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ALL TOGETHERきたえーる大会に行ってきました。

ALL TOGETHERきたえーる大会から帰宅しました。16時半頃に第0試合が始まり、メインが終わって内藤が退場したのが20時40分頃だったのかな。

試合そのものはそこまで悪くはなかったのですが、見終わった感想は不愉快極まりなかったです。


観衆は2,156人だったらしい


東スポの記事によると今大会の観衆は2,156人だったそうです。

きたえーるのキャパは7,000人くらいなので、かなり厳しいというのが正直なところです。

今回は2Fスタンド席を解放していなかったので、全部入ったとしても5,000人くらいだったのかなって気がします。まあ、それでもダメですが(苦笑)。

ただ、東スポの見出しの「2月大会の半分以下」というのはちょっと悪意があるかなとは思います。

たしかに2月の札幌大会の2日目の入りは良かったですが、あの日はオカダのラストマッチがあったわけで、これで客入りが悪かったらそれこそ問題です。

細かく調べれば分かりますが、昨年の7月に行われたG1クライマックス開幕2連戦の入りが3,000人前後で、土日の2連戦の土曜は客入りが悪いということを考えると3割ほど下回った感じですね。


※参考資料-新日札幌大会動員数


新日とノアの都合を押し付けられた感…

試合そのものはそこまで酷かったということはないですが、全体的に新日本とノア、特に新日の都合を押し付けられた感は強かったです。

今大会は新日とノアの選手が大半を占めたのでそうなってしまったのはしょうがないですが、「ALL TOGETHER」と銘打った以上、新日・ノア・全日の関係は対等であるべきで、「日本プロレスリング連盟発足記念」であれば9団体が何らかの形でかかわってほしかったと思います。


盛り上がりに欠ける内藤とジェイクのやり取り

メインの内藤対ジェイクの戦前のやりとりも、どこか盛り上がりに欠け「やる気があるのかな?」と感じてしまいました。

これが同じ団体の選手同士であれば、大会の中のやり取りで盛り上がる可能性はありますが、互いに屁理屈を並べ揚げ足取りに終始した印象で、追っかける気力がないくらいつまらなかったです。

オカダへの対戦を迫った時の清宮みたいにある種の単純明快さは必要だったと思います。

しかも、内藤の場合、モクスリーへの挑戦が決まったこともあり、猶更このカードの注目度が下がってしまったと思います。

全然関係ないですが、内藤はジェイク相手に「完封勝利」を予告していましたが、プロレス王子は既に「完全試合」を達成しているのでその辺のセンスもないなって思ってました。


デ・ハポン締めは良かったのか?

「どうせ内藤勝つよね…」って感じで観て、コンディションの悪い内藤が勝ってゲンナリして、LIJのメンバーを呼んで「デ・ハポン」で締めるというのはダメでしょう。

合同興行ということを考えれば、今大会で試合をした全選手をリングに呼び寄せるべきで、新日のいちユニットが締めるのは疑問が残ります。

「デ・ハポン」で締めたいのであれば、新日・きたえーる大会でやればいいわけで、その辺のセンスの無さにイライラしてしまいました。

試合内容に関しては共同作品だと思うので、内容が悪ければ内藤・ジェイクともに悪いということになります。


ALL TOGETHERの看板を出さなくて良かったんじゃないか?

新日のエゴを出さないと納得しない関係が「プロレスで一つになる」というコンセプトの「ALL TOGETHER」で必要なことなのでしょうか?自分が疑問に思ったのはそこなんだと思います。

先ほども書きましたが、「ALL TOGETHER」に関しては各団体が対等であるべきで、こういった形で看板を出すのであれば、2度とやらないでほしいというのが本音です。

そして新日が納得しないと進まない関係なら日本プロレスリング連盟もなくていいかなって思います。


客入りが悪くても問題ないのか?

東スポの記事に対し、客入りなんて問題ないというポストもありましたが、チャリティー興行でこの大会の収益を渡すことになるはずなので客入りは重要です。

なので、客が入らないというのはあってはならないし、今大会の実態はともかく「オールスター興行」である以上、客入りが悪いと業界全体のイメージも悪くなります。

そういうリスクがはらんでいる割には、団体側にそこまで必死さを感じなかったのは残念です。


私的、今大会のベストバウトとMVP

まあ、悪口ばかりだとアレなので、今大会のベストバウトは…第0試合ですかね。

誰も嫌な気分にならなかったと思いますし、斗猛矢選手と新根室のTOMOYA選手が一緒に入場するのも偶然だとは思いますが面白かったです。


MVPは宮原選手かなあ。ALL TOGETHERってこういうことだよねって感じで。

宮原選手からしたらいつも通りのことをやっただけかもしれませんが、棚橋&丸藤&宮原の3ショットやわちゃわちゃ感こそお祭りっぽくて良かったなって思います。


あとは第1試合のザックセイバーJrと佐々木憂流迦のグラウンドの応酬も楽しかったですね。

気になったのは新日の主力選手が高齢化したのか、棚橋・タイチ・石井辺りの反応がワンテンポ遅れるようになったことでしょうかね。

以上が、とりあえずの感想ですかね。

今回はこの辺で。それでは。

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