女子フットサルの公式戦はどんなものがあるか（2）

1.日本フットサル連盟とは

パート1で日本フットサル連盟及び各地域のフットサル連盟が主催についてお伝えしました。そもそも日本フットサル連盟とは何かという話になるのかもしれませんが、日本サッカー協会傘下の組織で1977年設立当時は「日本ミニサッカー連盟」として設立されたようです。確かに現在でもフットサルの事を「ミニサッカー」と呼ぶ人が多いですね。他にも「室内サッカー」「サロンフット」等と呼ぶ人も多いかもしれません。現在の日本フットサル連盟に名称変更されたのは1995年だそうです。詳しくはWikipediaをどうぞ(笑)

さてこの他の大会で主なものとしては「全日本女子フットサル選手権」「全日本Uｰ15女子フットサル選手権」が行わています。いずれも日本サッカー協会が主催している大会です。男子と比べると、U-18いわゆる高校生年代と大学生の大会がありません。大学生はともかく高校生年代の大会は是非とも開催して欲しいと思っているのは私だけではないと思います。できればフットサルプロパーではなく、高校の女子サッカー部が。その後のフットサル転向のきっかけになってくれると嬉しいなと思うからです。関係者の方々からも何度か提案されているという話ですが･･･。

2.全日本U-15女子フットサル選手権

この大会は日本フットサル連盟ではなく、日本サッカー協会が主催する、現在11回を数える中学年代の大会。以前から小学生から中学生年代になると女子サッカーのチームが激減するという問題はよく聞く話です。だからこそなのか、たまたまなのかU-15には全日本選手権が設立されています。全国9地域から優勝チームのみが出場できる大会で主にクラブチームが出場しており、学校だと優勝歴もある十文字中学、京都精華学園等も出場していますが、全国大会への出場は少ない状況となっています。日本サッカー協会に掲載されている過去の大会ページを遡ってみると現在日本女子フットサルリーグで活躍されている選手が何人か出場しています。

2-1過去に大会に出場した選手