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【重賞回顧】AJCC+東海S+その他次走狙い馬




先週末も皆様お疲れ様でした。

中山競馬場が良い傾向が出始めた所で終了となってしまいましたね😅
来週からは東京ですが小倉、中京は継続でそろそろ傾向もで始める頃かなぁと思います。

まぁまだ今年始まってから、愛知杯と東海Sしか当ててないので何を偉そうな事言ってるんだという感じですが、今年は明らかに自分自身昨年より成長していると実感していますので今年は普通にプラスになる自信しかないので、一喜一憂せず、年間で見てもらえると助かります。

予想にはよく波があると言われますが、なぜ波があるのかを理解する事が大事です。
私は理解している。(つもり)悪い時も理由がわかるので修正も効きやすい。

線で競馬を捉えてやっていきましょう。
今日は今日。明日は明日。ではダメですよ。ら

それでは恒例のレース回顧をやっていきましょう。

必要なところはメモして、JRA-VANにもMY注目馬とかでコメント入れれますからそういうのを活用していくのはアリだと思いますよ。

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🔴中京11R第39回東海S(GⅡ)
(4歳上オープン・発走15:30〜・ダ1800m)
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※馬名下の短評は有料記事・全頭個別考察コメント


1着・スワーヴアラミス

【考察】前走相手強すぎて力負けではあるが、ラストはそれなりに伸びていたのでG1でなければ今後も通用する。前走G1チャンピオンズCの舞台でそこそこ伸びていたので相手緩和なら相対的に着順は上がる。でもなんか引っ掛かるんですよねぇ。元々安定感がウリで好位で運べる様になってきたし成長も見られてたんですが、悪かった頃に戻ってるというか…個人的な見解では、一度ダメな時期がありそれを乗り越えて復調した2回目の成長期と呼んでいるここ数戦の確変が終わったのではと予測。年齢を重ねるにつれて完全に1700m型になってしまったというか。持ち場がローカルG3になってしまったというか。平坦の方が良いのか…どちらにせよ強めの疑いがあるのは確か。前走G1チャンピオンズの舞台でそこそこ脚を使えていたので、相手緩和されるなら相対的に着順は上がるだろう…という所だけ。ここ2戦の不振が杞憂で終わる可能性もあるので。

【回顧・次走狙い方】
⇨完全に『杞憂』で終わりましたね。杞憂ならもう話は簡単で、チャンピオンズCは力負けもそれなりに足脚を使えていた。相手緩和されたこのメンバーでスムーズに脚が使えた。今後もG1では少し荷が重いがG2〜G3クラスの1700〜1800mなら。長く脚が使えてバテないのが強み。強い相手に勝ち切る底力はないものの、これくらいの相手なら。充分通用。
そしてむしろ今が充実期なんじゃないかと思わせるような見事な差しっぷり。もう少しこれは続きそう。

2着・◎オーヴェルニュ

【考察】前走上手く流れに乗り切れず不利があった。勝ち馬には離されたが不利がなければ3着まであったと言える内容。中京ダートは4戦3勝。そのうちの敗戦は不利のあった前走、しかもG1チャンピオンズカップ。不利さえなければ3着は堅かったと言える負けて強しの内容で、パワーも優れているので道悪でなくても問題ない。騎手の格は落ちるが、福永祐一と比べたらそりゃそうなるので団野騎手も問題ない。なぜなら丸山元気騎手でも走れるくらいの能力があるので。メンバーを考えてもここはかなり楽になるし差しが決まる今の馬場も歓迎。条件は揃った。条件、能力、適性どれをとっても申し分ない。


【回顧・次走狙い方】
⇨やれる事はやったし、上手く内を突いたが外からの勝ち馬に対し粘りきれなかった。良くも悪くもこれくらいのパフォーマンスは中距離なら出せる。
マイル× 1800〜2000mがベスト。

3着・○ブルベアイリーデ

【考察】今回M・デムーロ騎手に乗り替わるのはめちゃくちゃ大きいですね。とにかくデムーロ騎手て手が合うし。馬自身も機動力高くどこでも基本的には走れるのが強みなので派手さはないが導く人次第で変わる。シリウスSでは1900mはややながかったが1800mなら守備範囲。デムーロ騎手自身も外枠の方が良いし、中団から脚を使えるのでとにかく不発が少ない。マイル戦ならオープン特別クラスくらいまで。相手強いともう忙しさを感じてくるので、1800は現状良い距離。M・デムーロ騎手に替わりなおかつ距離延長。相手関係を考えてもここなら勝ち負けで外枠も問題ない。


【回顧・次走狙い方】
⇨M・デムーロ騎手◎相性は良い。外から豪快に差すより、馬群で溜めて好位抜け出す方が合っている。
次走内枠なら再度見直し。


4着・サンライズホープ

【考察】前走は初のG1の歴戦の強者達相手に力負け。レースセンス、勝負根性があるので今年はG1でも。前走は流石にしんどかったが初のG1で持てる力、自分の競馬はできた。初の一級線相手だったので今回のメンバーに替われば能力上位。
スッと中団〜好位追走から流れに乗ってジワジワ脚を伸ばせるので1800m以上の距離が合う。今の中京ダートも外からの差しが届くし、外枠でも全く問題ない。ここは主役。もう少し距離は長くても良い。あまり時計勝負になると持ち味が生きないので。G1で1800mだと忙しいのかもしれない。このメンバーならそうなる事はないと思うが。G Iの歴戦の強者達が相手でないこれくらいのメンバーならいつでも主役級。

【回顧・次走狙い方】
⇨1800mは少し忙しい?かもしれない。テンで飛ばして脚が残らない。次走1900m以上に出てきたら改めて狙っていきたい。


5着・カデナ

【考察】決め手の高さを活かせれば芝重賞でも戦えるが、ダートで…という感じではない。
立ち回り問われ、時計の出る阪神ならそれなりにやれたと思うが…平坦向きなタイプなので。和田竜二騎手というのはここまで乗られてきた騎手とタイプが違うので新味でればという一縷の望みに。

【回顧・次走狙い方】
⇨上手く脚を伸ばしたが、外差しが効く中京の馬場状態と展開が向いた。これでダート問題ない!とはならないので次走人気するなら疑って掛かりたい。

その他で気になる馬

プリティーチャンス…6着

馬群を苦にせず割れる根性、連対率100%の中京コース。末脚は確実に使える堅実さ。
2走前でも初の重賞でも上手く流れに乗せて見せ場充分。3走前の中山レースでは重賞でもやれる力を見せた。改めて中央コースに戻れば充分やれる。
ただ柴山騎手…😭岩田望来騎手なら…
柴山騎手はJRA屈指の下位騎手なので…
外枠と柴山騎手という点がなければ勝ち負け見えた馬。とはいえ溜めて伸ばす騎乗は柴山騎手も普通にできるので普通に乗ってくれれば。

【回顧・次走狙い方】
⇨やれる事はやったが柴山騎手なので仕方なし。
岩田騎手戻りでもう少し内枠なら今後うまくいけば重賞でもやれる。距離はこれくらい、もう少し長くても可。


アイオライト…13着

元々全日本2歳優駿でもタイム差なしの2着とポテンシャルは高かったが合わない1400m戦を使用していた事で伸びなかった近走から距離延長で抜群の変わり身。前走を見る限り1800mの距離が非常に良くあっていて、テンのスピードがあるのですんなり逃げ切り態勢へ入れるのだ。前走の余力充分に楽々押し切る内容を見る限りは重賞でも壁は無い。枠次第ではここでもいきなり通用してもおかしくない能力だ。人気がないのなら是非狙っていきたいと思えるダークホース的存在なのは確かだ。今の中京の馬場は『差し』が届きやすい馬場で、過去傾向的にも差し馬の台頭が目立つという点で差しの効く馬場が今回の鍵になりそうだ。あとはイッツクールが何がなんでもハナを奪いにいくので戦略も重要になりそうだ。テンのスピードがあるので内枠よりむしろ【中〜外枠】からインに入れてスピードに乗せる方が合う。能力は重賞でも通用するので近走の激走は恩恵ではなくむしろ順当と見たほうが良い。

【回顧・次走狙い方】
⇨展開が向かなかったのでノーカン。ゆくゆくは重賞を取れる器なので、評価を落とさず次走メンバー構成次第で本命にしていきたい。


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===================🔴中山11R第63回AJCC(GⅡ)
(4歳オープン・発走15:45〜・芝2200m)
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※馬名下の短評は有料記事・全頭個別考察コメント


1着・キングオブコージ

【考察】距離延長はプラス。最低でも2200mは欲しい所なので。当舞台は5走前に圧勝した舞台。
差し馬ながら立ち回りも上手くとにかく典さんと手が合う。前走は距離不足のリカバリー策でもあったのだろう。外枠で流れに乗り切れずもやれることはやったと言える内容。久々を使いつつ良くなってきているので内枠を上手く捌きさえすればまだやれる活力はある。距離延長はプラスだがまだ足りない気がします。成長と共に牝系の血が出てきていて2400m有ればいいなぁというところ。長い分には長い方がいい。まだやれる活力はあるが、かつての4連勝を決めた時の勢いはないので確変終了の雰囲気も。本格化したのは昨年。少しキツくなってきたかな。使った上積み、距離延長はプラスになるが、今の中山で内枠先行は微妙。好転指数は案外伸びない。

【回顧・次走狙い方】
⇨最内枠から上手く溜めて外へ持ち出し弾けさせる横山典騎手の技術光る。本当に上手い騎手だなぁと痛感。復調しつつあるので次走も2000m以上ならこのクラスでは主役。逆に2000m以下だと距離不足。

2着・マイネルファンロン

【考察】新潟記念は様々な環境の恩恵の賜物。
再現性は低い。荒れてきた馬場だけはプラスになるがその他枠、コースもキツくメンバーもキツい。ローカルG3が持ち場。

【回顧・次走狙い方】
⇨新潟記念同様荒れ馬場の外枠を活かした激走。
この条件が走ることを再度認識する。外枠×荒れ馬場×溜めて伸ばせる騎手


3着・ボッケリーニ

【考察】前走はスローの前残りレース。上手くリカバリーをしたが、及ばずで力負けではない。仕方ない。非常に高性能な馬で、操縦性や機動力、立ち回り力など全てが優秀。1800mでは忙しく2000m以上がベストで混戦に強いというタイプ。
そして中山中距離で横山武史騎手が乗れる時点で非常に大きな加点となる。馬群で運べる中枠もプラス。初中山コース…まぁ関係ないだろうな。
騎手、枠、斤量プラス。前走はノーカンで改めて。
初中山コースがプラスに働くかは未知数だが合う可能性は高い。


【回顧・次走狙い方】
⇨もうだめだというラスト厳しい隊列になったが、上手く内へ潜り込ませ3着まで伸びた。差し合戦の展開を跳ね除けて3着に纏めてきたのは地力の高さゆえ。かなり展開は向かない中での走りなので次走立ち回り戦になれば重賞獲れるはず。次走狙い目。


4着・アサマノイタズラ

【考察】セントライト記念で勝ち鞍のある中山2200mで更に同じ2番枠を獲得。前走は流石に相手が悪かったが今回は相手緩和。セントライト記念の再現があればここでも通用する。恐らく再現はないとバッサリ切り捨てるのも可。ヴィクトワールピサ産駒らしいピリピリした乗り難しい馬に嶋田騎手ではとても無理だろう。セントライト記念は繊細に乗れる田邊騎手ありきの内容でそれを嶋田騎手に再現を求める方がおかしいので。田辺か嶋田かはそれくらいの差があるのでバッサリ切ってもいい。騎手としての次元が違う。

【回顧・次走狙い方】
⇨セントライト記念の再現ができた。やれる事はやった。田辺騎手の乗り方を嶋田騎手が上手く再現した。


5着・ポタジェ

【考察】シュネルマイスターの0.2秒差毎日王冠、ワールドプレミア、カレンブーケドールに先着した天皇賞秋。順当に考えてこの相手なら近走では最弱なので…この馬は持てる力をフルに出し切るタイプの馬なのでそういう意味ではパフォーマンスは安定している。なのでそれか1着か5着かは相手との相対的な問題なこの馬はいつも変わらないという事。併せてきた調教の相手もラインベック、リアドとそこそこ強いのとやってますしね。順当なら好走圏内はかなり鉄板。ニュアンス的に勝ち負けするというより2〜3着を争うタイプなので。決め手がないがハイスペックな相手なり番長。

【回顧・次走狙い方】
⇨こちらもボッケリーニ同様に展開向かずノーカン。ボッケリーニと評価は同じ。立ち回り戦向き。
評価落とさず次走期待。


その他で気になる馬

オーソクレース…6着


菊花賞時点でまだまだ馬は未完成というのが何よりの好材料。まだまだ伸びる。本格化はまだきていないのだから。超久々9ヶ月ぶりのセントライト記念でもそれなりに走ったように舞台も問題ない。
ハイレベル世代の最後の大物。順当ならアッサリも。不安材料というかは微妙だが菊花賞はあまりレベルは高くなかったし、2走前は枠、展開などがハマって差してきた。思ったよりここ2戦の内容は濃いものではなく、その全てをC・ルメール騎手が完璧に乗ったので。

【回顧・次走狙い方】
⇨ハイレベル世代とは言いつつもエフフォーリアとステラヴェローチェのみが強い世代だったということ。今後もG1では苦しいが順調にいけばまだ伸びて良い。最低限やれることはやった。

スマイル…8着


前走内容から見ても重賞でも壁は感じない様な勝ちっぷり。馬格もあり中山の急坂は合うし、距離も合う。もっと長くても走れるくらいの融通は効くし、とにかくパワーあり。これから重賞戦線で活躍できる能力はあるので引き続きここでも期待したい。
コース、距離ともに合い、能力も重賞級。
枠がもう少し内枠ならよかった…枠・相手関係以外は全て好転。好転というより維持。

【回顧・次走狙い方】
⇨いきなりこの相手では苦しかったが、やれる事はやった。もう少し相手落ちれば。G3の長丁場向き。
急坂戦差しが届く展開なら。


◎ラストドラフト…10着


【前走】はスローの先行隊列前残り展開で差し馬には出番なく参考外だがそれなりにラスト脚を伸ばし内容としては上々の内容。
【2走前】はエフフォーリア、コントレイルらの揃う2021年の最上級のハイレベル戦の天皇賞秋では力負けも致し方なく、レース自体はやや窮屈な瞬間はあったがここでも末脚は見せ場はありポタジェに0.2秒差とここも上出来といえる。
【3走前】は距離不足の東京1800mで時計と瞬発力を要する舞台は合わずここは参考外。
【4走前】はイン有利の立ち回り戦の外枠13番枠で流れに乗れず力出せずノーカン。
そして【5走前】は2年連続3着の中山2200m。この AJCCの舞台だ。ただリピーターだからということではなく、昨年の AJCCはアリストテレス、ヴェルドライゼンテ、ウインマリリンも揃うハイレベル戦だった。中山2200mへのコース適性の高さもさることながら、やはりこの馬は上がり掛かる持久力戦でこそ持ち味が活きるのだ。そしてこれまで脚を使いながらも掲示板にも乗れなかったのは三浦皇成という存在が原因でもあるので今回久々に【三浦皇成の呪縛】から解き放たれるここ初戦は狙い目となる。そして最後に溜めて伸ばすには絶好の10番枠に加えて、今の中山は荒れてきて外が伸びる、外からの差しが効く馬場で単純な立ち回り戦になりづらくとことん持久力が問われるのが今の中山コースの実態だ。枠◎・馬場◎・騎手◎・距離◎・コース◎・展開◎考えうる全ての条件がここで好転する。

【回顧・次走狙い方】
⇨もう少し溜めが必要だった。直線に入るまでは完璧だったが伸びを欠いたのは戸崎騎手の技術と馬の性格が合ってないかもしれない。消極的な騎手の方が会うかも。引き続き持久力問われる2000m以上で枠と騎手など噛み合えばG2〜G3くらいならやれる。


⚪️=平場レースの次走狙い馬


中京9R西尾特別 芝2000m
(4歳上2勝クラス・発走14:25〜)


◎メイサウザンアワー…1着
元々はアカイトリノムスメ、クールキャットらと差のない競馬をしてきた様にポテンシャルは高かったが、馬格ありズブい面があるので紫苑ステークスは仕方ない敗戦。前走東京替わりでしぶとく伸びてきたがノヴェリスト産駒らしい切れのなさで東京では切れ負ける。初となるが、直線が長く、上がり掛かりパワー問われる中京コースはベストではないか。小頭数の外枠もデムーロ騎手の勝ちパターン。徐々に良くなりつつあるので順調ならもうすぐオープン入りできる素質はある。

⇨M・デムーロ◎ パワー系騎手◎ 荒れ馬場◎
東京なら上がり掛かる馬場。中京ベスト。
恐らく阪神外回りもベスト。 小回り△
能力はあるので重賞でも通用する。


1/22(土)中京10R若駒S(L)
(3歳オープン・発走15:00〜芝2000m)

リューベック…1着
素質が相当ある事は理解していたが、もう少し時間かかるかなと思っていたのでここは思わぬ収穫。ただスローの少頭数で逃げ切ったという展開も向いた感はあるので抜けた存在かと言われれば微妙。少頭数で逃げないと結果が出ないという状態なのであまり深追いしたくない。


◎リアド…2着
最内枠で追い出し待たされる不利などスムーズさには欠けたとはいえ、思いの外伸びなかった。
現状あまり器用に立ち回れるタイプではないので能力と気性のバランスが悪い。新馬戦ではクラシックでも通用しそうな伸びしろと余力充分の隙のない勝ちっぷり。再度次走で見直したい所。今回は武豊騎手の騎乗にまだついて来れてない幼さを感じたので今後良くなる。

本日はここまで。

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