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保険薬局を退職した理由3選

およそ2年勤めた保険薬局を退職。その理由は・・・

  1. 業務範囲はきっちり枠の中

  2. 拘束時間は長い

  3. 将来性はあるか

1.業務内容はきっちり枠の中

最大のポイントは処方箋に基づく調剤という業務は
誰がやっても同じ結果にしかならない」ということだ。
というか、同じ結果にならないといけない業務である。
自分の考え、工夫やアイデアはほとんど活かされることはない。
優秀でも、そこそこでも…
勿論、薬剤師にしかできないチェックはたくさんある。
疑義紹介で処方が変わることもある。
それ以上にはならない。業務が広がっていく感覚がない。
この根本がわかっていなかったのだろう。
これで満足の人もいるし、そんなことに気を留めている人も
いないかもしれないが…
私にとっては、これが、満足できないことの1つだったのかもしれない。

2.拘束時間は長い

業務にフルコミットしてから帰宅が20時くらいになると
体力も時間もなく、ほとんど何もできず寝るだけ。
趣味も家事も家族との会話もせずギリギリでやりくりする毎日。
もっと残業する職場もあるだろうけど。
同僚にはもっと遠くから通勤している人もいた。
しかし家庭が明らかに上手くいっていなかった。
その意味でも環境を変える必要があった。

3.将来性はあるか

決められたことをいかに適切に効率良くできるか。
これができるならこの業界にトライしても良い。
とにかく業務の枠(算定などの要件)がしっかり決められているので
すべての業務がやらされている感が強い。
本当に変わることがないし、厳格な枠組みの中では
自分から動くことも難しい世界。
毎日の調剤業務はそもそも調剤以外の業務を考えることや、
自分から何か動いてみようなどという意思が全く生まれること
のないほど忙しい世界だった。

残りの人生は長くない。
もっとつらい職場もある。
でもあと20年くらいは仕事するならこの仕事続ける?
ずっとは無理だな、というのが率直な判断。
なかなか転職も大変だけどね。

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