生き様

ずっと見たいと思って放置していた鬼滅の刃。やっと、ちゃんと見始めた。

素直に最初の感想は、
戦闘シーン多い、けっこうグロいな、、、。なんでそんな流行ってるんだ?
って思ったけど。

いや、ちゃんと見ていくと、話しの設定が深いし、そしてなにより熱い!!!
まず、主人公の生き様がカッコいい。
家族みんな鬼に殺されちゃって、妹だけが生き残ってたけど、その妹も鬼に変えられてしまう。必ず、家族の復習と妹を人間に戻すことを誓う。
鬼殺隊に入隊するために、厳しい訓練に歯を食いしばって挑む。
そこでの師匠に、鬼を人間に戻す方法は今のところ無いと告げられるが、 ”妹を絶対人間に戻す" という信念を貫いて、自分の命を惜しむ事なく、仲間とともに鬼に立ち向かっていく、、、。
始めは、柔らかく優しかった主人公の表情が、訓練や鬼との対決の度に強く、凛々しく、逞しくなっていく描写を見て、信念を持って、生きることの大切さを痛感させられました。

そして、各登場人物について。
所謂、正義とされる鬼殺隊と、悪とされる鬼が出てくるけども、どちらにもそれぞれの人生背景があることがあり、二面性を持っている登場人物も少なくない。これら通して、どちらの命の重さも平等に扱われていることが、凄く考えさせられる。
勿論、罪を犯した人を簡単に許すことは出来ないけど、その人の過去にあったことや人生背景を知ると、もしかしたら自分がそのような立場になりえたかもしれない、と感じる。

人生、それぞれ辞めたくなることや、辛いこと山ほどある。
自分自身の人生、まだ今後経験したことない壁や絶望にぶち当たることがあるだろう。
でもその度に、この作品を思い出して、力を貰えると思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?