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PAPAFRUTAS初ライブ@四谷アウトブレイク

2019年6月29日・ライブイベント「カレーざんまい」@四谷アウトブレイク毎年出演をさせていただいているライブイベント「カレーざんまい」。今年もお声がけいただき、今回「PAPAFRUTAS」として初めてのステージとなりました。

園児の前に立つときも、ライブハウスのステージに立つときも、なにかしらの「新しい試み」を課す、というのが気付けば我がバンドの通例で、「じゃないと面白くないよね」的な、「やってみたらどうだろう」という実験欲求が、今回もいくつかの形で現われたステージだったかと。

ようへいメンバーがそのあたりをばっちり「予定調和に陥らない定番、自己満足に終わらない即興の実現方法」で分析し文章化されているので、わたくしひさとしメンバーは、今少し情緒的なことを書こうかな(ていうかそういう感じのことしか書けない)。


まずバンドとしてステージに立つ機会がある、というありがたさ。お声がけいただいているカレーざんまい主催の鈴木さんに感謝です。やはりステージに立つ、舞台に上がることで得られる「肌がヒリヒリする感じ」は、立たないと得られません。そのヒリヒリを久々に感じました。その感覚は「生きている実感」のひとつだったりします。

出演が決まり目標ができることによって「やらなきゃ」と奮い立ち、あれこれとステージを構成します。今回「くわがた」という新曲ができたおかげで、そこを軸にして構成することができ、ありがたい限りでした。小学生・こうたろう君作詞による「くわがたかっこいい」という歌詞は、どうやら観客にも少なからず届いた様子。その手ごたえはありました。

創作ばかりにかまけているとわけがわからなくなる。ライブばっかりやるのもなんだか「そうじゃない」感じがする。籠って作ることと、大いに発表することのバランスを取りながらやることが良いのだろうなと、今回痛感しました。ステージに立つことの大切さ。


ようへいメンバーが「即興性」について書いていました。私としてはもっと即興に近づいていきたい欲があります。が、そこには当然ながらの「型」ないし「構成」があることは、今回やってみて実感しました。とりあえずは30分という時間構成を、きちんとやり通せる「型」を作る(それをしたいのかというとまだわからんですが)。そしたら四谷アウトブレイクを飛び出して、どこにでも行けるかもしれません。濃密な30分を構成し、そいつを多くのステージにかけて磨いていけば、次にやるべきことが見えてくるかもしれません。


ライブ前には思ってませんでしたが、やってみることで見えてきたことが多いステージでした。事前準備と構成と、あとは本番になったら力を抜いて遊んじゃう。昼からお酒も飲んじゃう。

そう、惜しむらくは予想以上に体力がついていかないこと。ちょっと踊っただけで息切れします。嘆かわしい!が、この先思えばそこも考えつつ、構成していかねばならないと思った次第です。

そしてまだまだやることはたくさんある。

(ひさとし)

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