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こども水彩クラスデビュー。

ブツブツ言っていた絵画療法の時間をいよいよ始めました。
ヴェイルペインティングは教えたこともあったけれど、
もっと療法的な形で。

発達段階とか教育的に必要な活動の段階とかをそんなに知らないので
ほんとに絵の体験の中で思いの表出や新しい体験や成長に繋がれば
ということですが
新鮮な体験でした。

概念的なことが現れてこない子たちだったので
コローメソッドのケースではなかなか習うことのない道のりですが
それでも色や水にハッとして心に何かがキラっとしたのが見えたように思います。
アトリエの空間、畑、散歩できる場所があったことは大きな助けでした。

これからたくさん成長していくこどもたち。
お母さんはいろんな不安と期待を抱えているんだな。
高等部に入る頃には、ある程度覚悟がついてくるんだなと思うと
今のうちにいっぱい経験をして期待の方向性が広がると良いのだけど。
文字や言葉は一つの目指す方向なんだと思うけれど
学ぶ力ってその手前にあるようにも思う。

心地よい場所で、好きを増やして苦手を克服したり身を守る方法を見つけて
理解してくれる人をたくさん持って
社会と関わる・いろんな人と過ごす力
経験を増やすこと
健康(生活リズム、運動、食事)
ここから伸びてくるものが仕事や生きる術になっていけたらと思う。

放課後デイとかいいかもなあって一瞬よぎったけど、
なんだか法改正が頻繁だし、
時間に追われて個別の活動とか難しいし
やっぱり向いてなさそう。
栄さんたちと一緒にできたら良かったな。

余暇支援のサービスを活用したり
自費での一般に広く開いた活動にしておいた方が
結局今のところは未来が見えてくるな。

「楽しい」と、「発散、表現」
これは、太鼓もだなあ!
運営としてもそんな自由な場でできる部分を持っておきたいけれど
それじゃあ甘いんだろうか!
いや、中身は重みがあるからこのくらいの軽やかさで始めようっと。

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