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Pastela(お絵描きアプリ比べ⑧)

こんにちは ⠉̮⃝︎︎
2024年4月17日に登場した新しいお絵描きアプリPastela(パステラ)を触ってみました。他のアプリ達との違いや、気付いた事をまとめます。(2024年4月20日時点)

Pastelaの特徴的なところ

SNS Pixivとの連携

Pixiv(ピクシブ)という、絵の投稿・閲覧・コミュニケーションが出来るサービスの運営会社ーピクシブ株式会社が開発したアプリとの事で、
描いた絵をそのままPixivへシームレスに投稿出来る作りになっています。
PixivのアカウントでPastelaにログインすると、Pastelaのアカウントを取得・連携状態になるようです。
アカウントを持っていると他にもいい事があります。次の見出しです。

クラウドストレージを利用したキャンバス復元

アカウント登録をしていれば1Gのストレージを利用出来て、そこに入る限りキャンバスの履歴を残してくれるそうです。自動バックアップのタイミングによると思いますが、キャンバスの制作過程で好きな所に戻れるというイメージです。

いつの間にか消してはいけないレイヤーを消し、探しても探しても見つからなくて全てのレイヤーの表示・非表示を繰り返すなんて悲しみから解き放たれるということです。

(同じような機能を持つアプリ・・・Adobe Fresco、ibisPaint、Infinite Painter)

※クラウドストレージの利用容量別にサブスクリプションが用意されています。
1G(無料)、3G、10G、30G、100G


囲い塗りツール

線で閉じられた空間に色を塗ってくれる囲い塗りツール、Clip Studioユーザーにお馴染みの便利ツールですが私は他のアプリで見た事がありません。

この「間」線の中を塗る為にツールを選択して囲います。

しかし色が付きませんでした。
ショックでパネルを全オープンしました。原因を探した結果、囲い塗りはベースの色が白か透明の時だけ機能するよう。背景のグレーを消します。

再チャレンジ
塗れた!


もちろん投げ縄塗りも出来る↓


混色ブラシ

簡単に滑らかな混色が出来るブラシはとてもありがたいです。
ツール設定で自分の好きな混ざり方に調整したら、満足のグラデーション。

デフォルトで用意されている混色ブラシの名前が「混色1、2」です。極み。

レイヤー名を簡単に

レイヤー名を変える時、毎回タップして編集してタップして編集して…
なぜ今までこんな面倒な事を面倒だとも言えず、渋々やっていたのか。
Pastelaはレイヤー名変更時に入力候補から選択する事が出来る。デフォルトで候補が5個しかないけど、増やす方法は無いのでしょうか。
公式のガイドにも詳細は載っておらず、私は解りませんでした。
アップデートで候補を増やせるようになればいいですね。
そして今年の七夕、短冊に「全お絵描きアプリが入力候補選択方式になってほしい」って書きます。


UI

操作に手間取るシーンがあったので書きました。

スライド方式のサイドバーパネルはやさしい設計

画面端に向かってフリック
残像はイメージです


ツールバーのカスタマイズは少し手間です。
右列に並んでいるツールアイコンは単独またはセットになっています。
タップするとブワッと広がってセットの中身が展開されます。

ツールバーに並べる物を増やしたければ、下の画像の右下に見える+アイコンをタップして出てくるツールライブラリから追加、その後ドラッグして好みの配置にします。
既に並べてあるツールセットにブラシを追加したければアイコンタップしてブワッと広がったパネルに出てくる+から追加します。

※ツールパネルでペン自体の設定を変えて自分好みの物も作れます。
そのツールに名前を付けるなら アイコンタップ→更にポップアップしたパネルのアイコンをタップ→ツールの設定→名前とアイコン選択してOKで完了。

なのですが、ツールセット内で好みの調整を加えても、調整済みのブラシをツールセット外へ移動させる事が出来ません。複製も今のところ出来なさそうです。


ジェスチャー

2本指シングルタップ…Undo
3本指シングルタップ…Redo
長押し…スポイト


おわりに

個人的に他の有名アプリと比較すると物足りなく感じる点もありましたが、Pastelaならではの良さも確認できました。
いろんなアプリの価格が上がっていく中、無料なので気軽に試せます。楽しめる人が増えるといいですね!

それではさようなら ⠉̮⃝︎︎ばいばい

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