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2022年未練・或爺杯感想戦(3)

この記事は、

感想戦(1)

感想戦(2)

の続きです。

Ⅴ 未練杯本番と所感

 ここでは実際の未練杯の動きを追いながら所感を綴っていこうと思います。(2)で記したように2021年未練杯でのCARはQB Trever Lawrenceと全体1巡を今年の1巡ピックを絡めずにトレードで獲得しました。

JAX
1巡1位+QB Trever Lawrence
  ⇅
CAR
EDGE Brian Burns+RT Taylor Moton+S Jeremy Chinn

このトレードをコミッショナーにDM入れて成立したのが開幕開始直後。まあ動きが早々にバレるのも…と思いましたので双方で話し合ってDMを入れるタイミングを申し合わせました。運営の皆さまにはご苦労をおかけしましたが、GMの皆さまには驚いていただけたようでよかったですw

 さて全体1位ピックで予定どおりハッチンソンを指名して、2位NYJがティボドー。3位HOUが両EDGEがいなくなったこともありSハミルトン。この段階で全体6位はピックすることに決まりました。で選んだOTは4位DET エクウォヌ、5位NYG ニールということで問答無用のチャールズ・クロスで決まり。実はこの間PHI GM担当あんだーどっぐさんのとこのスペースでオープンに「トレードしませんか?」(勿論差し迫っているのでするとなったら条件はⅤであげた④の内容で)とお誘い受けてましたが「ローレンス様を守らないといけないので笑」ということでお断りし、クロスの指名を入れて終了しました。クロス指名については、TL上で「これはやらかしたんじゃない」という内容を見たり、コメンタリーから「エクウォヌ・ニール両名が先に獲られて苦しい」との評価がありましたが、グループDMにご参加いただいた豹変さんは完成度重視とのことでクロスを好評価されておられたということで一安心。まあプランの想定範囲内の指名ということで満足いく結果というのが当日の終了直後の感想です。

 さてコメンタリーからは指名候補としてLBナコビ・ディーンの名前が挙がっていました。ほかの選択肢だとどうだったのか…と思ったので少々確認していきます。まず今回の未練杯の結果を反映すると大体ロースターはこんな感じです。

22未練杯1巡指名反映簡易デプスチャート(あくまで架空のものです)

このようにみると「これ勝利を確信してもいいんじゃないか」と思いますが、チャールズ・クロスのところを例えば3月ごろに噂になったデュアン・ブラウンのようなFA LTの獲得で戦えるとみなすのならば、もう1枚のEDGEやLBという手はありのように感じました。ただCARはハッチンソン(リアルの話をするとバーンズ)の対面のEDGEにも疑問符がある状況なので、一応パスラッシュも可能…という汎用性の高さでLBディーンよりLBデビン・ロイドの方が上に来るかも…と個人的には感じました。

Ⅵ 総括

 最後に総括ということで今回の未練杯でのCARの動きを再確認すると

JAX
1巡1位+QB Trever Lawrence
  ⇅
CAR
EDGE Brian Burns+RT Taylor Moton+S Jeremy Chinn

CAR
1巡1位指名 EDGE Aidan Hutchinson
1巡6位指名 OT Charles Cross 

として不安なQBの答えとして前年の全体1位指名のローレンス、13年に引退したジョーダン・グロス以来の答えを探して昨年も散々だったLTの答えとしてクロスを、そしてローレンスを迎える副産物で得たEDGE ハッチンソンをバーンズと入れ替えで獲得することで有能な(有能とみられる)EDGEを3年程度長くルーキー契約で保持できるという結果となりました。

 現実離れし過ぎとのご意見もあるかと思いますが、CARファンの皆さまにはぜひ画像の人が未練杯時空にいればどうしたか……と思ってください。就任1年目のドラフトでドラフト中のトレード回数でフランチャイズレコードを記録し、ダーノルド・CJヘンダーソン・ステフォンギルモアをトレード獲得、マシュースタフォード・デショーンワトソンとのトレード未遂、ラッセルウィルソンにオファー(素気なく断られましたが)……。かのGMならこれくらいのことはしそうじゃないですか?…ということでご納得いただければと思います。(という言い訳)

 さて当然のことながら明日日本時間4月29日朝から始まる2022年ドラフトではCARはドラフトピックの少なさからかなり難しい展開が予想されます。(またそれ如何で2022年シーズンも…)
というような状況ですが、まあ夢のような話で……実際夢の話でしたが楽しんでいただけたのなら幸いに思います。

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