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【リフレクション】Xデザイン学校 #02 エスノグラフィ/行動観察


学び・気づき

①カスタマージャーニーマップは調査の直後に書け!

「1週間後にカスタマージャーニーマップ作ってない?」
はい。作ってます。
カスタマージャーニーマップは調査の直後に作らないとダメらしい。

質的調査において大事なことは「一次情報を収集すること」で、過去を思い出しながら(回顧法)のインタビューは一次情報に含まれないとのこと。
インタビューにおいて一次情報になるのは、「行為の背景を聞いたとき」だけ。人間は時間が経つと無意識的に自分の都合の良いように記憶や意見を変えたりする(最適化する)ので回顧法では一次情報にならないということを学びました。

1週間後に完成したカスタマージャーニーマップを見せながら「この時どんな気持ちだった?」と聞かれても相手は覚えてないので、単純な感情(喜怒哀楽)で回答をまとめてしまい、”○○だったから”嬉しかったみたいな「感情の理由」はその場で聞かないと正確に表現できないのかなと思いました。

②エスノグラフィと行動観察の違い

行動観察は調査設計を行い観察を行い、エスノグラフィは長期の参加型調査であることが分かった。
エスノグラフィではインフォーマントに「なぜ、彼らはあんなことしているんですか?」と質問し社会システムを知っていくことが分かった。
目的に応じてインフォーマントは複数人いても良いとのこと。

今回、例として小泉八雲の著書「Japan: An Attempt at Interpretation」のインフォーマントが奥さん一人だったという話を聞いて、当時はインフォーマントが一人でも十分なくらい日本人の価値観・文脈が同じだったんだろうと思い、現在の人々の多様性を改めて実感しました。

③エスノグラフィではフィールドノーツを書く

エスノグラフィで観察者はフィールドノーツを書く。
フィールドノーツは現場で起きた事象を時系列に沿って書いていくそうだが、この時シナリオで書くと良いらしい。
シナリオは、小説のような記述とは違い、再現性が高い。
他の人が見て再現できるようなシナリオを書くのがポイント。

と、覚えたが、正直シナリオと小説の違いが自分の言葉で説明できないのでここは次回までに考えてみようと思う。

さいごに

グループワークではプラットフォームビジネスについて考えました。
身の回りにプラットフォームビジネスは溢れていますが「何を民主化しているのか」意識しようと思いました。



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