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親友と私の思い出(昔話)

私は記憶力がわりと良い方だと思うのですが、

最近、過去の出来事を忘れられるようになってきました。

昔は、忘れられなくて辛いことがとても多かったのですけれど、
脳の勉強したり色々で忘れられる様になってきて、嬉しいです。

自分が幸せになるには、必要な事だから。

でも、忘れても良いけど、大事な事だったっていう事もあります。

それを書いておきたいと思います。

私は、今でこそよく笑う様になりましたが、昔は全然笑わなかったのです。

小学生の頃、面白く無いとかひねくれたり、
笑っちゃ駄目だとか思ってたりとか
では無いのだけど素で、笑わない子だった。

分かりやすくいうと当時はその言葉は無かったけど、
エヴァンゲリオンの綾波レイみたいな感じの表情の子
って言ったら分かりやすいかな?

ただ、淡々とわりと周りを見る様な子でした。

それがどうしてここまで変わったのか。

それは、小学生の頃に出会ったある人によります。

【大切な友達】

私には 生年月日と血液型が一緒の友達が居ました。

小学校の6年間と、中学の2年間同じクラスで、

さらに言えば入学式、小1の初めてのクラスでも席が隣同士でした。

(更に学童保育というものに私も彼女も通っていたので、3年間そこでも一緒でした。)

その子が、小学校の頃出逢った、ある人なんですが。

初めて会ったときは
(入学式で隣だったけどその時はそんなに認識してない。写真があっただけ)

なんか、背が高いけどおとなしい子だなぁ?

なんて思って見てたんですけど、

途中で、彼女のお姉さんと私がほぼ同じ名前で姉妹みたいと言われたり、

生年月日や血液型も同じだと知って

???と思って彼女に興味を持ち。

色々話してみると想像以上に変で面白くて❗❗

私と全然性格違っていて不思議。

発想が変だし、独特の世界観を持っているんです。

同じ日に産まれて同じ血液型なのに❗

絵を描くのが好きだという所だけ、似ていました。

よく一緒に絵を描いていました。

凄いおとなしくて、始めは若干、大丈夫かなぁ?と思う位の子でしたが、
私と全然違うし、面白かったので、助けたりとかして関わってる内にどんどんのめりこんでいきました。

クラスも何故かいつも一緒だったから、気が付いたら彼女の事どんどん親しみが湧いていて。

小学校6年のある日、とある男の子に言われたんです。

「ぱぱらはアイツと居る時だけ、よく笑ってるな」

って。

「だって他の人と居る時、あんまり笑ってねぇじゃん」

って言われました。

その時にやっと気付いた。私あんまり笑ってないんだって。

確かにそうだ……って。

だって、彼女、可笑しいんだもん。面白いんだもん!

その時にやっと、彼女が凄い大切な友達だと自覚しました。

私を、笑わせてくれる人。

面白いと思わせてくれた彼女にとても感謝しました。

大事にしようと思いました。

(そしてその後、それを言って気付かせてくれた男の子もそれで好きになりました。片想いで終わりましたが)

そんな彼女と、今は会っていないんですが。

(高校生になり離ればなれになり、私が家庭の事情などで病んでいる事が増え、彼女に依存する様になっていた。毎日何時間も電話したりとか。彼女もバイトしたりとかあったのに)

(独占欲が強くなっていった)

(ずっとそのままでそばに居て欲しいと思っていた。私に彼氏が出来ても、彼女は彼氏を作らないで私を見て欲しいと。私は、本当は彼女が一番だろうけど、きっとそんなずっと一緒に居るのは無理だろうと思っていたから。自立しなくてはならないと思っていたから)

彼女には、『私には友達があまり居ないからそばに居て欲しい』といわれたが、
バイトで彼女が私の電話に出られなかったのをきっかけに、連絡を止めました。

だって、おかしいもの。私。

友達がいないなんてそんなの嘘。
結構皆に好かれてたよ。
始めの頃、彼女と遊んだり話そうとすると女ボス的な子とその仲間に妨害されたりよくされたもの。

私は中学の途中で引っ越しましたが、中学は部活や受験があった為、学校を変えないでバス通学していました。

自転車の方がバスより早く着くので、本当はいけないんだけど、時々、自転車で通っていたなぁ。
その時にも、朝彼女の家に自転車置かせて貰ってました。

引っ越しして私の家を彼女に教えていなかったので、彼女に会うことはなくなりました。

正直、彼女以上に面白い女性は未だ会った事が無いんですが、
そういう人が居なくても良いんじゃないかと、最近ちゃんと。思えてきました。

だって皆それぞれ違うし、個性あるし。

彼女の事をとても好きだった自分がいれば。

ただ、彼女の事を忘れそうになってる自分がいるんです。

それで、幻だったんじゃないかとさえ思えてきました。

だって、生年月日も血液型も一緒で、ずっと一緒に居たって中々無いもの。

私が、辛かった幼少時代だった為に、作り出した幻影じゃないのかとさえ。

でも、母に聞いたら「居た」って言われたし、写真もある。

今なら会っても大丈夫かもしれない。

でも私の携帯の番号はもう何度も変わっているので、彼女から私に連絡することはあり得ないし、私も彼女の番号は知らないので連絡出来ない。

彼女は元気に暮らしているのかな。

会わなくて、忘れちゃったら。

彼女は私の世界から初めから居なかったのと同じなんだ。

彼女は居ないんだ。っていう位に。

って思ったら急に恐くなって会いたくなって、

母親から彼女の家の電話番号と高校の時の携帯番号を聞き、掛けてみたけど。
携帯は、男の人が出て一応聞いてみたけど「違います」って。

家電は誰も出なかった。

昔住んでた所に行ってみた。

大分変わった所もあったり、そのまんまだったり。でも、人少ないなぁって思った。

静かだった。こんなに、静かだったっけ。
私がいた頃は……もっとうるさかった気がする。子供の声で。

私位の年代の人も全然歩いていない。

彼女の、家に行ってみる。以前住んでた所とは別に、
中学の途中で近いんだけど別の場所に移ってた気がする。でもその家が分からなかった。
もう18年位、前の事だから。

なので、その前の家に行ってみる。
どちらも彼女の家庭の、持ち家だった気がする。

あった。

表札の名前は変わっていた。

でもお家の見た目は変わっていない。ちょっと、家の色が暗い気がするけど。

窓から見えるカーテンや小物はちょっと変わってる気がした。

インターホンを、鳴らす勇気が出なかった。

結局そのまま帰ってそれ以上は何もしなかった。

Facebookが一番良い方法なんじゃないかと、
一番現実的じゃないかって分かってはいたけどその当時は入っていなくて、入るのも嫌だった為、
(人に注目されたくない、彼女以外の知り合いは大体どうでも良い)
そのままになっていた。

今、Facebookに入った時にざっと調べてみたけど分からない。

だって殆どの人が顔写真載せてない(笑)。

まだ、諦めてはいないけれど、切羽は詰まっていない。

何を話したら良いかも、特に決めていないから、

居たんだって事が分かれば。

今も無事だということが分かれば嬉しい。

他の人みたいに、亡くなってなければ良い。

まだ全部の方法、試してないし。

でももし会えなくても、文章に残して大好きな友達が居たという事だけでも、覚えておきたいと思います。

記憶力落ちてるからね。


この事柄から、私は結構重い方だと思います。

見て下さって有り難う御座いました(^-^)☆

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