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女子フットサルの公式戦はどんなものがあるか(1)

久しぶりの更新になってしまい、大変恐縮です。1月に入り各地で緊急事態宣言が発令された事により、フットサルの公式戦が中止や延期のニュースが・・・。ただ今季については公式戦が開催されるものの、大会やリーグによっては出場辞退を決めたチーム。そして仕事の都合や家族の都合で競技フットサルを諦めざるを得ない選手等、新型コロナに振り回されてしまったシーズンだったなと改めて感じています。もちろんフットサルに限った話ではないですが・・・。

さてこの公式戦ですが、女子フットサルについては今季大きく変わりました。日本リーグ、地域リーグ、全日本選手権、トリムカップ等、元々の成り立ちや公式戦の種類などを整理して分かり易くしてみたいと思います。「そんなの知っているよ!」なんて話もあるかもしれないですが、ちょっとした裏話も載せているので、是非見ていただけると嬉しいです。


1.日本女子フットサルリーグ

1-1.日本女子フットサルリーグ発足

女子フットサルの最高峰のリーグは「日本女子フットサルリーグ」です。2016年にプレ大会として開催され、2016-2017年より正式なリーグとなりました。このリーグは開幕当初のJリーグのように降格がありません。参入を応募し、リーグに承認されたチームのみが参加できるリーグです。シーズンは通年ですと6〜12月位の間に開催されます。

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日本女子フットサルリーグHP(http://w-fleague.jp/)

当初は下記の6チームで開幕しました。

<参加チーム>
さいたまサイコロ(関東女子フットサルリーグ)
バルドラール浦安ラス・ボニータス(関東女子フットサルリーグ)
府中アスレティックFCプリメイラ(東京都女子フットサルリーグ1部)
福井丸岡ラック(北信越女子フットサルリーグ)
Futsal Clube UNIAO Ladies(東海女子フットサルリーグ)
アルコイリス神戸(関西女子フットサルリーグ)
※所属リーグ、チーム名称は当時

当時の情報ですと10チーム程が手を挙げた中から上記6チームが参加しました。それなりにハードルが高かった事は予想されます。そういう意味ではFリーグの女子チームという事は運営面を考えると大きなアドバンテージだった気がします。ただ手を挙げて選考から漏れてしまったチームの中ではすでに活動停止しているチームもあるようです・・・。女子チームを継続させるという事自体もなかなかの高いハードルだと思います。

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