ヨシトモエミ

映画オタクな夫とお調子者のダンシング長男とニコニコ大食い次男と暮らす、片付けが苦手なズ…

ヨシトモエミ

映画オタクな夫とお調子者のダンシング長男とニコニコ大食い次男と暮らす、片付けが苦手なズボラ主婦です。ノンフィクションっぽいフィクション作品と個人的エッセイやコラムなど書き綴ります。どうぞご覧ください。「スキ」やコメントしてくださると大変喜びます。

最近の記事

未来がみえたのか、私が引き寄せたのか

十年前の占い皆さんはご存知でしょうか。 台湾の方は、日常の様々なことを「占い」を用いて決めているらしい、ことを。 結構有名な話かもしれませんが、私は、十年前まで知らなかった。 知り得たタイミングというのが、友人が台湾の方と結婚する、ときいたとき。 友人は、日本と台湾の両方で結婚披露パーティをすることになっていたのだが、台湾でのパーティの日取りを、占ってもらっているところだ、とその時聞いたのだ。 「占ってもらっている、とは??」 と聞き返すと、どうやら、候補日の中でそういっ

    • 広くて深くて穴がある、私の漫画史

      昔、まだ会社員だった頃、仲良しの後輩に言われたことがある。 「ヨシトモさんは広くて深いですね…なんなんですか、それ。笑」 たぶん、良い意味だったと思う。 4つ年下の彼女とは、幾度となく漫画の話で盛り上がった。 お互いの推し漫画について語り合い、どちらかが未読なら、オチに気をつけあらすじを熱弁し、次の日には家から持参した推し本をそっとデスクに差し入れ合い、そして感想をまた語り合う… 学生時代、王道マンガについてはキャッキャと話題にしていたが、まさか社会人になってこんな

      • 聞いたことのない注意事項

        家事なんかしたくない、本当は。 ソファでゴロゴロしてケータイで漫画読んだりソシャゲしたりお菓子食べたりしたい。 ダルゴナコーヒー作るときだけキッチンに立ちたい。 眠たくなったらそのまま眠りたい。 でも現実には、5分、座って休憩するために、トイレに立て籠もっている。 そこから、さて!と気合いを入れ直して立ち上がると、夫がベビーベッドで次男のオムツを替えてくれていた。 突然、夫が声を張り上げる。 ウンチの上に本置かないで!! ワァオ。謎ワード。 💩の上?に?📖置

        • 焼鳥とハイボールがあればよかったころ

          焼鳥が好きだ。 焼鳥をつまみにお酒を飲むのが好きだ。 ハイボール、特にジンジャーハイボールが好きで、甘いカクテルやチューハイが好きで、ビールはちょっと苦手で、焼酎は水のように消えてゆき、ワインはボトルで頼むよね?が基本だった昔の私。 しかし現実には、焼鳥屋で串盛りをつまみにお酒を飲み、恋愛のあれこれを友人に相談したり、新たな出会いを模索したりしなくなってずいぶん経つ。 あの頃の、あの、はじけんばかりの、自分がちゃんと自分の人生の中心にいるような、謎の自信に満ちた「私」はも

        未来がみえたのか、私が引き寄せたのか

          キレイにいえば、今日はパンツ記念日

          入園式とトイレトレーニング長男は3歳半である。 今年の4月から幼稚園の年少クラスに入園し、私には少しの自由時間が手に入る・・・はずだった。 はずだった、というのはこの自粛生活でもちろん幼稚園も入園前から休園になったから。まだ一度も袖を通していないぶかぶかの制服が、所在なげに袖詰めを待っている。 いや、さっさと着せて袖詰めしとけばよかったんだけど。 入園式直前にやろうと思っていたら入園式の方が延期となって袖詰めを待ってくれている。 このままでは袖詰めする前に夏服になってしまい

          キレイにいえば、今日はパンツ記念日

          いつの間にか2人になりました

          我が子が。 noteに何か書きたいな、何か面白い記事あるだろうなと思いつつ、妊娠して出産して育児してたらあっという間にトキが流れていた。 時間の経過が早過ぎる。怖すぎる。 そしてこの新型コロナ。 4月にサクラサクなかで可愛い制服きて入園式をむかえるはずだった長男は、登園することもなく「コリョナだからねー。よーちえん行けないねー!(ニコニコ)」と毎日ゴロゴロ…いや、好きなダンスをこれでもかと躍り狂ってます。 ホントに行く気あるんだろうか。 なんだか長男のダンススキル

          いつの間にか2人になりました

          喧嘩の後のティータイム

          夫と些細なことで喧嘩した。 猫なで声で許しをこう夫に、意地悪な妻は言う。 「ケーキとコーヒー、用意してくれたら、許す」 夫は家事をしない。 こう書くと、いや!いやいやいや…アナタより掃除はしてるでしょ!と言う夫の声が聞こえてきそうなので訂正すると、正確には、炊事をしない。 もっと言うと、コーヒーもきっと淹れることができない。 それが分かった上での発言である。妻は…いや、私は意地悪だ。 そして、私はそのまま、助言もせずに読書に勤しむ。 読書のフリをして、夫の右往左往っぷり

          喧嘩の後のティータイム