見出し画像

初心者でも分かる契約書のみかた②「経済的利益の合意内容の明文化」

 目的として、いわゆる法律の業務に携わっていない方がご覧になって「これはよく分かる」を目指しておりま😱、が💪🏻、契約書の文言を法律用語を極力使わないで、かつ、簡潔にすぐに分かるようにというのは結構困難な事であります(私の能力の問題も多分にあると思われます🙏🏻)。
 街中で「誰でもよめる財務諸表」「初心者でも分かる〇〇」も、本当に何も分からない初心者が読みはじめても、結局は税務用語が分からない❓、会計用語が分からない❓、といった専門用語が分からない事で読むスピードが遅くなる😓、止まってしまう😱、とても残念な場合は挫折していまう方😭をかなり多く散見します。契約書の用語は、基本は法律に基づいている約束内容である場合は「法律用語」を使う事が多い(ほぼ法律用語しかない😓)ので、そこで止まってしまう事が圧倒的に多いです😓
 私が普段相談を受ける際に心掛けているのは①「先方との話し合いで何をする約束をして(契約の目的)」②「どちらが何をする・しない事を決めて(債権・債務の内容の決定)」③「いつまでに実行し(引渡し期日の確定及び受領日)」④「受け取る際に何を確認し、それはどの場所に持参し、いつ迄に実施を終えないといけないのか(納品物の引渡し場所の確定、検収項目の確定及び検収期間)」⑤「納めたものに権利が発生するものであった場合、その納めたものより発生する権利な先方と当方でどちらになるか(知的財産権、著作権著作隣接権等が生じた場合の権利の所在)」⑥「新しい会社の出資の金額の割合とそれぞれの会社からだす新会社の役員の数(出資比率と役員構成)」⑦「新会社で重要な決定をする際、多数決で同数だった場合どのように決めるか(取締役会決議の要件加重等)」(内容がバラバラになってしまいごめんなさい🙏🏻 整理をすると、①から⑤までが、主に一般的な製造業、サービス業、殆どの事業て確認が必ず必要な事項になります😋。支払い方法についてはあえて記しませんでした💴。⑥⑦は企業買収・会社設立等の際に非常に重要になる項目です🏢)は必ず確認します😋。ここで書いた内容が決まっていないと契約書ら作れないと言って過言ではありません😱。
 この①から⑦までに書いた内容を、改めて確認してください。全てが対価の発生を伴う事の「お互いの約束」になってます。「何かをした・しない」を守る事で「対価を払う」事を約束しています。契約書の目的は「経済的利益の合意内容を明文化し、書かれた内容は必ず実現する🌟🌟🌟」なのです。だから、約束の内容と、契約書に書かれいいる内容が全く関係ない事が書かれていたら😱、その契約者は「契約書として意味がない」事になります😭。例えば、コンサルティングサービスの提供を目的とした契約書に「検収の際納品物の三分の一の製品が検収条件に満たなかった場合、支払い額の半額に相当する額を返金し、二分の一の製品が検収条件に満たなかったら場合は全額返金する。」と書かれていたら、提供を受ける内容にも全く合っていないので修正しなくてはいけないという事になります😋
 上述の内容をご覧いただくとわかっていただきたいのですが、法務部が契約書を見るとき、契約する内容の説明がないと精度の高い契約書の確認が出来ないのです😭。
 依頼部署の方々も相手方との話し合い等、本当に大変だという事、とてもよく分かるのですが契約をしたはいいが毎月何千万円の損失が出てしまい😭、最悪の場合、数年後に会社が無くなってしまった😱等という事が起きては😱、多くの方々を「路頭に迷わせる」事になってしまうのです😭😭😭
 以上の内容を踏まえ、契約書を確認する際に①今回のビジネスなの目的になっているか😋 ②書かれている内容が今回のビジネスに合っているか😋 ③支払いがある場合、条件が当社の経理部門の基準に合っているか(経理部門に確認してください。)😋 ④成果物を納めた後の検収期間、検収終了の通知方法が記されているか(必要なら経理部門に銀行口座等を確認してください。)😋 ⑤成果物に権利が発生する場合、権利の所在が契約書作成前に合意した内容通りになっているか😋 等を確認してみてください😋
 かなり大雑把に書いているので全部は網羅できていません🙏🏻 あくまで「目安」としてご参考活用なさってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?