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困った人たち(エホバの証人)その9(宗教2世こころのキズ③)

3歳年上の兄は、中学に入ってすぐ位の
時期に洗礼を受けてしまいました。さす
がは長男!親の言うことに従うとても良
い子に育ってくれ、母親の洗脳教育は大
成功したわけです。もう一人、弟もおり
まして、こちらの洗礼の時期などはわか
りませんが、後にふたりとも信者同士で
結婚をし、現在も信仰を続けています。
幸いなことに二人とも子供がいないので、
負の連鎖は防げたことになりますね。
しかし兄も弟もなぜ?あのインチキカル
ト教団の教義に対し、何らの疑念も抱か
なかったのか?それが不思議でなりませ
ん。迷いってなかったんですかね?
前回記事で書いた母親の生い立ちの中で
も触れましたが、兄にも弟にも信者以外
の友人というものがいません。幼少期~
小中高と進学し社会生活を送る中で、普
通はできるであろう友達という人の存在
が感じられないのです。彼らは信者以外
の我々のような人間を神の教えに従わな
い愚かな人であると定義しているわけで
すから?信者以外の価値観には触れない
ようにしているという事なのでしょうが、
結局のところは自分たちの信条を他人か
ら否定されることから逃げているという
だけのことなのですよね。
そしてもう一つ!とても不思議なことは、
私とは兄弟であり血縁関係があるわけで
すから?もしわたしがエホバ狂からの離
脱を図ろうとしたならば、普通なら必死
になって引き止めを図るでしょう?
なのに彼らはそうした行動を一切とらな
かった。なぜなんですかね?まぁ、自分
達さえよければそれで良い超ご都合主義
の人達ですから?それと、たとえ説得し
たところで私はあんなインチキ教義に従
う気などさらさら無いわけですし、彼ら
としても説得できる自信などなかったと
いうことなのでしょうけど。こちらとし
ては面倒が省けて良かったのですがね。

私はなんとか中学2年でエホバ狂から離
脱することに成功しました。ただ、、、
普通であれば一番の頼りになるはずの親
兄弟という協力者の存在をも同時に失い
ました。未成年の、しかもまだ中学生の
子が、真っ暗な海に、たった一人で船出
をしたわけです。まだまだ苦労、苦悩が
続きます。

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