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【SNS投稿和訳】ウクライナ戦況:オリヒウ方面情勢 日本時間2023年10月9日(Tatarigami氏)

はじめに:

ウクライナ軍予備役将校Tatarigami氏が、ウクライナ南部“ヴェルボヴェ〜オチェレトゥヴァテ〜ノヴォプロコピウカ”地区の戦況分析を、Xに投稿しています(日本時間2023年10月9日03:56投稿)。

以下は、そのX連続投稿の日本語訳になります。なお、記事中で使用した画像は、Tatarigami氏の投稿から転載しました。


日本語訳:

ヴェルボヴェ〜オチェレトゥヴァテ〜ノヴォプロコピウカ地区の最新情勢。

10月5日と9月28日の衛星画像を比較分析すると、火災発生地点が、主にノヴォプロコピウカ東方へと、また、ヴェルボヴェ南方へとシフトしている様子が分かる。

衛星画像を踏まえると、オチェレトゥヴァテ付近に位置するほかとつながりのない地域で、火災と砲撃があった明確な痕跡が見られる。だが、この1週間、情勢全般が大きく変化した様子はなく、直前の9月の数週間と比べて、動きが鈍化していることを示している。

ほかの注目すべき変化に、視認可能な砲撃がかなり減少していることがある。減少した理由の解釈はいくつか考えられる。一つは戦術とアプローチの変化であり、もう一つは弾薬不足の可能性である。また、攻撃の激しさと頻度が低下したというものも考えられる。

この状況は、ウクライナ当局者による以前の報告と一致している。ウクライナ側は、小規模部隊を用いた継続的な進撃によって、敵軍を徐々に押し返していくことの必要性を常に強調している。敵軍の戦力と能力を消耗させていくことに、引き続き重きを置いている模様だ。

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