作るということ

子供のころから嫌いではなかったと思うんです、むしろ好きだったと思います。作るということ。

小学校一年生になる娘がマインクラフトにはまっていて、それはもう毎日どっぷり何かを作っています(マインクラフトで)。やりすぎ注意なんですが、思えば僕も小さい頃は何かを作る行為に没頭していたような。

大学では映画を作っていました。卒業してからは演劇の世界に足を踏み入れ、舞台の時間を作る行為に没頭していました。今は今で、バンド活動を通して楽曲を作ったり、仕事柄Webコンテンツをどうしようとか考えています。

形は変われども、やっていることは同じなんだろうという気がしています。表現媒体が違うだけ。

ただ思うに、共通しているのは「言葉」であり、「詩」みたいなものです。詩の深み、ちょっとしたニュアンスの違い、傍目には「なにやってんの」というくらいに些細なことに多くの時間をかけ、そのどつぼにはまるとなかなか抜け出せません。

が、それは皆で作る行為を通して、ひとりでどつぼにはまることも少ない気がします。早めに聞いちゃう。「これ、どうだろう?」と。


歌詞を作るにせよ、バンド運営を考えるにせよ、消耗はしますが、そこに「作る」ということ、未開に入り込んでいくという面白味があることは否めず、まだ見たことのない光景を見たい欲求があるからこそ、そこには楽しみがまだまだ潜んでいるのだろうと思います。

2/22まだフォロワー0人!貴重!

(ひさとし)

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