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ウェルフェアトレードショップの閉店😢

吉祥寺のマジェルカが閉店したのをinstagramで知って、代表の方のnoteを読んでいます。
福祉施設でいろんな素敵な物を作っていることを知ったきっかけのお店で、
いわばtime warpを始めるきっかけをくれた一つの根っこだったのだと思う。
IDを勉強している時、
及部先生の博物館実習でボーダーを超える芸術の可能性を知り、
リトアニアに行って障害児と初めて思い切り関わり、
及部先生の浦安の障害児のための芸術活動の手伝いや地域活動のワークショップなどについて周り、
それからはどう彼らと関わって何がしたいのかを世界中探し回ってた。
絵に描いたような自分探しの旅😅🌎。
ケニアで最終的に、障害のある人たちが社会に出たあと、働く場所として素敵な物を作る場所でデザインをしたいと思ったのが日本にやっと腰を据えられた時。

でもどうやって?

そうこうしてモルゲンランドと山下さんに出会い、
山下さんのサマーキャンプに押しかけ、
7年近い関わりの中で出会った恵さんにキャンプヒルを紹介してもらい
(わー恵さんて相当私に刺激を与えている)
そしてマジェルカのことも恵さんから知ったのだったな。

福祉施設の商品でなくても、小売のお店って厳しいんだろうな、、と感じるけれど
福祉施設の商品だったから難しかったところもあるのだろうか。。。
それは一体どこだったのだろう。
teras companyの発信も最近よく読んでいて、福祉的な売り上げ以外の売り上げを目指しておられる。A型とB型の事業所なので、うちが同じものを目指せるかというと今は頭がブロックされてしまうけれど、じっくり考えていかねばいけないと思う。

吉祥寺という素晴らしい立地で、たくさんの個性的な、クオリティも高い商品と並ぶことが今まで一つの目標でもありました。マジェルカの存在と、視点に触れ、正直発信力にもあやかりたかった。
言い訳ばかりになってしまうけれど、福祉施設、特に重度の方の多い生活介護ともなると、日々の支援でヘトヘトのクタクタ。制作は楽しいけれど、もうそれと大量の書類仕事で本当に手一杯。発信して、ファンを作って、わざわざ足を運んで、またはクリックして買ってくださるまでのハードルを超えてもらう仕組みまでどうやって作っていけるか、、マジェルカを一つの目標であり参考にしていました。
しかしコロナの影響もあり、それ以外の要因もあり、今までのやり方ではもう継続ができないという。。。
経済が目に見えて停滞する中で、雑貨の販売を活動の主軸にするのはしばらく困難かもしれない。工賃ではなく、表現や発信を中心にしていくのが現実的だろうか。。そうは言っても少しづつ売れることはあるので、、、一人一人、売れるものを作る人と、自己表現の時間を重ねる人が両方いてもいいのだ、という風にしたらいいのかな。無理しないで自然に売れるものは必ずこの世にある。芸術作品も然り。そこを見つめつつ、利用者も職員もみんなで喜びが感じられる・やりがいが感じられる場所にしていくことを大事にしていくしかないよね。
そしてお取り扱いいただくお店が喜んで、おもしろい、素敵、と言ってうちの商品をお取り扱い頂けること、
NPOの会員の方が活動への関わりを感じてくれることを作っていけますように。

ウェルフェアトレードという「これだ!」という標語を作り出したことにも最大限の感謝と尊敬を込めて、、マジェルカの閉店が残す福祉施設の課題を、福祉施設自身で向き合って新しい時代を作らねばなりません。そして感謝を御恩を無駄にせず、お返しできる日がきますように。お会いしたことはないけれど!


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