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推し動物の「ここが大好き!」1
①お尻部分の、なぜかいつもピンと立っている毛束
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②モフモフのワイルドな足裏(後ろ左足)
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③ひじ掛けスタイルのお食事タイム
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④目が合った(と勝手に思っている)瞬間の目
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⑤「飼育員さん、おいしい竹をください」ポーズ
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永明 ジャイアントパンダ オス
アドベンチャーワールド(和歌山県西牟婁郡白浜町)
1992年9月14日 中国・北京動物園生まれ。1994年5月、四川省成都ジャイアントパンダ繁育研究基地へ。同年9月6日、雌の蓉浜(ようひん 1997年死亡)と一緒に飛行機で関西国際空港へ渡り、同日夜にアドベンチャーワールドへ。2022年の誕生日に30歳になった。2022年12月現在、子どもは17頭(日本で生まれた子供は16頭)、孫は23頭、ひ孫は3頭。
アドベンチャーワールド(和歌山県西牟婁郡白浜町)の、ジャイアントパンダ・ファミリーのお父さんパンダ、永明は、ファンの方や来園者の方に、よく「永明さん」と“さん”付けで呼ばれています。
「世界最高齢で自然交配して繁殖した飼育下のパンダ」であり(永明さん28歳の時、2020年11月22日に楓浜(ふうひん・メス)が誕生し、自身の記録を更新)、2022年12月現在で、子どもは17頭(日本で生まれた子どもは16頭)、孫は23頭、ひ孫は3頭と、ジャイアントパンダの未来にも大きく貢献しているなど、称賛されるべき偉業を現在進行形で成し遂げています。
でも、それだけではない、「永明さん」と呼ばずにはいられない風格や気品、チャーミングさが、永明さんにはあると思います。
長い手足で颯爽と歩く姿、雅やかな面長の顔立ち、威風堂々とした佇まい、ハートを射抜くようなまなざしを向けたかと思うと、飼育員さんには少年のように甘えた表情や仕草を見せるギャップなどなど、「これは絶対にモテるでしょ!」的な要素が山盛りなのです。
オタクは推しのグッズが増えすぎるので、できるだけ購入は控えたいのですが、永明さんのグッズを見るとつい手が出てしまうことが多く、いい意味で、「永明さんがホストになったらナンバーワン間違いなしだな…」と思います。
永明さんは、白浜パンダファミリーの中でもっともグルメなので、本当においしい竹以外は、匂いを嗅いではポイポイと捨ててしまいます。そんな姿を見ながら、「おいしい竹がないのね。早く出てくるといいね」と語りかける時間も、後ろを向いてずっと眠り続けている永明さんの、わずかに上下するお腹を眺めて同じ時間を過ごすのも、本当に至福。
永明さんのお家の前では、おそらく私と同じような思いを抱いているであろうファンの方々が、カメラを胸の位置で抱え、いつでも撮影可能な状態で、いつ起きるかわからない永明さんをただただ見つめていることがあります。寝ているだけでも、お顔が見えなくても、そこにいてくれるだけでありがたい、なんなら手を合わせたくなる、そんな唯一無二の魅力を持つパンダが永明さんなのです。
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これからもずっと白浜で、元気に過ごしてね!
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追記:この記事をアップして数時間後に、永明さんが白浜を離れることを知りました。今はまだ冷静に事態を受け止められません。信じられません。
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