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2024年05月26日 BIPPARA、異色コラボショー混ぜるな危険!!観戦記

昨日、琴似のBIPPARA(ビッパラ)で行われた、異色コラボショー・混ぜるな危険!!に足を運んできたのでその観戦記を書くことにする。



このイベントに足を運ぶキッカケ


ある日、吉田考志選手のXのポストで、琴似で試合があると知り吉田選手のDMから予約をすることに。

そのポストに添付されていた画像が胡散臭さ満点(苦笑)。こりゃヤバいイベントに違いないと思い間違った方向で興味が沸く。どうやら、歌のライブ、マジックショー、プロレスの三本立てらしい。

ちなみにこの日は白石区のイーワンスタジアムでドラゲー3連戦の最終日が行われるのだがスルー(苦笑)。

B×Bハルクが3月の北都琴似大会で客として来ていて、酔っぱらってずっと大声を張り上げてウンザリしたから今年のドラゲーは観戦拒否(笑)。

あれはハルクが悪いけど、注意しない北都も、連れの男性もダメだよなあ…



寄り道してライラックまつりへ

10時半過ぎに出発し地下鉄に乗り大通で降り、さっぽろライラックまつりを見ることに。

お目当ての観月さんのライブを見ようと思って11時過ぎに到着したのだが、すでに人でごった返す。

ステージでは生演奏でフラダンスを踊っている方々がいて、その後はインストのギターデュオの演奏、5人組女性コーラスグループとそれぞれステージを行い、12時40分頃に観月さんが登場。

前日の札幌は気温が低かったがこの日は気温が高く、ステージに日の光が当たり全身黒の衣装を着ている観月さんは大変そうだったが、無事ライブが終わり物販でCDを購入。

観月さんには撮影好きのおじさんと間違えられたが、年1ペースで観月さんのライブは見てるんだよ(苦笑)。

初めて見たのが中島公園のホテルの1階で行われたライブで、平岸のガス爆発があった日なんだよね。かれこれ5年半くらいになるのかな?

改めて、私は恐ろしいまでのステルス性能を持っていることを知り凹みながら大通駅へ(笑)。

そんなこんなで地下鉄に乗り琴似駅に向かい、13時40分頃に琴似に到着。


琴似駅到着からイベント開始直前まで


とりあえず会場となるBIPPARAを目指すと、あっという間に到着。事前にどの辺か聞いていてセイコーマートの隣のビルとのことだったのでそりゃそうか(笑)。

開場は14時半とのことだったが、とりあえずBIPPARAのある5階に行くと吉田選手と遭遇。「まだ早いですよね~」と言い、一旦退散。周辺をウロウロし時間を潰すことに。


14時10分頃に再び上がり、BIPPARAの前で待機すると、従業員の方から「入ってもいいですよ~」と言われ入ることに。そういえばエレベーターに入った時に男性の方から「プロレス見に来たんですか?」って声を掛けられたっけ。

とりあえずコーラを頼み、適当な席に座ることに。生ライブカラオケバーとのことで、中にはドラムセットがあり、なるほどなあって思う。

しばらくすると吉田選手が中に入り、私に気付くと「もう入ってるんですか?」と言われてしまう(苦笑)。「店員さんが入っていいって言ったからだよ」…と、心の中で突っ込むことに。

店内は暗く、座席と試合を行うマットとの距離が近くカメラ撮影は難しいだろうなと思いながら設定をいじると、男性客が来て雑談。

雑談の中で、「チケット代が上がったから今年は観戦数を絞ってる」って話していたけどそりゃそうだなって思ったよ。

そんなこんなで15時を過ぎた辺りで、女性従業員らしき方がマイクを持ち、音の精霊カトちゃんを呼びこみイベント開始。

ちなみに、その女性従業員は「音の精霊」ではなく、「音の妖精」と言っていたのはナイショである。



天然&洋楽、音の精霊カトちゃん


モナリザの被り物を着て登場した音の精霊カトちゃん。この時点で「胡散臭いイベントが始まった!」と無駄にテンションが上がる私(笑)。

そして歌う曲がビートルズのヘルプ。ステージ左右に映し出されるカラオケの画面が自分のツボに刺さってしまう事態に。

モナリザの被り物したオッサンが洋楽を真面目に歌うの笑えるじゃん!ってなってしまった。

しかも、この被り物で歌うのが初めてで何度も顔の位置がずれて必死に押さえながら熱唱してるし。

その後はNe-Yoの曲を2曲熱唱。15分ほどのステージは終了。

あの恰好で真面目に洋楽を歌うのはズルいよ(笑)。15分ほどと短めだったけど、長すぎないで終わらせてみる側がダレなかったのは良かったかもね。

音の精霊カトちゃんが呼び込み、緑の妖精やまちゃんが登場しマジックショーに突入。



マジックショー、緑の精霊やまちゃん


緑色の全身タイツ姿で緑の精霊やまちゃんが登場。この人、エレベーターに乗った時に一緒になって話しかけられた人だ!と思ったのはナイショである。

ステージに来るなり、Y字バランスを披露。体型の割に凄く安定してい凄い(苦笑)。「Y字バランスは安定してるけど、仕事は不安定」と本人にとっては鉄板ネタもぶっこむ。

そこから予言マジックやら、ハトを出したりと、色々なマジックを披露。約35分行い、三つの出し物の中で一番長くやっていたんだけど、見る側を飽きさせることなく進んでいったのが凄い。

こっちがやたらと写真を撮りまくっていたから迷惑かけたかなと思ったら、帰り際に「いじってスミマセン」と謝ってきたのでビックリ。緑の妖精は紳士でもあったのだ!

マジックだからタネは分からなくても、こういう展開になるってのは想像がつくけど、お客さんとの掛け合いであったり、絶妙なニュアンスで観る側の気を引くテクニックって凄いなって思ったね。

自分の文章力がないのと、写真ではこの妖精さんの魅力が伝えられないのが残念だね。一度のステージで3度ハトが出るマジックは初めて見たよ(笑)。「は~と~~~!」のニュアンスがツボでした。

15時50分頃にマジックショーが終了し、緑の妖精やまちゃんがリングアナとなるが、テーマ曲の音出しのタイミングが合わずグダグダに(苦笑)。2度目のトライで吉田のテーマ曲が鳴りプロレスの試合へと移行。



プロレス、吉田考志 対 龍寿

入場から試合開始直前まで


なぜかプロレス会場以外で目撃されることの多い吉田対龍寿。札幌市内の色々な場所で行われ「伝統の一戦」と化す(苦笑)。

豊平のやきとり真、すすきののライブハウス・クレイジーモンキーで目撃するも、プロレス会場での試合はGLEATガトキン大会のみ。タッグマッチでたこ焼きバル銀ぺいでも行っていたのかな?

まあ、龍寿が素顔の時にテイセンホールで一騎打ちを行ってるらしいんだけどね。

そんな二人もシクレベのタッグ王座を保持し、「永遠のお兄さんズ」というタッグチームとして活動もしているが、今回はあくまでも一騎打ち。

まあ、あのスペースでタッグマッチをやられても困るんだけどね(苦笑)。

先に吉田が、続いて龍寿が入場。互いにシクレベのタッグベルトを腰に巻く。両選手のコールが行われ、タッグベルトを龍寿選手から渡され恐縮する私(苦笑)。

1月のやきとり真の時はあたふたしたけど、今回はテーブルがあったのでベルトを置くことに。

レフェリーはBIPPARAのマスター?が務めることになり、「身体検査」を行うことに(苦笑)。まあ、ボディチェックだから合ってるんだけど、なんか可笑しかったな。

ゴングがないため、「3、2、1、ファイト!」で試合開始。


試合開始


試合が始まり両者握手。ロックアップから吉田がバックを取り持ち上げるが龍寿が踏みとどまり腕を取ると、吉田も腕を取り返し龍寿の腕へエルボースタンプを入れる。

吉田が逆水平を放つと龍寿も胸への張り手で応戦。そこからは逆水平チョップのラリーが行われるも、龍寿の方が苦しそうな印象。胸を押さえながら間を取る形に。

逆水平のラリーは吉田が制しヘッドロックで絞め上げると、龍寿もヘッドロックで切り返し首投げからそのまま絞め上げるが、吉田もヘッドシザースで切り返すと龍寿が脱出。二人は立ち上がり距離を開ける。

レフェリーはヘッドロックで絞め上げた時にチェックしないとダメなんだけどね(苦笑)。


手四つの体勢になるが、それを嫌った龍寿はガットショット。さらに吉田の背中を叩くとフライングメイヤーからチンロック。吉田は龍寿の耳を引っ張るがレフェリーは気づかず(苦笑)。

龍寿のアピールから悠然と近づくレフェリー(笑)。ある意味大物である。しかも反則カウントを取らず吉田の手を離すという荒業を披露。

そこから龍寿は逆片エビ固めで絞め上げる。ロープはないのでエスケープはどうなるのか疑問だったが、「ロープに似ている!」という理由で吉田はテーブルの黒い部分を掴みエスケープ(苦笑)。

龍寿はボディスラムを狙うが吉田がこらえ不発。逆に吉田がボディスラムで叩きつけ、叩きつけた時の音と揺れもありどよめきが起こる。

そこからのカバーはカウント2。カウントが遅く、吉田は「どっかのジジイじゃねえか!」と抗議(苦笑)。


吉田は距離を取りジャンピングニードロップがさく裂するがカウント2。さらに起き上がり小法師チョップを繰り出しカバーするがカウント2。

吉田はブレーンバスターを狙うが龍寿が踏ん張り不発。龍寿がエルボーを放つと吉田は片ヒザをつき、龍寿はエルボーを連発。

そこからエルボー合戦が始まり吉田がカミカゼの体勢に入るも龍寿が脱出。龍寿はエルボーからRKOを放ちカバーするがカウント2。


龍寿は熊落としの体勢に入るが吉田はヒザを入れ脱出。トラースキックを放ち、ノーザンライトスープレックスを決めるがカウント2。

吉田はバックを取り龍寿が踏ん張ったところを腕のクラッチを外しトラースキック。そこから本人直伝・カミカゼが決まるがカウント2。

吉田は距離を取り、本人公認・イナズマレッグラリアットを狙うが龍寿が両腕を上げブロック。


龍寿がスライディングラリアットからカバーするがカウント2。さらにマットの上への熊落としを決めるがカウント3寸前で吉田は肩を上げる。

龍寿がレフェリーに抗議するも「カウント2.5!」と宣言。カウント2.9じゃないところが凄い(笑)。

さらに龍寿はマットのないところで熊落とし!

通常よりも低めに落とすけど、こちらは見ていてヒヤヒヤ。しかも吉田はカウント1で跳ね返す。

そこから距離を取ると、マットにいる吉田に向かって龍寿のスライディングニーがさく裂しカウント3。龍寿の勝利に終わった。


龍寿が勝ち名乗りを上げる間、吉田は大の字。レフェリーが吉田の体を起こすと、龍寿と握手。

すると緑の妖精やまちゃんがステージに現れ、モナリザの被り物を外したカトちゃんも遅れて登場。カトちゃんは完全にオフの状態に(苦笑)。

緑の妖精やまちゃんは、吉田との対戦をアピールし吉田は呆気なく了承(苦笑)。マジック対決を行うこととなった。


マジック対決、吉田考志 対 緑の妖精やまちゃん


16時10分頃、音の精霊カトちゃんがソファでくつろぐ中、マジック対決が開始。

緑の妖精やまちゃんが何の気なしに「吉田選手に負けたら逆水平を食らってもいい」と言ったのが採用されることに。

やまちゃんは果物が描かれたカードをお客さんに選ばせ、コップの中に入った水がフルーツジュースに変わるマジックを披露。

このマジック自体は良いんだけど、店内の照明の関係で分かりづらかったのと自分で飲んじゃったから伝わりづらかったね。

というか、逆水平を食らう負けフラグを立てちゃったし興味はそっちの方に行っちゃったね(苦笑)。

対する吉田はお客さんが持っているリンゴをジュースにするマジックを披露。ビニールの中にリンゴを入れ握りつぶそうとするが想像以上に硬く大苦戦(苦笑)。

某マンガ張りに「オラに力を~!」でなんとかリンゴを握り潰しジュースが完成。お客さんの拍手の結果、吉田の勝利に(笑)。


続いてやまちゃんが、うまい棒を増やすマジックを披露し、対する吉田は週刊少年ジャンプを増やすマジック…というか、雑誌を引き裂く力技を披露(苦笑)。

無事二つに引き裂き、この勝負のお客さんの拍手も吉田が勝利し、やまちゃんが逆水平チョップを食らうのが確定(笑)。

こうなっちゃうと、マジック対決でどっちが勝つかじゃなくて、やまちゃんが逆水平を食らって悶絶する姿が見たいになるよね。


ということで、やまちゃんが逆水平を食らうことになったのだが、その前にやまちゃんが吉田に逆水平を放つも吉田の胸が硬く打ったほうの山ちゃんが痛がることに(苦笑)。

続いて吉田が逆水平を放つのだが、その前にやまちゃんの胸の前で寸止めし「…と、こういう風に打ちますからね!」とフェイントをかけ、やまちゃんがビビり出す。

実は既に一度逆水平を受けていて、その時の痛さを知っているから本当に怖かったみたい。なんでも食らってから3日ほど手形が残り、4日目に手形が消えたのに風呂に入ったら手形が復活したらしい…

フェイントも終わり、逆水平が山ちゃんの胸板にヒット。「バチーーーン!!」といい音が鳴り痛がるやまちゃん。逆水平を食らい背筋が伸びるリアクションが生々しい。


ソファにくつろぎ抜け出せなくなったカトちゃんを立たせ、龍寿もステージに行き4人で絞めの挨拶を行い終了。トータル1時間20分くらいだったかな?

やまちゃんは逆水平のダメージからか胸を押さえ、イベント終了後もお客さんに逆水平の威力を伝えだす(苦笑)。既にミミズ腫れになっているとのこと…凄いね。


その後は吉田選手のファンミーティングがあったらしいが、自分は予算がなくなってしまうのが怖く、そそくさと退散。

帰り際に緑の妖精やまちゃんに挨拶。その時に弄ったことを謝ったがこっちは本気で怒られたかと思ってたので一安心。本当にいい人だったよ。


感想などまとめ


ヤバいイベントだと思っていて、音の精霊カトちゃんがモナリザの被り物で出た時はどうなるかと思っていたが、意外と楽しめるイベントでしたね。

それぞれの持ち時間の配分が絶妙で、これが均等に分けていたらきつかったかもしれないね。

例えばカトちゃんの持ち時間が長かったら、最初は受けても知らない洋楽を延々と聞かされ羽目になるからダレちゃうだろうし。

あえてカトちゃんのパートを短めにして、やまちゃんのマジックショーで楽しませる順番も良かったと思います。

お客さんとの掛け合い、ちょっとした焦らし方や、ハトを出すタイミングなど、どうやって引きつけ楽しませるやり方は、プロレスと通ずるものがあるのかなって思いました。

プロレスの試合に関しては、定番カードながらも良くやるなあと感心。マットのないところでの熊落としはヒヤヒヤするけど、彼らなりのプロとしての意地を感じましたね。

何度も見ているけど、そこまでマンネリを感じさせないところもアリだと思います。

「混ぜるな危険」のタイトルとは裏腹に絶妙なバランスで成立したイベントで、この4人で色んなところに行きたいとポストしたみたいだけど、今回の会場のように広すぎなければ上手くいくような気がします。

今回のイベントのMVPがあるとしたら、マジックショーで盛り上げ、吉田選手の逆水平を食らった緑の妖精やまちゃんに決定。

観る前はイロモノだと思っていたけど、蓋を開けてみると楽しかったんだから、なるべく会場に足を運ぶべきだなあって改めた思ったイベントでした。

まあ、心残りは地下鉄・琴似駅そばにある肉まんを食べそこなったことだけどね(苦笑)。



ということで今回の観戦記はこれでおしまい。

それでは。

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