『アプリケーション開発を自動化する時代』
要約
・ユーザ部門(非エンジニア)が要件定義し、それに基づくコードを自動生成してアプリケーションを作る時代が近づいている。
・非エンジニアの要件定義(INPUT)から生成されたコードにより動作するアプリケーションは、現時点では制約が多い(実現可能な機能が少なくUI自由度が低い)が、今後AIにより制約はどんどん少なくなっていくだろう。
・自動アプリケーション自動作成サービスが乱立し、その市場はレッドオーシャンになるだろう。それがわかっていながら「自分だったらこんなUIUXがいい!」という妄想が膨み中で困っている。がそうなったように。
あとがき
最近、要件定義やテスト仕様を作っている時間が、業務時間内に占めるの比率が大きくなっているんだけど、精緻に書けば書くほど、だったらソースコード書けばいいじゃんていう気持ちになったりする。
でも、このワンクッションは大事だなとも感じてて。ユーザ側にもエンジニア側にも、齟齬が無いような書類を作ろうって思うから、表現や記載項目にすごく気をつける。それにより、良いアプリケーションができる可能性が高まる実感がある。
てかだったら、この要件定義とテスト仕様書があれば、アプリケーションを自動で作れればいいんじゃないって思う事がよくある。
そんな中『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』を読んでたら、要件定義をユーザ部門がおこない、実装はソースコード書かずに行ったという事を知り、実装もユーザ部門ができちゃえばいいのにと思ったけど。でも解像度が低いというか、粒度荒そうなだから、ちゃんとアプリケーションできなさそうとも思った。テスト仕様までユーザがつくれれば、解像度はあがってくるな。それAIで補完しつつ解像度を底上げできれば、ユーザ部門でもテスト仕様書つくれるんじゃないかなと思ったの。
むかし、将棋ソフトが上位プロ棋士に勝つ時代がくるなんて想像できなかったけど、AIによりその時代がきたように、ユーザ部門がAIの力を借りてアプリケーションを作れる時代はくるんじゃないか。
でその時自分は、そういう仕組みを作る方にいたいな。
本文はコチラ→ アプリケーション開発を自動化する時代
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