53日目 声を磨く

声を出す時のコツとしては、「音の一つ一つが粒立っているかどうか」がポイントになるらしい。
感覚的なことを見事に言語化できているなあと感じる。

楽器に触らなくなって長い。
レッスンを受けることを辞めたのは、ついていくのがしんどくなったからだった。
ただ、音を発する悦びを感じられていれば、心地いいのかもしれない。
でも結局、レッスンをやめれば楽器から離れてしまっている現実。
人のことを羨んでいても仕方がない。
楽器を演奏できることも、自分にとってやりたいことの中に組み込んでしまえばいいだけの話。
それも、自分らしさにしてしまえるように。

相手に届く声を出すには。
自分の声を、言葉を磨いていく。

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