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Rinkaku 制作記

アナ大久保くんの傑作ソロアルバム『HAPPY SAD』に、
PANORAMA FAMILYで提供した「Rinkaku」という曲を作ったときのことを書きます。



この曲は、作曲と演奏アレンジをPANORAMA FAMILYが担当して、
そこに大久保くんが歌詞をつけるというやり方で制作しました。

5年くらいまえでしょうか、、あんまり定かではないですが、
作ったときは確か朝で、何となくシンセを弾きながら鼻歌を歌っているときに
突然メロディがひらめいて、それをそのまま形にしました。
このとき目指していた雰囲気は、Benny Singsっぽい歌い方と2010年代くらいのUSインディーのトラック。
それで急いでビートを入れて、シンセを入れて、鼻歌で仮歌を入れて、スティールパンとベースを録りました。

それで、作っているうちに、これ大久保くんが歌ったら良さそうだなと思って、
大久保君にメールで送ってみると、良い感じの返事がきました。


で、歌詞がついて大久保くんの歌う仮歌が入って戻ってきました。

すると、なんていうか、
Benny Singsっぽい歌い方のニュアンスで作ったメロディが、「THE 日本」って感じになったというか。

自分としては、むしろそっちの方が面白かったし、かっこ良いと思えたので、結果オーライ。

こういう変化が人と曲を作ってて楽しい瞬間です。
自分の作ったものがさらに良くなる瞬間っていうか。

それで、アレンジのやりとりを何度かやってるうちにギターが入って、
アウトロに半分のテンポのビートがついて、ようちゃんのコーラスが入って完成。

ギターは、いつものfendar MEXの70sタイプのストラト。ベースもいつものfendar japanの2009年ごろのジャズべ。
シンセはLogicのもの、ビートもLogicで組みました。ラストの半分のテンポのところのビートはMPC500で組んだような気がします。

いろいろとこだわって細かい作業もしたと思いますが、なにせ5年くらい前に作ったので、記憶が曖昧です。。。

良い曲なので是非聴いて欲しいです。

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