可愛い老夫婦になる為の道20200714(老人の世界)

全ては、記憶の中の事。

知らなければ無いのと同じ。憶えなければ無いのと同じ。忘れたならば無いのと同じ。

たとえ真実でも。

見なければ無いのと同じ。聞かなければ無いのと同じ。触らない、匂わない、触らなければ無いのと同じ。

無いものを伝えると。

無いものを伝えると嘘になる。嘘ではなく記憶の中の事柄を伝えているのです。無いものは記憶に無いのだから記憶に残っている事柄を伝えているのです。

忘れたく無い。

記憶力が全てでは無いが衰えてくる。体力も知力も全てが衰えてくる。それでも憶えているのは、大切な事だからだと思う。伝える事で繋がりが続く。伝わる中で記憶に残る大切な事は無い。

伝え続ける。

文章になって残っていることはその文章が在る限り残ったように思うが、全てでは無い。記憶して知識にはなるが、活かそうとしなければ無いのと同じ。自分の代では活かせなくても将来誰かが活かすかもしれない。その為に膨大な情報を整理して残す必要がある。それが伝統、文化です。

昔のものが好きな理由。

古くから伝わってきた伝統や芸能、文化、教育、今の自分には利益にならない活用していない事柄でも誰か先の人が活用するかもしれない。残しているのは経験です。年寄りの経験を馬鹿にするけれどお役に立てるかもしれないと思っているのです。

知ってるよと言われても。

あなたの記憶している内容を誰が知っているのでしょうか？たくさんの情報が入ってきて忘れていく。全てを忘れる日がきます。伝える事で再記憶できているのです。その頻度が多いのは、忘れたく無いからです。

大丈夫

いずれ何もかも忘れるのです。あなたもわたしも、今記憶していることが全てです。故郷のこと、親のこと、友達にパートナー、子供に孫に親戚も無いのです。

人は縁で繋がれて続いてる。

昔の誰かが伝えたかったことが今活かされている。それが何なのかはわかりませんが途切れることなくつがっているのです。縁が無ければ繋がりません。毎日同じ事の繰り返しのようですが、この人と縁で繋がる事が何かを伝え続ける事に繋がっているのだと思ってください。

noteは続く。

noteに無駄はありません。繋がる為のツールなのです。伝えていく事を続けるのだと伝え続けたい。