カウフマンらの声明文の矛盾点
■カウフマンらの声明の概要
ウイルス分離を細胞を培養している上清の回収によって行う手法だと、上清を遠心、フィルターろ過をしたとしても、細胞由来の物が混じっている可能性がある。そのため、電子顕微鏡像がウイルスなのか細胞由来の何らかのものかの識別実験を行わない限り分離とは言えない。したがって、これまで分離されたとされるウイルスのほとんどは真の意味での分離とは言えない。
■カウフマンらの声明で分離したと認定されたウイルスについて
カウフマンらは、声明の中で「バクテリオファージ