①人生最大の失敗をする

何かある度に読んでいる、本田健さんの "#20代にしておきたい17のこと" の17つの題に沿って、一つ一つ自分なりに書いていきます。

まず一つ目。

就職して放射線技師になった。
一年目に配属された部署。
ここで私は色んな大きな失敗をした。

まず、仕事に正面から向き合えなかった。新人があまり配属されない部署での業務で将来のビジョンを上手く描くことが出来ず、モチベーションを保ち切れなかった。ある程度の仕事が出来る様になってからは、それ以上を求められなかった。自分の気持ちを言葉にして出したことは無かったが、上司や先輩にも伝わっていたと思う。皆んな、私に一生懸命仕事を教えてくれていたにも関わらず、私はそれに応えられず悪循環が続いた。先輩からもお前に教えるのはつまらないと言われ、自分はこの仕事に向いてないんじゃないかと思うようになった。

これに付随するように、とある出来事で私は先輩を怒らせてしまった。他愛のないやり取りの中で、私は仕事の最中の先輩に全く心の無い行動を取ってしまった。

あの時の私は何にも分かってなかった。

仕事というものを甘く見ていた。

しかし、自分自身も仕事への向き合い方が分からず、有意義さを見い出せずにいたため、辛い時期であった。その瞬間は、先輩を怒らせてしまってどうしよう、としか思っていなかったが、今では先輩が怒ってくれたこと、本当に感謝している。あの時、怒ってくれていなかったら私はその先も仕事を舐め続けていたかもしれない。

しかし、この期間を経験したことにより、このままではいけない、自分が何をやるべきなのか、どうなりたいのかを自ら真剣に考えるようになった。そのため積極性を出すことができるようになり、自然と仕事によりがいを感じるようになった。これに付随するように周囲からの評価も上がるようになった。あの時期があったからこそ、今仕事を充実してできているのだと実感している。