重賞でもやれることは証明した。あとはメンバーと馬場を精査して決め打ちしていきたい。1ハロン延長分でパフォーマンスは落ちるはず。


【回顧・次走狙い方】
⇨国分騎手が掴み始めた感じです。スタートからの追い方はまさにこの馬に適したふかし方で、現状癖を掴んでる国分騎手であれば今後もどこかで一発ありそうな気がする。距離はもう少し長くても問題ない。スタミナ豊富。2000〜2400mくらいでふかして流れに乗せる競馬が合う。


その他で気になる馬

◎クラヴェル…8着
陣営コメントにある通り『折り合い』に全てを注いで育ててきたせいで、末を伸ばす事が疎かになってきてしまった。なんか上手く立ち回れればオッケーだと馬が認識している様子。次走先行宣言ともとれる発言があったので、馬のやる気を叩き起こす為のものかもしれないので一度次走様子見。


フライライクバード…15着
先行馬には厳しい流れだったが、もう少しグッと溜めて末脚を生かす競馬の方が合っているのかも。
ひとまずノーカン。岩田望来騎手で走ってきたのはその溜めを作る騎手だったからかもしれない。
ひとまずここはノーカン。


マイネルウィルトス…6着
騎手がダメなのでひとまずノーカン。M・デムーロ騎手替わりで改めて。川須栄彦騎手は基本的には買えないと思った方が良い。

プレシャスブルー…11着
もう少し軽い馬場の方が良いかもしれない。
この馬に関しては勝浦正樹騎手がベストなので今回は馬場が合わなかったと思ってノーカン。

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⚪️=京成杯(G3) 中山芝2000m
※馬名下の短評は有料記事・全頭個別考察コメント

結果的に外を回した組が軒並み好走。外からの差しが決まる馬場と流れだった。全体的にレベルは低く、勝ち馬も含めてクラシックでとなるといずれも少しワンパンチ欠ける印象。

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1着・オニャンコポン

【考察】新馬戦・未勝利戦の勝ち鞍はスローの好位抜け出しと展開がハマっただけで、前走はシンプルな力負け。今回終い伸ばす競馬を示唆する陣営のコメントだけはやや気になるが…。終い伸ばす競馬の方がやや合いそうな気もするのでそれだけに一縷の望みをかけて抑えるか。

【回顧・次走狙い方】
⇨今回陣営の作戦がピタリとハマった印象。終い伸ばす溜める競馬を試みたが新味となる競馬を披露。
今後気の悪さが出なければトライアルならそれなりにやれそうだが本番となるとまだまだ力は足りない。次走も確実に溜める競馬をしてくるので差しが決まる馬場ならばトライアルならそれなりに。


2着・ロジハービン

【考察】前走着差以上の好内容。中団から楽に差す。520キロを超える大型馬、馬群で運ぶより、外から運べる外枠は悪くない。急坂でグイグイ伸びるパワー。中山2000mはベスト。外枠の戸崎騎手も信頼できる。ポテンシャルはまだまだ伸びしろあり、使うごとに伸びるタイプ。外枠も合うし今の力の要る中山もプラス。


【回顧・次走狙い方】
⇨ここは考察通りか。とにかく大型馬で不器用なので今後も好走・凡走を繰り返しそうなタイプ。
かと言って東京の時計勝負も合わなそうな感じなので順調でも皐月賞まで。戸崎騎手◎


3着・ヴェローナシチー

【考察】ややマクリ気味に仕掛けしぶとく伸び切る。終いの脚は堅実に伸びる。自ら脚を使えるタイプで距離延長、急坂戦でパワーを活かして長くいい脚を使った。牝系ゼンノロブロイらしく長くいい脚を使え、末脚の堅実性は高い。2000m以上のスタミナ問われる展開がベスト。開催後半の馬場も合いそう。エピファネイア産駒らしく使うごとに良くなりそうでここでも期待は大きい。完成にはもう少しかかりそうだが、今の差しが届く中山コースも合うはずでここは期待。


【回顧・次走狙い方】
⇨末脚堅実の安定型。馬群◎ 急坂◎
基本的に相手なりに走れるし、自分の力は常に出せるタイプ。現状スケールの小さいマジックキャッスルの様なイメージ。


4着・アライバル

【考察】やや追走遅れ、差し遅れ。追われて良く伸びたので距離延長で見直し可。ただクラシックとなると少し足りないスケール感。いい点は前走の決め手の高さ、伸びてからの鋭さは距離延長で一変する可能性は大いにありますね。エンジンの掛かりが遅いので距離延長で小回りコースなら距離も持つ。荒れ馬場も問題ないパワーあり急坂戦も荒れてきた力の要る中山も合う。例年通りメンバーレベル低めのここは順当に走ってくるでしょう。不安点は距離延長。距離延長がいい方向に向く可能性は高いがそれが確実という感じではないので一応。久々の分もあるが急坂戦は間違いなく合う。


【回顧・次走狙い方】
⇨距離延長・内枠・スローペース・+16キロなど初戦からは走れなかったとはいえそれなりに見せ場はあった。ギリギリ負けて強しと言える内容。引き続き主要コース阪神や東京コースならもう少しやれるので次走少しでも人気が落ちるなら狙い目。クラシック級とは言えないが、素質、伸び代考えてももう少しやれる。


5着・テンダンス

【考察】好位追走からインに走らせジワジワ伸び続けた。パワー型。距離延長は問題なく、力の要る馬場は合いそう。追われてしぶとく伸びるタイプで、相手なりに走れるので勝ち切れるかはともかく崩れない。センスがあるというよりかは根性型。今の差しが届く中山コースも合うはずだ。元々東京タイプではなくこちら。相手なりに走れるのでここでも大崩れはない。前走内容考えてもここは主役級。

【回顧・次走狙い方】
⇨折り合い面での不安を抱えながらの走りと考えればそれなりにやれた。内に入れるしかなかったので仕方なし。脚はあるのでもう少し長い目で見たい。
クラシック級ではないがトライアルならまたどこかで出番はありそう。


その他で気になる馬

サンストックトン…7着
他馬と接触以降チグハグでノーカン。
力はあるので再度見直していきたい。


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⚪️=次走狙い馬・昇級後すぐに通用可能な馬


重賞戦線へ乗ってこれる素質馬候補など。


1/15(土)
中京8R 4歳上2勝クラス 🟤ダート1800m
(2勝クラス・発走時刻13:55〜)

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フィニスティール
元々デビュー戦ではアドマイヤビルゴの3着、続く未勝利戦はムジカ・エアロロノアをねじ伏せる快勝と現重賞戦線で活躍する馬達と互角以上の戦いをしていた様に持っているポテンシャルは高かった。だが早苗賞で1番人気に支持されつつ大敗を喫して以降負け続き、なかなか復調気配無く万事休すと言った所であったが、3走前に復活の姿を見た。
過去に遡ればクリンチャーやエアスピネル、最近だとグロリアムンディなど芝からの転向で覚醒する馬は一定数いるが、今まさにそれに当たるのではないか。3走前初ダートながら、臆する事なく馬群内で走り、そして抜け出し、直線ではかつての走りを取り戻した様に、非凡な決め手を見せた。昇級初戦の2走前は騎手の拙さもあったし展開もキツい中で伸び続けるタフネスさを披露、前走は川田騎手にようやく手が戻った前走、最内枠からの難しいレースも単純な地力だけで脚を伸ばしてきた。この2戦はベストとは言えない枠や展開でも崩れなかったのは地力の高さ故。これから川田騎手に手が戻っていければまだダート路線では上へ行ける器。

◆結果⇨(2番人気1着🎯)
非凡な決め手を見せて格の違う末脚を披露。距離はまだ伸びても良いので、是非チャンピオンズカップへ行ってもらいたいが、実際まだそこまでは見えてこない…まだまだダートでは伸び代もありそうなのでジワジワ力をつけ、もう少し前で運べるようになれば。先々面白い。距離短縮は微妙だが東京なら問題ない。差しの効くマイル〜2000m付近までは大丈夫。次走もコースによるが昇級しても通用する。

 

1/15(土)中京9R 渥美特別 🟢芝2000m
(4歳上2勝クラス・発走14:25〜)

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ビックリボン
新馬戦以降はヴァイスメテオール(ラジオNIKKEI賞・GⅢ勝ち馬)、ステラリア(秋華賞6着・エリザベス女王杯3着)、エイシンヒテン(ローズS2着、秋華賞4着)らの強敵揃いの中で必死に食い下がりながら差のない競馬をしてきた様にポテンシャルは紛れもなくクラシック級。そして8ヶ月の休み明けの前走+22キロと明らかに太め残りだったが、楽々差し切り力の違いを見せつけ圧勝。昇級戦になるが即通用し直ぐに重賞戦線へ乗ってこれる器。キセキの全妹というこれからに期待が持てる良血。春でくすぶった分ここから先暴れるぞと言わんばかりの前走に呼応する様に鞍上への戻る川田騎手。さぁ役者は揃った。ここからだ。

⇨◆結果(1番人気1着)
中団追走から楽々差し切り。余力充分、3勝クラスもまだまだ余裕で通用。すぐにオープン入りで重賞戦線に乗ってこれる器。まだ5戦しか消化していなく、晩成型なのでここから伸びる。上手く使えれば秋のエリザベス女王杯あたりでダークホースになり得る。

1/15(土)⚫️中京10R紅梅S(L)
(3歳上オープン・発走15:00〜芝1400m)

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◎はフォラブリューテ…1着も書きたいのは2着馬。

ダークペイジ                 前走の阪神JFを見ててもやはりマイルは距離が長い。外回りのマイル、しかも差しが届く荒れ馬場ではどうしようもなかった。その中でもセンスあるスムーズな逃げと立ち回りは非常に評価できるもので、改めて距離短縮のここは狙い目。急坂もこなせる千四型。内枠も良く、今の中京はまだイン有利。問題のウィリンを軽視する事で番手に控えるレースの展開も本場に向きそうだ。距離短縮のここは巻き返せる。


⇨◆結果(3番人気2着)
相手が悪かっただけで、やはりこの馬も牝馬短距離路線なら今後も重賞戦線で通用する。マイルは長いので1200〜1400m。ベストは1400m。パワー型で急坂のある1400mの内枠なら恐らく常に崩れる事はなさそうだ。マイルだけは注意する。


1/16(日)中京9R 4歳上2勝 🟢芝1400m
(2勝クラス・発走時刻14:25〜)

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ビューティフルデイ
まぁ名馬候補と呼ぶにはいささか過剰表現すぎるが、少なくとも2勝クラスにいるべき馬ではない。
今後適当な重賞は限られてくるが1400m重賞ならそれなりに戦える様になるのでは。近走はベストではないマイル戦を走ったが、好メンバー相手に一歩もヒケを取らない内容。前走に至っては大外枠16番ながら崩れなかった。1400mへの短縮、そして内枠替わりの時点でここでの好走馬もはや約束された。
追っての良さあるタイプに川田騎手乗り替わりというオマケまでついてね。

⇨◆結果(1番人気1着)
久々の距離短縮でやや追走遅れたが、やはり千四型。引き続き千四の内枠ならまだ昇級しても差はない。距離延長でマイルを使ってきたらやや危ない。
あくまで千四ならば昇級しても通用する。

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本日はここまで。

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